マガジンのカバー画像

pork rillettes

26
dis記事集(主に学問・言論関連)です。マガジン名の由来は、1本目の内容をご覧ください。なお、すべての批判対象をひとしなみに、その人物と同様に見なしているわけではありません。
運営しているクリエイター

#東野篤子

「日米安保かNATOか?」: 自民党総裁選の埋もれた争点

9月27日、実質的には次の首相を決める自民党総裁選が行われる。 本命だった小泉進次郎氏が失…

Yonaha Jun
2週間前
41

嘘でも他人を「ミソジニー」呼ばわりすることの意外な効用

はてなブックマーク(はてブ)というサービスをご存じだろうか。利用者はどこのサイトに載った…

Yonaha Jun
2週間前
59

なぜ、学問を修めた「意識の高い人」がネットリンチに加わってしまうのか

8月27日付で、筑波大学は所属する東野篤子教授のTwitter利用に関し、「コンプライアンス違反に…

Yonaha Jun
1か月前
79

資料室:「共産党話法」はいかに生まれ、世界に広まったか

前回の記事の続き。このところも松竹信幸氏や紙屋高雪(神谷貴行)氏の除名騒動があって、『日…

Yonaha Jun
1か月前
48

共産党化する日本?: 誰でもキャンセルできる「無敵の論法」の正体

今月はTVなど人目を惹く業界でも、SNSでの失言で仕事をなくす例が続き、「キャンセルカルチャ…

Yonaha Jun
1か月前
58

東野篤子氏と「ウクライナ応援ブーム」は何に敗れ去るのか

東野篤子氏とその周囲によるネットリンチの被害者だった羽藤由美氏が、経緯を克明にブログで公…

Yonaha Jun
1か月前
165

戦時に誤りを発信した専門家に「軍法会議」はないのか

8月15日の終戦記念日にあわせて、前回の記事を書いた。実際には兵站が破綻しているのに「あるふり」で自国の戦争を続けさせたかつての軍人たちと、本当は(信頼に足る)情報なんて入ってないのに「あるふり」で他国の戦争を煽り続ける専門家たちは、同類だというのが論旨である。 とはいえまさか、ここまで即座に「そのもの」の事例が飛び込んでくるとは思わなかった。元の報道は14日付の米国紙WSJだが、以下の読売新聞の記事が概略を押さえている。 ポイントは、 ということである。むろん逮捕状が

社会科学も「オープンレター」の後を追うのだろうか

「オープンレター」が再来する気配がある。 このnoteの記事は、おおむね論壇サイトの「アゴラ…

Yonaha Jun
3か月前
62

学者はネットの誹謗中傷を、どこまで「刑事告訴」すべきか

この問題にはあまり関わりたくなかったが、元大学教員としてさすがに看過しかねるので手短に。…

Yonaha Jun
3か月前
66

ファンネル・オフェンスの諸問題(前回の記事を一部訂正します)

3月13日に、『中央公論』4月号の「専門家鼎談」を批判する記事を出した。その一部について、当…

Yonaha Jun
6か月前
53

論壇誌は「Twitter学者」が言い訳をする場所なのか?

今月発売の『中央公論』4月号に、国際政治やウクライナ戦争の「専門家」として知られる3名の鼎…

Yonaha Jun
6か月前
104