僕たちは子どものリーダーなんかじゃない。【子どもの選択肢を減らすな】

2020.4.12.日 #267日目

‪「子どものリーダーを務めるのは私だ!」‬

親になった途端に独裁政治で子どもの将来を勝手に方針決める人がまだまだ居る。

そんなことしてるから、子どもが耳を貸さなくなったり、話を聞いているフリをしたり、嘘をついて誤魔化そうとしたりするんじゃないのだろうか。

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さあ、耳が痛い話をしよう。
今日の米田は怒り口調だ。

子どもが選んでも、親が選んでも、道間違いが起きる確率は一緒。

「あんなのはやめなさい」
「あんな子と付き合うな」

そうやって、自分の知らない世界を子どもにも制限かける。自分がその子を制することができなくなるからだ。

‪違うだろ。
制するのはお前の仕事じゃない。
子どもに必要なのは、制する者じゃなくて、制することのできる自分になるチカラだ。

「自立」を目指すわけだ。

自分より経験少ない子どものために、本人の選択肢を増やす努力するのが親の役目だと思う。‬

親でなくても、保護者的な立ち位置に居る人間全てに当てはまることだと思う。

子どもを何もできない奴と認定したり、子どもをなんでもできる子と認定したりする権限は親にも保護者にもない。


勝手に決めるな。

もう一回言う。

勝手に子どもの選択肢を減らすな。

子どもを信頼しようとしてもいないお前が子どものリーダーになれるわけない。

子どもに過重の期待をかけて棒で叩いて子どもを鍛えるあんたにリーダーを務める資格はない。

一生懸命に自分の独裁政治をなんとか成功させようとする日々を過ごして、まだ気がつかないか。

日々、信頼と信用どちらも失っていることを。

子どもがお前にとってのいい子いい子に育つということは、その子どもはお前から自立することをやめたということだ。

「自立」をやめたんだよ?

今お前が暗殺されたら、
自立をやめた子どもはどうなる。

死ぬしかないのか。
次の独裁者を探すしかないのか。


そういう子どもが増えていると思いませんか。

誰かに怒鳴られないと動かない。
誰かに褒められないと動かない。

そういう子どもになる。

それがあんたの望む未来なのか。
そんな人間を育てて満足なのか。


しんどいことにめげる性格を生んだのは間違いもなく親世代だ。

自分がそういう時代を生きたからと、自分の子どもに「自分にとって正解のしんどいこと」を押しつけて、圧力政治をして来た結果じゃないのか。


僕は、プールコーチを4年やっているので、子どもとは多く関わっています。

コーチの目標は、コーチが不要になることであり、そのために今を支えることなわけです。

そんな中、褒めないと動かない、怒鳴られないと動かない人間をつくり上げるやり方をし続けてはいけないと知った。

永遠に褒めなければならない。
永遠に怒鳴られなければならない。

一生誰かのアメとムチが必要な人間が完成されて、またその自立できない子が「かわいい子どもがほしい」と言って次の世代の子どもの親になろうとする。


で、今、コロナで浮き彫りだ。
自立してない発言を平気でして、
自立できない宣言を平気でして、
自分じゃない、国のせいにする。

税金ちょろまかしていた人間が、
税金を俺に分けてくれと叫ぶ。

そろそろ、僕も自立をさらに進めていかないといけないなぁと思う。

それは、経済的にもそうかもしれないが、そもそも精神的に。

独裁者を必要としない自分にならないといけない。


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