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習慣にしてしまう
新春に思い出すのは、中森明夫さんの2014年1月2日のツイート。
昨日、元旦に2014年初原稿を書いた。ライターは毎日原稿を書くべき。書かないと文章がにぶる。スポーツと同じ。一日書かないと回復に二日かかる。メール、日記、ツイッターの類ではダメ。作品としての文章。練習試合では腕が上がらない。実践あるのみ。ライター志望者は毎日文章を書くべし!
— 中森明夫☆最新小説『キャッシー』 (@a_i_jp) January 2, 2014
"昨日、元旦に2014年初原稿を書いた。ライターは毎日原稿を書くべき。書かないと文章がにぶる。スポーツと同じ。一日書かないと回復に二日かかる。メール、日記、ツイッターの類ではダメ。作品としての文章。練習試合では腕が上がらない。実践あるのみ。ライター志望者は毎日文章を書くべし!"
毎日っすかー厳しいーーって思う人もいるかもしれないけれど、日々風呂に入るように習慣化してしまえば実は厳しくない。
もうひとつ新春になると思いだすのが『天才たちの日課』(メイソン・カリー著 金原瑞人/石田文子訳 フィルムアート社)。
ヘミングウェイ、フロイト、マルクス、ピカソなど161人の"クリエイティブな仕事を残した人"の毎日の習慣が描かれている本。
原題は「DAILY RITUALS:How Artists Work」(日々の儀式、アーティストはどう取り組むか)。
1人につき1ページから4ページ。規則正しい良い習慣だけが並んでいるわけではない。日本語版のサブタイトルが「クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々」であることか分かるように、悪習や奇習も描かれていて面白い。ベートーヴェンはとにかく手を洗うらしい。
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