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Weekly Music(2024May)

こんにちは〜よんです。初夏ですね!(大声)
いや、ほんとうに暑い日も増えていて、「こんな調子で大丈夫なの、夏…」「去年どうやって乗り切ったの?ねえ」みたいな日々が続いています。
風はまだ奥の方に良心としての涼しさが残っていますね。でも、そのほかはもう夏。この良心をどんどん失って夏に向かっていくんだ…。なんとか適応していきましょうね……


5月を振り返る

5月を振り返ってみたら「何かと後ろ向きになりがち」かなと思いました。毎週金曜日はほとんどメンタル的に限界。「ふつうにきえたい」という気持ちで、心の余白が埋まっちゃう感じがしたので、いつも以上に音楽に縋ることが多かったです。
あとは今年もメトロックを配信で見ました!フェスの存在は知っているものの、実際に現地に行ったことはなく、「果たして自分のようなものが行っていい場所なのか…」と思っている間に長い月日が流れていましたが、偶然Abemaで配信されることを知り、作業のおともとして楽しみました。

Weekly Music 2024 May

というところで、5月は音楽に縋っていた一か月でした。なので、私の中の元気のない時に聞きたいプレイリストが本領を発揮して、「もうだめなのかもしれない、でもなんとか…」という感じで少しでも前を向けたんじゃないかなと思います。
こういうときには、新しいものを開拓するより、昔好きだったものに戻るといいので、邦ロックに戻りました。

どんなヒットソングでも 救えない命があること
いい加減気づいてよ ねえ だから音楽は今日も息をするのだろう

シューゲイザースピーカー / UNISON SQUARE GARDEN

詰まるところ、みんなが好きな音楽じゃなくて、わたしが好きな音楽がわたしを救っていくわけなんだなと少し思いました。「わたしが好きな音楽」がたくさん集まってみんなが好きな音楽になるのかなとか。
いろんなことはさておき、「みんな」より、少しは「自分の感覚」を大事にしていきましょう。

2024.04.29-2024.05.05 Tararam / OWV

そんなところで5月の始まりは、島国がいくつか連なったような浮遊感のあるスタート。陸地と橋が短いスパンで交互にやってくる感じ(どっちが陸で、どっちが橋なのかはあえて考えなくて大丈夫)。非日常感たっぷりに幕をあけるのが5月です。普段通りの生活を心がけているのですが、やっぱりいつもと時間の流れが違うので、少しワクワクします。
GW後半始まりは、長めのドライブからスタートしました。
Weekly MusicのTararamは、久しぶりにテンション上げていこう〜と思って、聞いたのがきっかけ。
前の週から尾を引いていた重めの仕事が終わって、ほっと一息。図書館に行ったり、髪を染めたり、新しいカフェを開拓したり、いい日々でした。連休の様子は別に書いたのけれど、ほんとうによかった。
で、「そうすると、どうしようかな」と思った時に最初に浮かんだのが運転してる時に聞いていたOWVのTararam。ちょうど連休直前の夜に知らないぐらいメンタルが落ちて、普段は使わないスピーカーを使って、普段聞かないバンドのライブをかけてみたものの、回復せず「え〜どうしよ」と頼ったのがOWVでした。
ビリビリと鼓膜を震わせる低音に、前向きな歌詞。いいなあ、この背中を押す感じ。「PARTY」もそんな感じだった。多分、前向きに行こうというタイプの曲。
「What you waitin' for」は彼らが前にいて、太陽みたいに上から照らされているイメージだけれど、こっちはこう、地面の方から応援されている感じがする。前向きな歌詞、アップテンポなリズムが、せっかくのお休み楽しむぞ〜という気持ちとも合致して、わたしも前向きになれたのでした。

思い通りにいかない時も
Breathe in Breathe out ここからRestart
長い旅を楽しもう Life is a journey
一緒にTake it easy, そうゆっくりいこうぜ

