プロ7人が原稿を講評すると

宣伝会議の編集ライター養成講座即戦力コース、通称米光講座の8回目は、エキレビオーディションだった。

エキレビ編集長をはじめとして、プロの編集者、ライターが7人ぐらい遊びにきてくれて、ひとつずつ原稿をピックアップして、それぞれの講評を交わしながら進行。

7人もいると、講評が多角的になって、おもしろい。原稿の欠点は、(おそらっく)ほとんど同じように見つけているのだけど、それを修正する方法の入射角は指摘する人によって違っていて「ああ、そうする手もあるな!」という点がいくつもあった。

その人の立ち位置で着眼点がちがっていることも興味深かった。

日々更新しているWEB編集者だとやはり、タイトルに込められる旬なネタかどうか、読者の興味を引っ張ってこれるネタになってるかどうかが、最初の評価の基準になる。

エキレビ編集長は、発見がどこにあるか、それをどう伝えようとしているかに着目する。

ライターで活躍している人は、そのネタをどうやって届く文章にするか、どういう構成にするかについて語る。


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