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婚約

娘、息子ほど年の離れた飲み仲間、その2人が婚約した。

こんな小さな小さな町では男女の出会いの場もほとんどない
遠くから就職で1人この町にきた彼女は、友達を、そして彼氏を探していた

見かねた私の同僚が、同僚自身が監督をしているサークルを通じてお互いを紹介した

気があった2人は程なくして付き合うこととなった

ここから200kmほど離れた町にすむ彼氏はこれまでも何度か会ったがなかなかの好青年だ
一緒にお酒を飲んでも人懐こく、ユーモアに溢れ、何より知性がある


「もしかしたら結婚まではいかないかも、彼女の方が結婚願望なさそうだし」
以前、同僚がそんなことを言っていたが、そんな心配も杞憂だったようだ

そんな2人の婚約というのは本当に嬉しかった

「良縁」

かつて結婚を望むも叶わず、家庭を持つことを諦めた私が届かなかったもの

私の分まで幸せになってもらいたい

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