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unity1weekを1日で完成させた話


概要

まずunity1weekとは。
Unityを使って1週間でゲームを作るお祭りです。
今回は現時点(8月19日(月)23:27)で249作品が公開されています。

今回は2024年8月12日(月) 0時 〜 2024年8月18日(日) 20時の期間でした。
お盆休みなんてなかったです。
土曜日も日曜の午前中もちょっと仕事してました。
が、unity1weekにゲームを作って提出できました!
以前から参加したいと思っていたので、今回参加して完成させられて、個人的には満足です。
20分遅刻しましたが、誤差という事で…

この記事について

この記事はほぼポエムです。
次回や今後に向けた自分の反省点まとめです。

できあがったもの

テーマが「かえす」だったので、
カードを裏返す、と星座を夜空に帰す、をコンセプトにしました。
「星座の形と名前を覚える神経衰弱」です。

これを1日で作ったので反省点などをまとめていきます。

UnityのWebGLは先にダウンロードしておく

僕はビルドをしようとしたタイミングで気が付きました。
unity1weekが始まる前にダウンロードを済ませておくといいと思います。

初回ビルドは時間があるうちに一度やっておく

細かい理屈は知りませんが初回のビルドは遅いので、時間があるタイミングで一度やっておくとよさそうです。
寝る前とか、お風呂に入る前とか、ご飯を食べる前とか。
2回目以降のビルドは1回目に比べると早いです。

アイコン画像は早めに作る

unity1weekで使用するサービスのunityroomで使えるアイコンの仕様は以下の通りです。

※ファイルフォーマットは .jpg .jpeg .gif .png が利用できます。
※ファイルサイズは 512kb 以下である必要があります。
※推奨サイズは 縦横 512px です。(超える場合は縮小されます)

そう、gifが使えます。
提出されているゲーム一覧を見るとわかりますが、完成度が高いゲームはだいたいgif動画のアイコンを使用しています。
これがあるかないかでパッと見での魅力が全然違うと思います。
おもしろいゲームを作るのも大事ですが、おもしろそうな見た目のゲームを作るのも大事だと思います。

自分が作った事のあるゲームシステムを再利用する

これは時短テクニックというか、結果的にそうなっただけ、とも言えるんですが、1日で完成させるのに作った事もない新規ジャンルのゲームを作るのはハードルが高いと思います。
元は神経衰弱でも少しアレンジしたら別のゲームになる、と自分に言い聞かせながら作ってました。
今回のものはちゃんと別のゲームになった、と思ってます。

6日間でゲームのアイデアを考えておく

これが一番大事かもしれないです。
僕が考えたゲーム案は

・鳥をかごに帰すゲーム(8/13(月)25時)
・ブロック崩し(球を跳ね返す)×タイピングゲーム。左右に分かれたタイピングゲームで、右手/左手側のキーで正解するとパドルが右/左に動く(8/16(金)15時)
・ブロック崩しでボールを星座に帰す(8/16(金))
・「じゃますんでー」「じゃますんなら帰ってー」ゲーム(8/17(土) 17時)
・神経衰弱×星座暗記ゲーム:カードを裏返して星座を夜空に返す(8/18(日)15時)
・たまご孵化ゲーム:画面をタップし続けて孵化
・「借り物競争」の逆で「返し物競争」
・「お言葉を返すようですが」ゲーム。敬語とギャル語のペアを対応させるゲーム

と、8案ほどそれっぽいのを考えました。
記録に残ってるのだけですが、実際は他にも何か考えたりしてた、と思います。
その中から1日で何とかなりそうだったのが今回作った神経衰弱×星座暗記ゲームです。
実際時間がなかったのもありますが、今回のテーマ「かえす」でゲームのアイデアがあまり浮かばなかったから手を動かせなかった、というのもある気がします。
ゲームのアイデアを考えるのって難しいです。

当時の振り返り

最終日の日曜日15時にこのコンセプトならいける!
ツイートしながらなんとかなれ!と作り始めました。
ここから一気に作ったので、実作業時間は5時間程度ですね。
以前作っていた神経衰弱のシステムとかエフェクトとかを一部流用はしてますが。

今回一番描くのが難しかったいて座。
星座詳しくなくて、もっと単純な形だと思い込んでました。
ゲーム作りの鉄則のひとつで、一番難しいところから作る。
を実行してますね。
この後は2番目に難しそうなふたご座の画像を作って、2種類の画像ができたので先にシステムを作っていきました。

18時に基本的なシステムが完成。
ここまで3時間。

基本システムができたものの、CPU対戦の実装は無理だと思い、今回は見送る判断をしました。
アップデートして追加できるような仕様はガンガン削るしかないと思ってます。
最低限ゲームとして成り立っていればいい、と自分に言い聞かせつつ。

19時。締め切り1時間前にゲーム内で使う星座の画像12枚+星座の名前の画像12枚が完成。
iPadもあるんですがマウスで作りました。
画像を作って転送する手間も惜しかったですが、ドット絵ならマウスでも悪くないと思いました。

締め切り20分前に音実装完了。
もうギリギリですね。

締め切り5分前にWebGLダウンロードでやることなくなってツイートしちゃってますね。
これからunity1weekやってみたいなって方は、これだけでも覚えて帰ってくださいね。
WebGLは先にダウンロードしておきましょう。

unityroomにアップロードする際にはGzip形式で圧縮したファイルが必要になります。
初期設定ではCompression FormatがGzipになっていないので、これも気をつけましょう。
僕は数回ビルドしなおしました。
確認する場合は「Build」ボタンを押してしまうと確認ができないので、「Build and Play」ボタンを押す必要があったりします。

なんやかんやでなんとか約20分遅刻でアップロードできました。

アイコン画像もマウスで描いてるので手抜きにしか見えないですね。
このアイコン画像の出来がゲーム全体の出来を表していると言っても過言ではないと思います。
客観的に見ておもしろそうに見えないですし、クオリティ低そうです。
中身もまぁ、1日で作っているので見た目通りといえば見た目通りです。
というわけで大急ぎで1日で完成させた話でした。

まとめ

unity1weekは1日しかなくてもなんとかなる!
でも次はもうちょっと見た目のクオリティをあげたいな、と思いました。
次回作にご期待ください。
あと今回のゲームを作った事で星座の名前と形を覚えることができたので、何か雑学が身につくようなゲームを作ると、誰のためにもならなくても、自分の知識が増えるのでおすすめです。


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