少し息吐いて ボタンを外して
朝日が昇るまでWe're Ridin' On the Beat
Sidestep Right Left Follow me
かかとでビート刻んで心弾ませて、さぁ
So let's get it going, We about to have a good time 

Tararam / OWV

正直、TOMOOの「Present」ともめちゃくちゃ迷いました(毎月入れてる、今月も入れるね)。ひとりで文章を書きながら、ときどきふと我に帰る時があって、「これ、書いたところで何になるんだろう」と思う瞬間があるのですよ。そのときに、これを聞いて、「誰もキャッチしなくても未来のわたしがキャッチするから安心して書きな」と思っていいのか〜と思えるまでになりました。
自分の文章はときどきこうして見える形で残しているけれど、毎日の日記やおでかけの記録、旅行ログなんかは誰かに見せることを想定していないので、心が折れて書ききれないことももちろんある。よくある文章講座で「読み手を想像して書く」みたいなことも書いてありますが、わたしが自分の文章を書くときは特に想定しない(でもどこかで想定しているのかもしれない、あんまり意識してないだけで)ので、偶然キャッチしてくれた方がいたらそれでいいんだと思います。今月も受け取ってくれてありがと〜!

プレゼントなんてね どっかで的はずれ?
的外れがもし届くなら
君がそうキャッチしてくれたから
だけどね 今日も迷って探す日々が
きっと 幸せだって気づいたから
少しだけ待ってて

Present / TOMOO

2024.05.06-2024.05.12 近頃 / Bialystocks

大混戦。日曜日の夜まで決まらなかった。18分手帳チキチキチャレンジを始めた週なので、そのきっかけになったNCT127の「Highway to Heaven」にしようかなとか思っていました。大自然、太陽の光、動きの出る白シャツ、風。「最高」の要素が勢揃いの素敵MV。機会があればどこかで見てください…!「結局君らはこういうのが好きなんでしょう」が詰まったMV。ええ、好きですとも。(このアルバム自体好きです)
でも、やっぱりここはTOMOOの「あわいに」かなとかいろいろ思っていたのだけれど、偶然仙台に行った時に聞いていたBialystocksの新曲がささりに刺さって、Weekly Musicに決まりました。
その日の仙台は暑かったけれど、爽やかな風が心地よく、ビアリの風のような音楽もよかった。仙台駅から15分ぐらい歩いたところに、榴岡天満宮があって、境内に入るまえの青空と鳥居の朱、新緑の色味がすごく綺麗で。「ああ来れてよかったな」と思いました。恒例のおみくじも大吉。目が合った番号を引いたらベタ褒めの大吉だった。先月末に違う神社で凶を引いているので、とても沁みました。全肯定なの優しい。
そんなところで、ウキウキしながらビアリを聞いていたのだけれど、「最近二人はビタミン足りない」のあたりで、軽やかな気持ちともマッチしてしまって。ビアリはいつも音楽に風のような心地よさを感じるけれど、これは本当にその典型だと思いました。

2024.05.13-2024.05.19 Daydream / OCTPATH

前週とうってかわって、即決でした。「パーフェクトプロポーズ」の最終回が配信された週なので。月曜日に早起きして見ました。そして、そこから気がつけば毎日聞いていました。
メロディに乗るワードのひとつひとつが全部、しっかり、めちゃくちゃ、刺さる。なんなら時折映像もつく。しんど…!物語の延長線で曲があるところが一番危険なところ。毎話絶妙なところで流れるのもずるい、タイアップの危険なところはそれ。
いや、ほんとうにこことか。作中とリンクしてしんどい。「寝たら朝が来る」って劇中で言ってて、歌詞、これ。しばらく幸せになってほしい。

