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図書館で借りた本のクセが強めの女

ここ最近本を読むことから離れていたので、勉強する系の本(ビジネス関連とかそういうの)ではなくて、すすっと心に入ってくれる本を求めて図書館へ。

最近できた市立の分館なんだけど、オシャレで広くて本の種類分けが良いし、新書も多い!思わず長居なんて、通常運転。
自分が好きな系統の本棚の前に行くと、全部読みたくなる。上から下までタイトルと書き出しを読んで決める。

一通り物色して腕がだるくなり始めたので、貸し出しの手続きに。
今ってカメラの前に本を並べるだけでいいもんだから、一人10冊まで借りれるって知った時には、私の中の小さい私が歓喜の舞を踊ったよね(笑)

そんなハイテク技術のおかげですんなり♪と、思ったら何やらエラー。こういうの一回できればあまりミスらないタイプだと思ってたけど、すぐに司書さんにヘルプ要請。そんな時もあるし、頼れる人がいるならお願いしよう。

なんと、自分で数えてた時は5冊だったのに、7冊も借りてた(笑)
しかも借りていた本がクセ強で、『食』『サティスナブル』『魔女』関連ばかり(笑)

そうか、対面じゃなくなった分、この人これ読むんだ~みたいなのもなくなってたのか。

そりゃ、好みの本棚から持ってきてるから偏るとは思うけど、貸し出し手続きしてくれた司書さんが、私の顔をまじまじと見るもんだからさ。
ん?怪しいやつ認定かな?って…
別にいいんですけどね、すっぴんだったから照れました(笑)

それはさておき、私の大好きな一冊がこの片田舎の図書館にもあって、すんごくほっこりしたんですよ。
『日曜日はプーレ・ロティ』川村明子著
っていう本なんですけどね♡事あるごとに読み返したくなる一冊なんです。

『ちょっと不便で豊かなフランスの食暮らし』ってサブタイトルも、もう最高。人類みな、縄文時代の暮らしに帰った方がいいんじゃねーの!?くらいの極端な考えをもっている私としては、この不便さが織りなす心の豊かさがたまらんのです。

そんなじんわりと温まるお話は、食文化に興味がある人だけでなく、今を心豊かに生きたい、自分の人生を丁寧に過ごしたい方にも、読んでいただけると、私がしゃべるより伝わるかと思います。です!

[しかもね、この本に出会うまでのビハインドストーリーがあるのでいつか書きたいと思うのだけれど、この本に出会わしてくれた友人に、図書館にあったことを何気なく報告したら、作者の方へ伝えてくれて、とっても胸アツストーリーが爆誕したんです TT くーっ!自分の感動が作者に伝わる世界線を誰が想像できただろうか TT ]

さあ、図書館で借りてきた本ということは、返却期限があるわけで、7冊を三週間で読破しなくては!なのですが、あえて読書の時間を確保するってなんか好き。

SNS開いたら、次々流れてくる情報に飲まれてしまって、もうこんな時間!ってなるのが、“最近は”しんどくなってきたので、原点回帰。本の虫になるぜ!

そしたら、ふと気づいたのが『私、フードライターの書いた本が好き』ってこと。
夏至のパワーとやらで、私の中身の再認識が起きてるらしいんだけど、単に食文化に興味があるんだと思っていたら、その食にまつわるビハインドがある事が好きなんだと。

なんでもそうだけど、その人の肩書よりも、その人がなぜここに至ったのか、なぜこの道なのか、どんなパッションを持っているのかの方が興味ある。ENFPの極みってか!☆テヘペロ

今日読み始めた一冊はね、
『「ダメ女」たちの人生を変えた奇跡の料理教室』
キャスリーン・フリン著 村井理子訳

もう冒頭のワードチョイスにやられてて

“マヨネーズは定期的に自分で作るタイプの女性だ”ってやつ。

私も料理をすることや手作りが好きなので、この一文に、くーっ!ってカードマンの人また出てきそうだった。

常備しとけば便利なものたけど、そんなに使用頻度は高くない。素材を知れば、手作りした方がいろいろ安心安全。でもそのひと手間ができるかできないか。みたいなところなんだけど、上記の女性はそれらをも知っていて惜しまずにやるっていう人柄がこの一文で読み取れたんだよね。

はあ…この感覚わかってくれる人とは、マジで友達になれる。いや、なってくれる人がいるか?って話だけど。

今回借りてきた本たちを読み終わった頃には、私はどんな変化をしているのか楽しみなところよ♪(笑) 鬱蒼と茂った森で暮らしてるかもね。

今日も付き合ってくれて有難う♡ またねっ

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