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寄稿・出演情報

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與那覇潤が寄稿した論考や、出演するイベントの告知記事です。なるべく「〇〇に出ます」以外にも、おまけをつけるよう努力しています。ご予約の参考や、ビブリオグラフィー代わりにどうぞ。
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記事一覧

大学への進学率は、ぶっちゃけ何%が社会にとって「適正な水準」なのか?

先週刊行の『表現者クライテリオン』11月号にも、連載「在野の「知」を歩く」が掲載です! 以…

Yonaha Jun
2週間前
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「極端主義」の時代: 文学が政治学よりも役に立つとき

前回の記事の補足と、別の出演情報の紹介。先月に続き『創価新報』の10月号で、創価学会青年部…

Yonaha Jun
3週間前
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トランプが「再選」するより、もっと恐ろしいことを彼が起こすとしたら

今月発売の『文藝春秋』11月号にも、連載「「保守」と「リベラル」のための教科書」が掲載です…

Yonaha Jun
3週間前
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「本居宣長」とはなにものだったのか

2021年に「親ガチャ」が流行語になり、賛否を呼んだのは記憶に新しい。しかし私たちは、規格化…

Yonaha Jun
1か月前
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なぜ学者は、いくらSNSを使っても世の中をよくできないのか

週末に新潟の温泉旅館・嵐渓荘で開かれたイベント「らんまる」は、最終的に70人近くが宿泊を伴…

Yonaha Jun
1か月前
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宗教を持たないと、「歴史」を語れない時代が(再び)来るのか?

創価学会の月刊紙『創価新報』の9月号で、同学会青年部長の西方光雄さんと対談しました。なん…

Yonaha Jun
1か月前
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「専門家なんかこわくなくなる」イベント4連続+αです!

ありがたいことに、この秋は敬愛する方々とのイベントがなんと4つも、立て続けに決まりました(驚)。 プラスして、おまけのご報告も。 ① 9/12(木)に、久しぶりに浜崎洋介さんとの文春ウェビナーやります! 好評だった前回に続いての、連載タイアップ企画です。冒頭無料部分のYouTubeはこちらから。 この番組は当日の流れを大事にするのですが、近日のnoteがそれ尽くし状態だった、専門家問題にはやっぱり触れていきたいところですねぇ(笑)。 たとえばウクライナ戦争、センモンカが

日本に必要な都市政策も、家族政策も「客家」が教えてくれる

某党の党首選でも「政策論争」の必要が言われる昨今ですが、先月は国立民族学博物館が発行する…

Yonaha Jun
2か月前
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日本人はなぜ、ここまで他人に共感できなくなったのか

先週発売の『表現者クライテリオン』9月号でも、連載「在野の「知」を歩く」を掲載していただ…

Yonaha Jun
2か月前
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ウクライナとガザのさなかに、8月15日をどう迎えるか

年に一度の「戦争を振り返るシーズン」も、実に79回目。不幸なことに、ウクライナとガザの双方…

Yonaha Jun
2か月前
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タテ社会の人間関係はいま: 人類学と日本史の対話

教養動画サービス「テンミニッツTV」(10MTV)で、呉座勇一さんとの対談番組の配信が始まりま…

Yonaha Jun
2か月前
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歴史の探究とは「小説」を読むことで、「実証」はいらない(かもしれない)という話

今月刊の『倫理研究所紀要』33号(年1回発行)から、連載「現代性の古典学」を始めることにし…

Yonaha Jun
3か月前
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8月の登壇情報を2つ。

今夏は本当に蒸し暑く、うだるようですが、8月も(いまのところ)2箇所で登壇予定です。片方は…

Yonaha Jun
3か月前
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財務省の広報誌『ファイナンス』7月号に寄稿しました。

先週出ました財務省の広報誌『ファイナンス』の7月号に、「「ユーラシア時代」の日本文明論」を寄稿しています。PDFで全文読めますので、よろしければこちらから。 4月に同省にて行った講演の活字版で、内容は(当時、刊行直前だった)呉座勇一さんとの共著『教養としての文明論』をご紹介するもの。 もちろんオリジナルの部分もありまして、たとえば以下の一節が重要です。 「専門家」の看板でにわかにメディアに出てきてオラつく人たちを、コロナ以来、僕が意図的にバカにしてきたのは、彼(女)らの