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実録・プロダクト企画現場日誌(仮称):企画レビュー会のリアル

実録・プロダクト企画現場日誌(仮称) is 何

プロダクトマネジメント入門書にはおよそ掲載されないであろう、地味地道で華のない、リアルなプロダクト企画の話を主としたSS(ショートストーリー)です。

今日のお話

新人がHowベースで企画書つくって、レビュー会に上げたら、企画内容の説明前に再提出を言い渡された話

〜ある日のレビュー会〜

新人「よろしくお願いします!きょうはA施策についてレビューおねがいします。まずこの施策はXプロダクトのY機能に〜」

先輩「(企画書をざっと読み込んで)うーん、ごめんいったんいい?これHowの話に終止しててWhyの部分がよくわからんのでちゃんと説明してもらえる」

新人「えっ?Whyですか?」

先輩「そうそうWhy。なんでこの施策じゃないといけないのか。新人さんの企画、実装したい機能の仕様や画面は載っててキレイなんだけど、なんでやるか、やる必要あるかが企画書読んでもピンとこなかった。」

新人「…えーっと、同様のサービスを提供してるZ社のサービスみて思いついたんですけど、うちにも必要かなって…」


先輩「うん。ちなみにさ、なんでZ社はこの機能実装してるのか考えた?Z社も何か理由があって実装してると思うんだけど。」

新人「えーっ…たぶんhogehogeってことなんだと思うんだけどな…(ゴニョゴニョ」

先輩「うん、その仮説を支持するデータって企画書に書いてる?」

新人「あっ……書いてないです」

先輩「うーん。じゃあまずはそこらへん整理して、次のレビュー会もってきてもらっていい?新人さんだけだと時間かかりそうなら他の先輩たちも入っってあげて。じゃあ次の起案、お願いします。」

〜おしまい〜

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