成形

心に隙間。
ぽっこりできた。

それは少しずつ大きくなって。
元あった心が削られて知らないカタチになる。

心はどんな風にカタチ作られていくのか。
少し時間が経つと知らぬ間にまた膨らんでいる。

発酵させたパンのタネみたい。

これはどのような生き物か。

わたしが身を置いてるこの世界は、わたしの手には負えないと感じる。

好きな瞬間はある。快晴の青空とぽかぽかな陽気。

こんな日は、自分だけじゃなく目に入るすべてのものが生きてる!生きてる!!って活性する。歓喜!なんてあたたかい大地!

腹の奥の奥の底の方から発声したくなる。

もう、これだけでいいじゃん。てなる。
もう世界充分じゃん。

好きじゃないって感じるときもまとめておこう。手に負えないとき。

圧力。圧迫感。ぎゅーーーって、押さえつけられる。

資本主義経済。
事なかれ主義。

賢く生きる人間の姿勢を見ると違和感で身体中が充満する。
そんな時はこの世界で生きることが殆嫌になる。

それはまだ時々近くにある。
晴れた日のあの真髄まで浸透してくるあたたかさを感じない。太陽光も届かない。


大切なものは自分にしか守れない。自分でしか守れない。

心はどんなカタチに作られていくのか。

粘土になったり、パンタネになったり、木になったり、スライムになったり、なめくじになったり、いがぐりになったり、塀になったり、超合金になったり、

スロット変幻自在の心。
空回る自転車の車輪。

なぜ、何かにならないといけないのか。

わかりづらいことは避けられる。

わかりやすいことが好まれる。
わかりやすいを量産して何がわかるのか。

わかりにくいことをわかろうとする熱量だけが心をつくる。

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