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地上にゴースト菌、空に大マゼラン雲


https://apod.nasa.gov/apod/ap200523.html

画面の右上方、澄んだ夜空に細かい砂粒が光っているような星々を背景に、大きく見えるのは、大マゼラン雲。その左上と左下に写っているのは、人工衛星の光。

大マゼラン雲は、地球から160,000光年離れたところにある、天の川銀河の伴銀河だ。

伴銀河(Satellite galaxy)は、重力の相互作用により、より大きな銀河の周囲を公転する銀河のこと。

地上の木のシルエットも綺麗だ。
ところで、画面右下に緑色に光っているものは何か。

これは、Omphalotus nidiformisまたはghost fungus(幽霊菌)
と呼ばれる菌類のキノコで、生物発光することで知られている。

オーストラリア南部とタスマニアに生育する。
(インドでも見つかったという報告があるらしい。)

夜の闇の中で妖しく光ることからも、想像がつくとおもが、有毒だそうだ。


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