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はじめてのブラジャー|ステップ1・2・3

女の子が成長すれば必要になってくるのが「ブラジャー」です。

姉は、いつだったかの、はじめてのブラジャーを克明に記憶していてブツブツと話してくれたけれど、私は全く覚えていませんでした。子供時代に自らブラジャーに対して「必要」を感じたのはいつだったのだろうか。

というのも、ここのところ身長の伸び方がいちじるしい姪にも、そんな時期がやってきてまして。親目線で「必要」となったらしいのですが、本人は「面倒」のようでした。ああ、なるほど…彼女は「面倒」に感じる部類なのですね、という感じ。

そうなのです。
全員ではないけれど、女の子はブラジャーを「面倒」と思う場合があります

しかも、女の子には「面倒」と言ってしまえば「面倒」なことが多い。少女期からどんどん「面倒」は複雑多岐に増えていく。それは、女性ホルモンとの長い付き合いなのです。

一方で、漫画を読むようになって、ブラジャーが「必要」な男の子が存在することを知りました。面白おかしく描かれていたけれど、場合によっては女の子より深刻な面もあるでしょう。ファッションになってしまうという抜け道まで、葛藤がいろいろあるかもしれませんね。

さて、はじめてのブラジャーというものは、比較的ネット購入というわけにはいかないものの一つです。そもそも、はじめてじゃなくてもブラジャーを試着なしで買うのはどうなのか。人によって意見が分かれるところですが、私は、買い慣れるまで一度はフィティングして売り場で購入する方がいいと思いました。し、はじめてなら他人の意見が参考になると思いました。

で、デパートへ買い物に行くというので、先日つき合ったのです。
大事なのは、

1. 着心地・サイズ
2. 色柄
3. 値段

1 着心地・サイズ
サイズについては、商品のラインナップも日々変化しているようで、A60とかではなくて、「ステップ1」「ステップ2」「ステップ3」という目安ができていました。このようなステップ段階のブラジャーは、綺麗なカップで胸を覆うわけではなくて、胸と服との間に厚めのクッションを挟むためのバンドという感じでした。それだけなのですが、重要な役割を果たします。

姪が4つほど試着しているのを見ていて、素人目にも購入するならアレとコレだなとわかります。当の本人の意見もそれと一致していました。

決め手は何かというと、大人と変わりません。胸の下にくるゴムがキツすぎないかどうか、肩紐が長すぎないかどうかです。肩紐調整ができるものもありますが、肩紐が柔らかくて伸縮している製品なら肩から紐が落ちてしまったりしないようです。

2 色柄
意外だったのは、色が強めだと透けやすくてブラジャーを着用していることが周囲にあからさまになるので嫌だっという好み。面白いなと思うのです。街を歩けば、ブラジャーを透けさせてファッション化している人にかなりの確率で出会います。一度、彼氏に「あれはワザトなの?それとも気づかないの?」と聞かれたことがありました。そのときの彼はファッションとは思わなかったらしい、というか、ファッションである前に別のセンサーが反応してしまっているようでした。

3 値段
今回のものは、ステップ系でだいたい2,500円前後。
洗濯時の代え用に2つ購入すると5,000円前後。
同時に、サニタリーパンツも勧められます(し、はじめてのブラジャーあたりで準備が必要だと思います)。
合計で10,000円くらいでしょうか。

試しに、急遽ファッションセンター系の量販店で小学生用ブラジャーを購入したら500円前後だったそうです。姪の場合は、ゴムが硬いとか、動きが激しいとめくれ上がるとかで、買い換えることになったようです。この項目あたりは家庭により要検討ですね。


帰る道々、お父さんしかいない女の子は、はじめてのブラジャーをどうやってはじめるのだろうか?と気になってしまいました。学校の先生が気づいてアドバイスをくれるというケースは見たことがあります。身近な人で、誰でもいいから信頼できそうな人に相談できるといいですね。それがお父さんなら安心です。



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