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『茶漬け』といえば『だし茶漬け えん』

先日、
『だし茶漬け えん』で食事をしてきました。

どこかしら、ほんのりと心が温まるような食事をしたい場合は、
このお店に行くことが多いです。


えん1

おそらく、
『炙りイサキの檸檬おろし茶漬け』だったような気がします。

イサキが入ったものを注文しました。

えん3

出汁をかけていない状態です。

ここに、
温かい出しをゆっくりとかけると、、、

えん4

こんな感じになります。

たんに、お茶漬けではなく、
出汁茶漬けである部分が大事ですね。
美味しいです。

それにしても
『だし茶漬け えん』に来るたびに思うことですが、
出汁のおかわりが出来るし、出汁も販売しているのは、いったい、なぜなんでしょう?


たとえば、
ラーメン屋で、『替え玉』を注文することが出来る場合もありますが、
『替えスープ』って聞いたことがないです。

たいてい、
『替え玉をする場合は、スープを残しておいてください』
と注意書きがあったりするくらいです。

とくに、
ラーメン屋の命であるスープを研究される可能性がある『スープの販売』なんて、絶対にしないように思います。

でも、『だし茶漬け えん』では、
『店内のだし茶漬けも、この出汁を使っています。』
と、堂々と、販売している出汁と同じだと明言しています。


ブランディングって、様々な手法があると思います。
一般的には、希少価値を高めて、ブランド価値を上げることが多いのかなと思います。

もしかして、『だし茶漬け えん』としては、
自社の出汁を、一般家庭にまで浸透させることにより、
『茶漬け』といえば『だし茶漬け えん』
という感じで、自社ブランドを世の常識にすることが目的だったりするのかなーと、勝手に想像しちゃってます。

自社の出汁を一般常識にして、自社ブランドを社会の常識にすることで、他の商品やサービスが普及しやすくなるように思います。


商売の世界は、奥が深そうです。

一つ一つの体験から学び取り、仕事に活かしていきます。


向山雄治

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