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【本】まちがい探しみたいな本だけど、何度もひらく価値がある本

『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』
福井県立図書館 講談社



福井県立図書館のカウンターで出会った、タイトルの覚え違いが正解とともに紹介されている本

図書館の役割には本の貸し借りだけでなく、「リファレンス」という、利用者の方が探している情報にたどり着けるようにお手伝いをする仕事もある
スムーズに情報提供ができるように、職員間でちょっと戸惑ったリファレンス事例を共有しているらしい

その共有内容を見直したときにすごくおもしろくて、この内容を発信しながら福井県立図書館のリファレンスサービスをもっとアピールしていこう、となったそうだ

図書館ならではの数々の間違ったタイトルやヒント

惜しいタイトルもあれば、何ひとつかぶってないタイトル、全くわからないヒントまである

本をよく知ってる人ならば、カウンターで真面目にこの間違ったタイトル言われたら、離席してひと笑いしてからじゃないと戻れないんじゃなかろうか

想像するだけでも、それをせずに対応できる図書館のプロの人はすごいなと思う

例えば

「ウサギのできそこないが2匹でてくる絵本」というヒント
↓↓
正解は『ぐりとぐら』

よくわかったな、という感想しかでない


面白おかしく図書館員の立派な働きぶりを知ることができる本

かんたんな本の紹介も添えてあり、この本読んでみようかな、という出会いもあるから何回でも開いてみる価値がある本だ


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