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【詩】飲水

水を注ぐ
それが一日の始まり
無色透明な液体も
それでいて虹色に輝く

口に含む
そして安らかな味わい
無味無臭な液体も
それでいて虹色の味を持つ

喉に下す
そこに僅かなる抗い
無毒無害な液体も
それでいて外より来るもの

水を含む
それは海洋の名残
無命無機な液体も
それでいてあかい血の母となる

水を飲む
それは生命のことわり

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