カウンセリングとコーチングで迷って、受けてみて気付いたことや得たこと。
会社員時代、私はcotreeの書くカウンセリングを受けていました。
コーチングも勉強していたので、悩みに対してコーチングで解決していくことも視野に入れていました。
当時は心身ともにかなりエネルギーを消耗していて、「何か行動すること」への恐れを強く抱いていました。
「心身の疲れ」が激しい状態でした。
通常が0だとすると、明らかにマイナスの状態でした。
それでもコーチングが気になったため、信頼できるコーチに相談し、自己責任でセッションを受けさせてもらいました。「ネクストアクションを設定しても、行動できないことでより落ち込んでしまうのでは」という見立てを予めしていたので、セッション後「できない自分」を過度に責めることはありませんでした。
私はそのセッションで、「今はコーチングではない」とはっきり知ることができました。
しかし、コーチングがプラスの状態にある人に提供するものだという認識がなかったり、コーチ側からクライアントへの状態の確認が行われていない場合、気づかないうちにクライアントの状態が悪化していくことも考えられます。
なので、クライアントの状態が「0」を基準としてどちらに触れているのか確認することはとても大切だと思っています。
また、クライアント自身が自分の状態に気づいていない・盲目的にコーチングだけが手段になっている場合もあると思うので、コーチが中断を提案することもとても大切だと思います。
私は2年前からコーチングを学び実践してきて、今はカウンセリングを学び始めています。
カウンセリングの勉強をしながら、「これまでのクライアント体験」がとても活きています。
コーチングも、コーチのクライアント体験がとても大切だとよく聞きます。
カウンセリングを受けていた当時はとても苦しく、もうコーチングは受けられないんじゃないかと思っていました。
しかし、カウンセラーや家族、友人がともにいてくれたことで悩みの解決をすることができました。
今は当時の経験があったからこそ、知識としてではなく、心から寄り添える私がいる気がしています。
改めて、とても大切なことだと思ったので書き留めておきました。
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