朝日に怯えて 夜よ明けないで
そう願っていたけれど
君がいる明日ならもう怖くない

Daydream / OCTPATH

そして月曜に早起きする理由を失ってしまったわたしにはどんどん刺さる。
日曜日の夜にワクワクして眠って、月曜日の朝早起きして本編を見る生活が1か月ぐらい続いていたので…。しかも最終回の日は「絶対終わらないでしょう、ふふふ」と手帳周りを全部書かずに寝たのに、月曜の朝に早起きして終わらせたうえで、しっかり見ていたので、BS放送が始まる2週間、わたしは「え、今週の日曜わたしは何を楽しみに寝たら…えッ」となっていました!つらかった!
結局何も楽しみがないなあ…とゆっくり寝たり、朝から読書したりしました。私たちの生活は続いていくんだ。強く生きようね、みんな。ベランダの植木鉢にミニトマト植えよう(わたしはトマトが食べられないので、すみませんがナスを植えます)
主演のおふたりはもちろん、素敵な物語を作ってくださった原作者の鶴亀まよ先生、そして素敵に彩ってくださった宝来監督も、各方面を拝んでいます…ほんとうに良いドラマでした………改めてありがとうございました(拝)

2024.05.20-2024.05.26  The Band / キュウソネコカミ

サンキューロックバンド!な一週間でした。というのも、5月19日にメトロックを見ていたから。TOMOOだけ見れたらいいなと思っていたら、そのまま見てると松下洸平さんのステージもあることを知り、手帳作業しながら見ていました。
やっぱり、Presentが大好きなんだけど、2番の「ネイビー、オレンジ、スカイブルー、カメリアにオリーブ」のところで色の部分を差してくのがたまらなく好き。かわいい。ハッとして客席を指しながらの「オレンジ!」、自分の衣装を指しての「スカイブルー」と「オリーブ」。今までずっと音源とMVだけだったので、こうしてライブでってなると新鮮で、いやはやよかった。Super Ballもよすぎる、客席からのカメラアングルも一瞬入れましょうよって言った人、パッとひらめきで差し込んだ人にも小さな幸せがたくさん降り注いでほしい。
そして、松下洸平さんのぽやぽやMCも可愛かった〜〜。あのセトリに漂流が入るの良すぎる。あそこで漂流!?となりつつもでも、聞けば聞くほど「でもやっぱり、ここで漂流だなあ、たしかに…」となります。すごいセトリ。
その余韻が強くて、月曜からは気になる人たちの見逃し配信も見ていました。緑黄色社会、一緒に乾杯したいし、楽しすぎる。健康でいたい理由のひとつに、りょくしゃかのライブが追加された。長谷晴子、強すぎる。40分あまりずっと楽しかった。合間のCMで「りょくしゃか!」と思うと、今日好きの映像が流れていて、「ゆうちゃん!;;」となるなどしました。ここまでがセット。ゆうちゃん…;;
そんな流れで、ひさしぶりにキュウソネコカミを聞きました。集中したいときは、とにかくロックバンドを流すと決めているので、普段なら04 Limited Sazabysか東京スカパラダイスオーケストラなんだけど、「いや」と久しぶりにキュウソ。あまりにも面白すぎて仕事にならなかったので散歩用になりました…(ここまで一瞬)。楽しみたい気持ちと、とにかくにぎやかな音楽聞きたい気持ちに最高にマッチしている。
ついでなのでフェスの映像も見ました。初めてだったのだけれども、いろいろ初めて見るものが多くて面白い。
そんなところで、拝啓 ロックバンドのみなさん、これからも大きい音を鳴らし続けてください。 わたしより

