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寄稿・出演情報

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與那覇潤が寄稿した論考や、出演するイベントの告知記事です。なるべく「〇〇に出ます」以外にも、おまけをつけるよう努力しています。ご予約の参考や、ビブリオグラフィー代わりにどうぞ。
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記事一覧

尾久守侑さんと書店イベント(6/6)やります。

今月下旬に『倫理的なサイコパス ある精神科医の思索』を刊行される尾久守侑(読みは「おぎゅ…

Yonaha Jun
2日前
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呉座勇一さんとの新刊の「おわりに」を公開します。

5月27日をめどに、呉座勇一さんとの新刊『教養としての文明論』が書店に並びます。Amazonでも…

Yonaha Jun
10日前
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『Wedge』5月号の平成特集に寄稿しました。

誹謗中傷への対応のため、ご報告が遅れましたが、近日よくお世話になる『Wedge』の5月号(今月…

Yonaha Jun
13日前
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なぜ人文学者は、遠からずChatGPTに置き換わるのか

これまでもお世話になってきた『表現者クライテリオン』誌(隔月刊)で、連載「在野の「知」を…

Yonaha Jun
3週間前
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『ローマの休日』で学ぶ保守とリベラル

先日ご紹介した今月刊行の『文藝春秋』5月号には、連載「「保守」と「リベラル」のための教科…

Yonaha Jun
3週間前
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週刊『教育資料』のインタビューを再録します。

先月、週刊『教育資料』3月25日号の「自著を語る」に、インタビューが掲載されました。次の号…

Yonaha Jun
3週間前
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なぜ現代人は、こんな未来が「来る来る詐欺」にここまで弱いのか

本日(4月4日)のNewsPicksに、「未来を考えるには『小説』が必要だ」としてインタビューが載っています(有料)。タイトルだけだとなんの記事かわからないかもですが、どうしてみんな「20XX年問題」みたいな話がここまで好きなの? を考える内容です。 有料記事の中身をそのままは書けないので、無料の動画を挙げると、コロナの渦中だった2020年に小林秀雄賞をいただいた際のスピーチでも、ミヒャエル・エンデの『モモ』(原著は1973年。あ、これも小説だ!)と対比しつつ令和の「こんな

楽しく学ぼう! 戦後日本と「WGIP」についてのQ&A

3月16・17日の東京新聞/中日新聞に、風元正さんの『江藤淳はいかに「戦後」と闘ったのか』の…

Yonaha Jun
1か月前
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もしコバ: もし小林秀雄がウクライナ戦争を見たら

3月9日に法政大学で行われた「日本文明」研究フォーラムのイベントが、論壇チャンネル「ことの…

Yonaha Jun
1か月前
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検索用語という「読む合法ドラッグ」が知性を蝕む

昨日発売の『Voice』4月号の特集は「デジタル帝国が変えた世界」。そちらに論考「総検索社会が…

Yonaha Jun
2か月前
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社会に向けて声を上げるとき、イタいと思われないために意識すべき1つのこと

先月の終わりごろ、このツイートが話題になっていた。 発信元のアカウントのフォロワーは900…

Yonaha Jun
2か月前
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ジェンダー平等のために「チキンレース・フェミニズム」を卒業しよう

2/20に発売された『Wedge』3月号のジェンダー平等特集に、「スローガンが氾濫する日本 唱える…

Yonaha Jun
2か月前
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なぜ、大事な時ほど「大学の自治」は役に立たないのか

2/17より新潮社の有料サービスForesight に、昨年行った勅使川原真衣さんとのイベントの内容が…

Yonaha Jun
2か月前
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江藤淳の解説と私

ご報告が遅れましたが、2/6に江藤淳の『妻と私・幼年時代』が文春学藝ライブラリーに入り、解説を担当しました。版元の方針により、昨日からこちらで全文がウェブでも読めます。 1999年7月の江藤の自殺に前後して単行本になった、最後の著作2冊の合本版なので、本文に続いて福田和也・吉本隆明・石原慎太郎の追悼文、武藤康史編の年譜が入り、その後に大トリとして私の文章。なんかすごい偉い人みたいですね(笑)。 実は、同書を論じるのはこれが3度目です。1回目は、2019年3月の双極性障害デ