標準語を喋れ・・・・知るか!
電話相談を受けていた。
スポーツクラブを退会するにあたって、退会する月の前月の15日までに店頭で書面でしなければならないという規約の問題。
転勤するので、15日になって電話で退会したいと申し出たら、上記の規約のことを言われ店頭に来て書面で手続きして欲しい旨言われたという。
まあ、事務担当すれば当然そう言うだろう。
問題は、これが納得できないので何か言えないかと言う相談。
事務処理上の問題とか、そもそも本人確認の問題とかあるので、普通に考えたら致し方ないのではないかと答えた。
ただ、店頭で書面でしか退会手続きを取れないと言う点に関しては、消費者に一方的不利な条件として、争う余地はないこともない。でも、難しいだろうと思うと答えた。
書面を送ったらどうかという。
書面は、証拠が残るだけで、15日を過ぎたら翌月の会費の支払い義務がなくなると言うわけではない。
タイトルはどうしたらいいとかも聞き始めた。
お願いでも、通知書でも、退会届でも何でもよろしい。
タイトルは文章の中身を知らせるもので、本文が大事なのだ。(こういうのに限って、どうどもいいことが気になるようだ。)
なんてことを話すのだが、この相談者、理解力が劣るのか、単に自分勝手なのか、自分の言いたいことだけ言って、こちらの話をあまり聞かない。
(相談者は、書面が届くとクラブ側がビビるのではないかと思っているようだった。脅そうという腹かと、その心根のさもしさに、ちょっと興醒めした。)
アドバイスをしているとその内、自分は精神障害者なので、巻き舌にはビクッとしてしまうのでやめてくれという。
何のことかわからず、『はっ?』と聞き返した。
確かに巻き舌の練習はしている。
おかげで、googl君にrightを音声入力で認識してもらえるようになった。
だけど、日本語を話す時に意識的に巻き舌なんかするわけがない。
滑舌は良くないかもしれない。
しかし、この点はかなり意識して話ているので、そんなに問題になるほどではないはずだ・・・と思っている。
少なくとも、それが原因で威圧的になるとか考えられない・・でしょ。
となると・・・色々考えた。
(こんなことで頭を使うというのは、実に腹ただしい。クソ!)
方言か?!
私は、真剣に話し始めると方言がでる。
標準語で話すのが丁寧で、相手に敬意を持っているのだと勘違いする人がいる。
違う。
田舎者が標準語で話すときは、壁を作っている、鎧で心を固めている。
田舎者は、真剣に誠意を持って話すときは方言が出てくるのだ。私が標準語で静かに話し始めたら、そりゃ臨戦体制に入ったときだ。もはや情け容赦はない。
それに、日本に来たら日本語だ。
英語が通じないからと暴れるやつは、放り出せばいい。
同じく、田舎に来たら方言が基準だ。
標準語を話せだと。
アホが! 標準語で対応されて無為な人生を送る前に、とっとと都会に逃げ帰れ。
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。