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月とアンドロメダ銀河を並べると


https://apod.nasa.gov/apod/ap200925.html

もちろん合成写真です。
しかし、実際に月との比較で表すと、アンドロメダ銀河はこの大きさになります(目に見える大きさが)。だいたい月の5倍の大きさです。

なかなか壮観な風景です。
でもなぜこう見えないかというと、アンドロメダ銀河の距離は、250万光年あり、届く光が弱いから。

だから、肉眼で見てもぼんやりとしか見えないが、もしはっきりと見えたら、夜空にこんな風に見えるでしょう。
250万光年離れていて、これだけの大きさに見えるというのも、考えてみればすごいけど。

ところでこのアンドロメダ銀河、従来は13万光年くらいの大きさと考えられていたのだが、22〜26万光年の大きさがあることがわかったそうです。
含まれる恒星の数は、およそ1兆個になるという、巨大な渦巻銀河なのです。

天の川銀河と比べると、中心部にガスや暗黒物質が非常に少ない。
これは、伴銀河と合体する際に、剥ぎ取られたのではないかと推測されているという。

ちなみに、アンドロメダ銀河は、わかっているだけで、伴銀河を14個従えている。

現在、天の川銀河とアンドロメダ銀河は、互いに秒速300Kmで接近しており、40億年後には衝突し、その後20億年かけて合体し、一つの巨大な銀河ミルコメダ銀河(まあ、現代人が勝手につけた名前ですが)になるものと考えられている。


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