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随筆 「サウナ」




サウナはビジネスツールだ、という人もいるが、まさにその通りだと思う。

以前、仕事で思い悩んでた私は、同僚からサウナを進められた。
なぜにサウナ?と私は思った。風呂に入って心身共にリラックスするのならわかるが、サウナは熱いだけの我慢大会のような気がして昔から苦手だった。

これまでサウナはただ熱いだけとか、水風呂は血圧に悪いとか思い込んで避けてきたが、もっと早くにサウナの入り方を知るべきだった。

実はサウナには入り方があった。
サウナ → 水風呂 → 外気浴 の順番で入り、最も重要なのは外気浴、つまり休憩だった。

サウナで身体を火照らせ、そして水風呂に入り一気にかだらを冷やす。
水風呂から出て外気浴する。この時に体温が正常に戻ろうとする。
このことにより交感神経から副交感神経に切り替ることで全身のだるさや疲れが取れる。

外気浴していると身体がふわふわした感覚になる。
これが俗にいう「ととのう」という感覚だ。この感覚はクセになる。
現にこの「ととのう」感覚にはまったサウナーは大勢いる。

今日もサウナでととのえてきた。
明日の仕事も頑張れそうだ。

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