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阿賀北ノベルジャム2022参戦記#0「前夜」

 はいはいはい、ヨネタです。

 正直また人数あわせand賑やかしと言うことで参加することになってしまいました。阿賀北ノベルジャム。

 ちなみに前回の参戦記はこちら。

 まだいろいろわかんないけどね。そもそも参加者は余ってるんだか足りないんだかも知らないし。編集さんは慢性的に不足してるとは伝え聞いてるけど…。まあ、書き手なんて掃いて捨てるほどいるから(自虐)また参加賞のお米目当てです。うっ。でも前回のお米まだ食べきってない…。

 今回の参戦方針では新発田に取材旅行するとかそういうのはナシにします。あとSFとかエンタメ系もやめようかと思います。だって前回作品「あがのあねさま」いろいろ盛り上げたけど冷静に見れば一部方面にウケたけどそのほかはつんつるてんにウケなかったんだと思うし。


 賞もチームメイトが優勝したんでそのおこぼれもらっただけで「あがのあねさま」は無冠だったし。まあその一部方面にまさかNGTのアイドルが入るってのは本当に想定外でうれしかったけど。

 でも私、新潟に在住在勤してないし出身も新潟じゃなくて秋田だし、なおかつ取材で行った敬和大学の図書館で阿賀北ロマン賞の過去受賞作見たら全然エンタメと真逆だし。そもそも敬和大学自身がキリスト教の大学だもの。そこに艦これめいた巡洋艦三姉妹突撃させたって相手は基地棲姫、不沈空母ですよ。いくら滑走路炎上させてもすぐ埋めて復旧しちゃうし(やっぱり意味不明の脱線)。


私の守り神・戦艦シファ。艦娘でもある。


 そりゃ無理ってモンですよ。私、架空戦記とSFと鉄道小説書きですよ? まさしく無理そのものです。三八歩兵銃一丁だけ持ってフル装備のシャーマン戦車機甲師団に突っ込むぐらい無理ですよ? い、いや昔こっそり純文学狙いの小説もたまに書いてたけどそれは鳴かず飛ばずもいいとこだったし。まして参戦したところでろくな未来はないですよ?

小説家になろう YONEDEN  https://mypage.syosetu.com/584222/


 思えばいろいろやってきたなあ…。まあそれはいいとして。




 それにひきかえ前回阿賀北ノベルジャムで優勝したチームメイト、敬和の元学生で新潟在住在勤ですよ。もちろん実力はある人だけど、新潟の地方ラジオとか地方テレビで扱うとほんと『絵になる』じゃないですか。

 それがまかりまちがって私がそうなったら? はいNHK新潟放送局、今日のゲストは阿賀北ノベルジャム優勝の神奈川在住秋田出身のヨネタさんです! ってなったとしてもそれは「誰?」「ドチラサマデスカ」「知らん。縁もないし」と言う反応しかないでしょ。まさしく放送事故モノですよ。どう考えても悲惨な未来しかない。

 いや審査は厳正公平に行われたと思ってるけどさ、厳正だからこそ私なんぞが受賞したらそりゃ申し訳ない大惨事ですよ。そう、バーチャルユーチューバーだいさんじ(わけわからん。言ってみたかっただけ)。いや私YouTubeチャンネル持ってるけどそれもやっと登録者2100超えてひーひー、本は100冊以上出してるけど商業は11冊のこりは全部自主出版。絵描いてもpixivはほとんどぴっちりスーツの女の子って言うド変態な絵ばっかり上位ですよ?ダメもいいところです……うっ、こう書いててホントにダメな気がしてきた。

 まあ在宅長時間バイトで食いつなぎながら鉄道模型をビッグサイトで展示しても「ここ曲がってるね(ゲラ)」って取材の人に言われてあえなく崩壊だもの。うん、まさしく八方塞がり崖っぷちだ。もう来年は50歳。作家としてデビューして25年だけど、壮大に基礎から間違ってるんです。もうすべてダメ。それでも本家Noveljamで米光一成賞とれたけど、あれは編集担当してくれたナミノフ(波野發作)が優秀だっただけで、私はずっといらんことばっかりしてたモンなあ…。悔やーんでも、もどらないー、って少女革命ウテナかよ。いちいちネタが古すぎるよ…。

 でも真面目な話をすると「あがのあねさま」は審査の鈴木先生の手紙でようやく足りないところがわかって成仏した作品なんです。しかもそれを足らせるにはやっぱりモチーフから設計から構築からなにもかもやり直さなくちゃいけない。まあ、そこ普通に考えたら私は「何しに来た?」レベルなんですよ。正直お呼びでないんです。それを無理矢理賑やかしでやって無事賑やかしで終わったので、私としては納得してる話なんです。



 ここで一つ疑問が出るでしょう。「なんでまた?賑やかしのため?そもそも何しに来た?それもまた?」なんです。だって私も阿賀北も変わってない。確かに阿賀北は3回目で運営スキルも上がってるでしょう。私も25年目の小説書きとしてスキルは少し上がってるかもしれない。

 でも「だからどうした」なんです。私が秋田出身の純文学と全く対蹠点の架空戦記SF書きなのは変わってないし、変わりようもない。そしてもうすぐ50歳になって将来性どころか、お先真っ暗の不良債権もいいとこの存在なのも。

 じゃあ、なんなんでしょうね。

 正直言うと、私もわかりません。ノベルジャムというものをもうちょっと見てたい、ってことなのか、とも思ったんですがだからといって参戦しなくてもいい訳で。見るだけなら参戦は必要ない。

 うん、私もなんでか、さっぱりわかんない。

 わかんないけどね、でももう申し込んじゃったの。で、それが通っちゃって、参戦することになりました。にじんだ文字新潟行。冬コミ参戦もあるのにね。

 ばかだねえ、私。

 というわけで阿賀北ノベルジャム参戦記、始まってしまいました。この部分は開会式の前夜に書いてます。どうなるんでしょうね。さっぱりわからん…。

 あとこのタイトルの「阿賀北の19人」半端な数字ですが関係者全員合わせるとそれぐらいかなと。それだけです。芸が無いとも言う。


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