Work or Life?
下記note記事の最後にも書きましたけど、
メリハリって大事ですよね。
このメリハリについて、
個人的に感じるがままに書いてみます。
メリハリは大事ですが、
大半の方は、メリハリ(=減り張り)の『減り』の部分ばかりで、『張り』の割合が少ないのではないでしょうか。
思い返してみれば、
独立準備期間中の2年間は、『張り』ばかりだったように思います。
プライベートで海外旅行に行ったのは、
起業してから10年くらい経った時だと思います。
そのくらい『張り』ばかりで、
仕事の優先順位を上げてたように思います。
周りの人からは、
『なぜ、そこまで頑張るの?』
『早く幸せになったら、どう?』
等、言われたこともありますが、ずっと不思議に思っていました。
『幸せになるために努力してるんだよ。』と。
頑張って成果を生み出すからこそ、幸せになれると思っています。
むしろ、
『頑張らないことで得られる幸せって、何だろう?』
と思っています。
それって、幸せではなく、妥協なのでは?
妥協って、どこまでも追及できちゃうことなんです。
学生時代、ボランティアをやっていたのですが、
当時、いろいろな先生方から学ばせていただいてました。
その先生方の一人に、
日本に大乗仏教をもたらした『戸崎宏正』先生がいらっしゃいました。
こんな感じの先生です。
わが師)戸崎君!今ごろの教授はなっちょらん!――戸崎教授最終講義「無行の行」から より引用。
めちゃ偉い先生ですけど、
お酒が入るとめちゃくちゃ面白い方です。
あんなことやこんなことなど、とにかく話が止まりません。
『先生、そろそろお時間が、、、』
『いやいや、それで、さっきの話の続きだけど、、、。』
みたいな感じです。
その戸崎先生に教わった話です。
浄土宗の開祖である法然の弟子、
親鸞聖人(しんらんしょうにん)は、浄土真宗を開きました。
浄土真宗というのは、簡単に言えば、『南無阿弥陀仏』と唱えれば、極楽浄土に行ける、あの世で幸せになれるという教えです。
浄土真宗が生まれたときの世の中は、
天災や飢饉により、多くの人がつらい思いをしていたそうです。
そんな人々を不憫に思った親鸞聖人は、
現世では幸せにはなれないが、せめて来世では幸せになれるようにと、
『南無阿弥陀仏』と唱えることで幸せになれると説きました。
阿弥陀仏による万人救済が唱えられた絶対他力の教えです。
メリハリ(=減り張り)の『張り』をやらなくても、『減り』だけでも、十分に幸せになれるという考えは、もしかしたら、この浄土真宗の教えも影響しているのかもしれません。
個人的な意見ですが、
今の時代背景からすると、他力ではなく、自分の努力(=自力)で幸せになれると思っています。
『アリとキリギリス』という、有名な童話があります。
童話の中では、
キリギリスさん:減り
アリさん:張り
として、描かれています。
この動画のラストに、
『次の夏はボクも真面目に働く』というフレーズが出てきますけど、
人生において、次の夏が来るかはわからないですよね。
成果に効果的なメリハリ(=減り張り)をつけて、
事業を拡張していきます。
今日も『アリさん』になって、仕事をやりきります。
向山雄治
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