Capture:4 迫る、
お祭りを終え、2学期の行事関連の動きが
徐々に見られ始めた8月の上旬。
やっとこさお盆休みを迎えたが、
いきなりかなり動き回ることになった。
お祭りからちょうど1週間後の早朝4時。
私は近所のコンビニの前で、友人や親と
少しばかり談笑していた。
「マジカルミライ大阪」の開催2日目。
グッズの調達や様々な面を考え、
始発で会場のある、大阪は住之江区の人工島
咲洲に向かうことにした。
4時台に地元を出る始発電車に乗り、
5時前には大阪梅田に到着した。
土曜日ということもあり、思っていたよりは
人がいるように感じた。
そこから地下鉄を乗り継ぎ、5時半頃に
咲洲の玄関、コスモスクエア駅に着いた。
そして更に1kmほど歩くと、会場の
インテックス大阪に着いた。
既に30人ほどの人が広場で待っていた。
列の形成は7時頃からとのことで
かなり時間があったが、朝食をとるなど
時間を潰して、7時になったかと思えば、
まさかの後方から列形成が開始。
最終的には少し後ろの方になってしまったが、
なんとか待機列に入ることはでき、会場へ。
涼しい3号館の中で1時間半ほど待機して、
遂に午前9時頃、企画展会場入りを果たした。
そこからの時の流れはまあ早いもの。
企画展を楽しんだり、グッズを購入したり、
会おうと決めていた人たちと交流したり…
そんなことをしていると、
すぐに昼公演の入場が始まり、入場した。
そこからはとにかく動いて叫んで…
時々涙もありの最高の約2時間だった。
その分体力の消費もものすごく…
後に早めに切り上げることになった。
終わったあとは少し交流をしてから
近くの大阪府咲洲庁舎の展望台に登った。
256mという高さの割には入場料は安価。
眺めもよく、個人的にはかなり高評価だった。
1時間ほど楽しんだ後、インテックスに戻って
本来なら私は夜まで残るはずだったが、
先述のライブで体力を消耗したこともあり、
早めの撤収を決断した。
そのため、交流した人々に挨拶をしてから
近くにあるニュートラムの中ふ頭駅へ。
朝降りたコスモスクエアで中央線に乗り換え、
ずっと同行してくれていた友人を
途中の弁天町で見送り、ひとりに。
コスモスクエアから4駅の九条で降りた。
前々から考えていた流れだと、
ここから少し歩いたところにあるラ・ムーに
行くはずだったのだが、体力面の問題や
後述する、狙っていたものとの兼ね合いで
それをやむなく断念。
最後の用事を済ませようと動き始めた。
その狙っていたものとは、6月にデビューした
中央線の最新車両「400系」。
それを撮影することも考えていた。
運用を確認すると、幸運にも立て続けに
2本やってくることが分かった。
それに乗って、更には写真に収めるためにも
ラ・ムー訪問は諦めざるを得なかった。
時間調整をして、400系に乗車。
向かう先はコスモスクエア方面に2駅の
「朝潮橋」という駅。
環状線に乗り換えられる「弁天町」と
海遊館や天保山を有する「大阪港」に挟まれた
あまり目立たない駅だが、
中央線の撮影地としてはかなり有名な場所だ。
少し待っていると、1本目がやってきた。
特徴的な八角形の前面形状にフラットな側面。
洗練されたデザインはまさに宇宙船のよう。
この車両も様々な愛称が既に付けられており、
「宇宙船」はもちろんのこと、
某有名デジタル腕時計に準えて「G-SH●CK」
なんて愛称までつけられている。
確かに前面形状は似ている気もするが…()
それはそうとして、1本目を撮影したあとは
続けて2本目も撮影。これで今日のノルマは
一応達成出来たことになるだろうか。
ここからは自宅に帰るのだが、ちょうどよく
車通勤をしている家族の仕事終わりの時間に
ピッタリだった為、乗せてもらって帰った。
本当に楽しかったが、かなり疲れも…
でも行った後悔は全くない。また行きたい。
そんな思いを持った長期休暇の真ん中だった。
だが1つ楽しみが終わったことで、
着々と迫りつつある現実に、
少し気づいてしまった気もした。
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