2024.05.27-2024.06.2 アンチ・トレンディ・クラブ / UNISON SQUARE GARDEN

サンキューーーロックバンド!!!ありがとう〜〜。
というのも激ハードな1週間。仕事も、体調も、全部タイト。ぜんぶよゆうない!;;けど弱音吐けない〜つらい;;わかんないつらい!な1週間でした。
自分でも不思議だし、面白いなと思っているけれど、火曜日の夕方に突然涙が止まらなくなり、夜になって大きい音で音楽聞きながら無心でエアロバイク漕いでました。いつもより音量大きめ、スピード早め。あの無心になる時間が本当によかった。たくさん汗かいて、気持ちもスッキリしてた。
そのときに聞いていたのがUNISON SQUARE GARDEN、9枚目のアルバム「Ninth peel」。あんまり通しで聞いてないなと思って通しで聞きました。時間的にもちょうど。そして何より、バランスがいい。ゆるく始まったと思えば「カオスが極まる」でペダルを漕ぐ脚に力が入ってどえらい回転数になる。そこからハイになってしばらく記憶がない。
耳元で鳴らし続ける大きい音。あまり健康には良くないのは、重々承知なのですが、音に包まれて、「俺とお前の一騎打ち」になるのが本当に良かったです。心の隙間、というか悪い方向へ考える余白を全部音で埋められたような感じでした。力技、だけど必要だった。
おかげさまで、少し前向きに健康になりました。
「アンチ・トレンディ・クラブ」はまさに好きな曲。田淵らしい(というときっと田淵はいい顔をしないんですが)。これはこれで本当にいい曲。語感が最高に気持ちいい。

多数みんなが好き なものだけが正義
はずれ者は廃棄 美しいこそがトレンディ

アンチ・トレンディ・クラブ / UNISON SQUARE GARDEN

好きすぎる 「き(ぎ)」で踏むの
「つよくてやさしい僕たちはお気に召さないですか?」「景観はかなりいいんだけど お気に召さないなら おととい来てくれ」
好きすぎる
「おととい来てくれ」おととい来てくれってなに……好きすぎる
しばらく幸せになってほしいし、たくさんライブしてほしい。ユニゾンのライブの記憶は2019年、Bee-side Sea-sideで止まっているのだけれど、またいつか音の海で漂えたらいいなと思う。あの時の斎藤さんの「今日のライブのために、いろいろYouTubeとか見て予習してきたと思うんだけど、それ全部やりませーん!笑」っていうMCがよかった。数少ないMCでそれ!?でも、B面アルバムのライブツアーだし、それはそうか…。全部わかる曲で最高に楽しかった。これ一生言いたいんだけど、田淵側の位置で「やっぱこの人すげえわ」と思った。帰り道ぽや〜っとしていて幸せでした。思い出してもぽやぽやする。
ついで選ぶのすごく迷ったのだけれども、一番好きなシングルの表題曲Catch up,latencyも聴いてください。カップリングの2曲が強すぎる。
2曲目のたらればわたがしのサビ「たられば積み重なったら わたがしにして食べちゃうから」、好きすぎる。3曲目の「ここで会ったがけもの道」は、もう完全に好き。多くは語りませんのでどうにかしてCDで聴いてください。わたしはいま聴きたすぎてウォークマンを充電しています。

おしまい!

さまざまなものに追われて、走り続ける間に、5月の1か月もあっという間に過ぎていってしまいましたね。生活のなかではいろいろ思うことも、考えることもきっとあるはず。なんとか切り抜けるために苦い笑みを浮かべながら思ってもいないことを言ったり、逆に思っていることがあってもなかなか形にして外に出しにくかったり、そんなこともきっとあるでしょう。だけど、自分の好きなものだけでもいいから正直に過ごしたいと思いました。6月は少しでも明るい気持ちで毎日を過ごせますように…!(拝)
それと、5月は自分が書くこと、誰かが書いたもの、作ったもの、表現したものを享受することについていろいろ考えることがありました。書く・作るときの苦しみ(のようなもの)とそれを知る・知らないの間にある見えない溝について、いろいろ考えている間に、わからなくなってしまったのでした。なにかこれもちゃんと突き詰めて考えて形にできたらいいなと思います。

今月のプレリス

というわけで、また来月〜!
どんどん暑く、夏に向かっていくのでくれぐれも体調お気をつけください〜!

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