第22回JAM国際鉄道模型コンベンション出展しました(4)
まあここまで順調に準備が進んでいるように見えるかもしれませんが、そうはいかないこともありました。
とくに今年の最大のネックは「輸送」です。
これまで使ってきたJITBOX、簡易コンテナ輸送はもう使えない!
2024年問題でものすごく値上がりしてて、無理です。
手配するだけでも大変だし、手配しても2倍以上の値段です。
コレまでが安すぎたんだろうけど、正直無理。
完全に頓挫を覚悟しました。
そんなとき。
新規参加の「くみちょ」さんが大カツヤク。
なんとマイカーが日産セレナなんですよ。
セレナと言えば人気のミニバン。狭い駐車場でも使いやすいけど居住性の良い3列シートを誇り、なおかつ燃費も良い。
うちのエビコー号(日産軽自動車モコ)とは搭載力が全く違います。
というわけで第一回リハーサルにそれが出動。
そこで気づく。
ウチの台車、小さすぎてモジュールを上手く支えられない。
大幅に足りなくて、モジュールの運搬箱にダメージになってしまう。
というわけで、調べてみると上野駅モジュールの箱が潰れてる。
潰れたなかは
ぎゃあああ。破損してる!
というわけで心が少し折れます。
でも、前々からこの上野モジュール、柱がふにゃふにゃで気に入ってなかった。
そこで修復工事を決意します。
柱は前の紙製から木の棒を機械で切って精度向上。
他ホームもベニヤ板で作り直し。
結果こうなりました。
箱も潰れる原因のフタズレを止める金具を作って取り付け。
しかもくみちょさん「こんなのあるよー」
新兵器、連結台車。
これなら連結することで長いモジュールもしっかり支えて運搬可能。
で、第2回リハーサルでは、それらが威力発揮。
このときは残念ながら和室での開催だったけど、
輸送はバッチリでした。
これで出展に目処がつきました。
ちなみにこの頃、出展費を集めたんですが
「PayPayで送金しときました」
こらー!!
たしかにウチの銀行はPayPay銀行だけどさ、
事務局にそれ、払えないじゃん…。
というわけで入金し直し。
まあ今となっては笑い話なのでいいんだけどね。
そして第2回リハが終わり、
続いて第2回合宿となります。
これが、
ワタクシ、完全にナメてました。
作る目標は和泉多摩川駅。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%B3%89%E5%A4%9A%E6%91%A9%E5%B7%9D%E9%A7%85
まあ通過駅だから楽だろうと。
そんなことなかった。めちゃ難しい。
ファザード部の屋根とか立体形状が理解できない!
どうやって作るのコレ。
頭を抱えたまま合宿に突入。
また海老名に集合。
昼餉はコスパ最強の近所の中華で。うっかり多めに頼むととんでもない量でヤバい。でも持ち帰れるので良いんだけどね。
早速工作開始。
ただなかなか形になってもできあがらない。
カップラ-丼の食事も。
コスパ中華にもまた行く。
慣れないInkscapeでも製図頑張る。
疲れには冷たい甘味。
ところがLEDテープが白なのに青い。いわゆるガッカリブルー。
かといって用意してた昼光色はやたら黄色い。
というわけで合宿ではここまでしか作れなかった。
でもワタクシ一人でやるよりはずっと進んだのだけども。
取り敢えず屋根を作る。
高架下の交番は赤灯を光らせてみる、。
でも青いんだよね…。
試運転してみる。やはり小田急の風景にはロマが似合う。
線路をウェザリング。
階段は例によって印刷表現。
こんな感じ。
木を植えてみる。
北側にはこんな駅前が。
イメージには近くなった。
高架下にはモスバーガー。
反対側には今はなき和泉多摩川トレインズ。
これで若干の手直しを経て、和泉多摩川も展示可能状態になりました。
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