京博行ってきたぞ*法然と極楽浄土
先日、久々に京博行って、道中ドウノコウノって話題を書いたんですが、今回は鑑賞の感想をサクッと
当初は秋だし繁忙期だし今年いきたい企画展も多いし、行く優先順位が割と低かったんだけど、夏に叔父の七回忌やった時、そのお寺さんが浄土宗だったのよね。
(まぁ徳川家ゆかりのお寺なのでそらそうよ案件なのだけど)
ちなみにうちは真言宗なのだけど、
今年開催された空海展でなんだかんだで自分家の宗派についての「知識」を得ることができたし、知識を持った結果、毎年の実家の法事がめんどくせーってなるのだいぶ和らいできたしね。
京博は刀剣乱舞と大規模なコラボをして無茶苦茶混み合ってた「京のかたな展」以来だったんだけど
流石にここまで混み合ってるわけでもなく、なんなら元の敷地が広いってこともあってのんびり見れました。
(本当にあの特別展はみんな並んで順々に行かないと全然見れない規模だったわ)(刀剣乱舞、1番盛り上がってた時期だったしね)
強いていうなら兎に角天井が高い!
曼荼羅とか無茶苦茶でかい絵図が見上げる形でドーン!とあったりするのよね。
後自分、空間意識した展示物ってすごく好きで、奈良博の空海展でも立体曼荼羅が1番大きな展示室の真ん中に展示されてたんだけど、今回もその手の立体モノ、法然寺涅槃像。
しかもこの展示に限り撮影も可!!
(掲載も非営利目的に限るしこの記事は営利目的はありません)
私の大好きな仏教界隈によくいる「なにわろてんねん」な象の像もいます。
(そして何故かその象単独の絵葉書売ってたので買ってきちゃったよ)
(グッズも売ってて公式わかってる!ってなったよね)
法然の釈迦の涅槃図をモチーフにしたであろう涅槃図も何点か展示されてたんですが、周りで嘆いてる各種お弟子さんたち、一人一人表情違うのが趣深い。
今年、空海展(真言宗)と法然展(浄土宗)の開祖の特別展見に行ったわけだけど、
仏教というベースは違うけど、そこから発展して行った宗教美術とか全然違って、みんな違ってみんないい、というわけではないけど、なかなかいい学びを得たなーと思った一年でありました。
特に法然展、法然像が数珠持ってるのって、いわゆる浄土宗が「南無阿弥陀仏」って唱えていけばOK!!!(雑すぎる表現)な宗派で、法事でもだいたい10回唱えたりするんだけど、自分いつも脳内で指折り数えてて、これってめっちゃ雑念では?と思ってたんだけど、法然自身も数珠の玉で念仏数えてたということを知って、「成程、そうやって数えればいいのか」という新たな気づきですわ。
そして鑑賞後は隣接カフェで一服
アイスコーヒーと、カレーをいただきました。
やっぱり初見の飲食店で選ぶメニューはカレーライスなんよ。(力説)