葵 写真展「石垣島の日」
21世紀生まれの写真家、葵が3月の石垣島を舞台にBEN DAVISのレディースラインを撮り下ろした写真展を行います。
2021年5月21日(金)~23日(日) 12:00-19:00
JOINT GALLERY
渋谷区神宮前3-25-18 THE SHARE 104
葵プロフィール
2001年生まれ。高校1年の冬からフィルムカメラで学校生活を撮り始め、TwitterやInstagramでその写真を発信するようになる。
プールで撮影された青の写真がTwitterで話題になり、2019年の夏に米原康正が企画したグループ展“YONE‘S ART PARTY”に参加し、その後三ツ矢サイダー、OMOHARAREAL、PLANTICA、カルビーサッポロポテト「シンコセイ」など広告やPVなど活躍の場を広げる、これからが期待される21世紀生まれの写真家。
24年前、1997年に僕が創刊した投稿写真雑誌「アウフォト」。その創刊号で僕はこう宣言した。「現実が面白いから、それに向かってシャッターを押す。写真はその時の副産物にしか過ぎない」。僕が欲しかったのは、上質のドキュメント写真。写される側と写す側の関係性が伝わって来る写真だ。当時のプロ写真家たちの真似だらけの写真に飽き飽きした僕は、素人たちの撮る現実感たっぷりの写真たちをこの雑誌で収集し編集することに命を捧げていた、といっても過言じゃない。その後2001年にこの雑誌は休刊になるのだが、その後カメラはフィルムからデジタルになり、さらにスマホに写真機能が付き、SNSの中で写真は溢れかえった。僕のアウフォトでやりたかった「良質のドキュメントをみんなのものに」っていう目標は達成されかけたに見えた。ところが、である。SNSの写真たちはいつの間にか現実を撮るものではなく、理想とする非現実を切り撮る装置へと変貌を遂げる。そこに本当の関係性なんか写っていない。あるのは「ここに写ってるあなたとあなたは仲良し」のはず。という確認なのだ。
僕が写真に絶望しかけた2018年。
「彼女の写真、絶対に好きだからチェックしてみて」
って、Twitterの中では既に人気者だった葵のアカウントを娘に教えてもらった。
そこには青い学生時代を詰め込んだ上質のドキュメント写真がいっぱいだった。
たまらずまず彼女に連絡をとった。彼女との付き合いはもう3年になる。個展まで時間がかかったのは、一つだけ気にかかったことがあったからだ。高校を卒業した彼女に、高校時代を超える写真が撮れるのか? ということだ。
そこが素人とプロとの分かれ目だと僕は考えていた。
でもこの心配は杞憂であることがすぐ判明する。
「私が撮りたいのは被写体との関係性なんです」。彼女の口からこんな言葉を聞いた。
この心がある限り、彼女の写真はずっと上質のドキュメントであり続ける。
そんな彼女の写真を僕は「写心」と呼ぶ。
心で撮る葵の写真に、僕の心もエモエモなのだ。
キュレーション / 米原康正
とっても和気あいあいとした中で撮影でき、
リラックスした状態で挑むことができたので
こう言っちゃなんですが、
本当に地元で友達と遊びながら
思い出を作ったような、そんな青春的な気持ちになりました!
そして、写真を見た時ですね
葵ちゃんの普段見ている世界は
こんな感じで
とてもワクワクして、甘酸っぱい記憶を引っ張り出してくれるというかそういう気持ちになりました😊
すごく嬉しかったです。
また、撮影の時に葵ちゃんおすすめのフィルムカメラを教えていただいたので
撮影から帰ってすぐに購入して
ついこの間、現像してきたのですが
フィルムカメラの難しさにすごく驚きましたねー!
なんせ、ピントが合わない合わない...😂
葵ちゃんが、撮影の時に
たくさんのカメラを使いこなしていたのが
本当に凄いんだなと改めて感動しました。
私も、カメラに挑戦をするきっかけになって嬉しいです!
ヨネさん、葉子さん達に
SNSで気になっていた絵のアーティストさんを教えていただいたり、
チェキ撮っていただいたりしたのもすごく嬉しかったです😊
チェキは元々持っていたのですが
どうやって使えば面白いんだろう...って思っていましたので、
ヨネさんの分割して撮ったりする方法は私もやってみたいな〜と考えています😌✨
今回は、本当にご一緒出来て嬉しかったです!ありがとうございました🌞✨
今回の撮影は、石垣島のとても暑い中で体力も奪われ大変だったと思います。でも、みなさん初日からとても気さくにお話ししてくださったり、BEN DEIVSさんのとても可愛くて着やすいお洋服のおかげで、1日1日がすごく楽しかったです!!フォトグラファーのあおいちゃんとは、はじめましてでしたが同じ歳だったこともありすぐに仲良くなることができ、写真をとっている時のあおいちゃんワールドにだんだんと引き込まれていきました。
全部フィルムだったのでデータが見えないけど写真の世界観がイメージできるような撮影でした!
写真が出来上がって見た時は、フィルムってこんなにも綺麗で繊細な写真が撮れるんだって感動しました。撮って頂いてる時もあおいちゃんワールドでしたが、出来上がった写真も凄く引き込まれるような美しさやその時の楽しさが浮かんできて見てても楽しくなりました。
素晴らしい技術は、もちろん素敵な考え方や世界観を持っているあおいちゃんに圧倒されました。この日々は、私の忘れられない思い出になりました。
私自身石垣島に行くのは初めてだったこともあり、お話を頂いてからずっとずっと楽しみにしていた撮影でした。
待ちに待った当日、石垣島に到着し眩い日差しと蒸し暑い空気に包まれ、東京から大勢で足を運んできての撮影に少しのプレッシャーを感じました。現地でモデルのお二人と合流してからも、まだ少し緊張をしていた気がします。しかしそんなものは島の美しい自然に触れて、すぐさまどこかへ行ってしまった。最初の撮影場所に向かう途中で見た、どこまでも澄んだ青色の海にさっそくテンションは上がりまくり。
みんなでわいわいとしながら撮影を進めていくなかで、いつの間にか二人と友達になっていく感覚がありました。一緒にご飯を食べたりお風呂に入ったり、将来について話したり。そんな時間があったからこそ、シャッターを切る瞬間以外に見られる彼女たちらしさや私らしさを、今回の写真に写すことができたと思います。
訪れた島での素敵な出会いを、そこで出会った青くまっすぐな彼女たちを、まるでひと夏の思い出として刻んだ青春の1ページのような写真です。
ぜひ、ひとつひとつじっくりと見て頂きたいです。
Sponsored by BLENDS Corporation / BEN DAVIS
Curated by +DA.YO.NE. / YASUMASA YONEHARA
Thank you for everybody!
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