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ウオーキング道の端まで行ってみるかという気になって


天気もいいし、ウオーキング道の端まで行ってみるかという気になった。行けども行けども道は続く。
いや、海岸線に沿った道だ。少し大きな川に出くわせば、そこできれるはずだ。理論的は。

あの白波の立っているところが、河口だろう。違った。
じゃあ、あの堤防が突き出ているところだ。堤防ではなく砂浜が光っていただけだ。


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水平線の上30度以上に、燦々と輝いていた太陽も段々下においりてくる。
帰り道のことも考えなければと、ここはスマホに聞いた。
どうも終端まで、あと2Kmはある。時間にして、30分ほどか。

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行くべきか、止めるべきか・・・
行かねば、いつか再度一から挑戦となる。
行けば、ここの地点まで往復1時間。今まで1時間半は歩いている。
ということは、出発点にたどり着くまで、2時間半。9時を過ぎる。

断念。撤収。
太陽は水平線上10度以下。明るいうちに辿り着けないな。

夕日を楽しむ余裕もなく、帰路を急いだが、やはり暗くなってしまった。
ふと海を見ると、おお!

漁火が。豪華じゃ。
これは、見惚れた。

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