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Weekly Music(2024June)

こんにちは〜よんです。すっかり夏ですね。蝉の声が絶え間なく聞こえる日々です。夕方にはアブラゼミがひぐらしに変わる瞬間があって、文字の通り、「夏の日」を過ごしているわたしです。いかがおすごしでしょうか?
6月、謎に駆け足で過ぎていきましたね。その間に手帳が一切開けなくなったり、もう戻らないだろうなと思っていた過去ジャンルに戻ったりしていました。手帳はじめ、仕事以外で文字が書けなくなってしまったのですがようやく回復したところです。


6月を振り返る

6月の一切の記憶を失っています。
ので、頭を抱えながらSpotifyくんに聞いたら教えてくれました。

ちょっと思い出せた気がする

6月もいろいろ、そういろいろ聞きました。昔好きだったジャンルに戻ってきてしまったこともあり、ウォークマンがフル稼働。仕事のとき、お出かけのときはSpotify、部屋での作業や思い出に浸りたい時にはウォークマンという布陣で音楽を流していました。心の余白を作ってしまうと、全部持っていかれそうだったので、音でその余白を埋めていた、というような感じです。
手帳が開けなくても、文字が書けなくても、気持ちが塞いでいても、音楽はすぐそばにあるんだなあとしみじみと思ったのでした。

Weekly Music 2024 June

というわけで、6月は大陸の推しのカムバックから幕を開けました。「Give Me That」いい曲ですね。肩の力を抜いて聞ける感じ、好きだ〜〜。軽やかで夏っぽい、なんかこう、夏ってちょっとスキップしたくなっちゃう時とか、あるじゃないですか(ないかも)(あるのかな) あるとして話を進めますね。
サビの「ぎみだ うっうー」のうっうーとか。思わず弾んでしまう感じが好き。
浪漫公路(New Ride)はタイトルが優勝。大好きでしょうみんなこんな…。

그렇게 어렵게 생각하지는 마
(そんなに難しく考えないで)
조금 더 들어 봐

Give Me That(Korean ver.)  / WayV

夜弥漫散香味 遇见你旳瞬
(香りで滲んでいく夜 君に出会った瞬間)
这熟悉旳感觉

Give Me That / WayV 
中国語と韓国語で歌詞の雰囲気ごと変わるの、あまりにおしゃれだ…
(こういうところが好きなんです)

2024.06.03-2024.06.10 ミュージック / サカナクション

NHKスペシャル「山口一郎 “うつ”と生きる」を見ました。わたし自身、キャパ的に限界で泣きながら「今日はこころの健康のために早く帰ろうね」と決めて、いつもより早く帰って散歩に行った週。散歩に行った次の日に見たこともあって、強く印象に残っています。
何よりミュージックまでの繋ぎが自然で、編集の巧みさを感じました。最後、ステージに立って歌うこと、そして一緒に抱えて生きていくと語る場面が印象的で。

自分の中で一個あきらめたんですよね
昔の自分に戻ることを
うつ病とにらみ合って
「いなくなれこの野郎」って思っていても
つらくなるだけだなって思ったんですよね
だったらもう「この野郎!」って肩を組むぐらいの気持ちで
うまく付き合っていく方法を見つけるというかね
一番大事なのはやっぱり
自分が好きだってものをあきらめない
それはできるなって

NHKスペシャル「山口一郎 “うつ”と生きる」より

この一言。すごい、好き。
あと、ライブツアーの中止を決断した事務所の社長の「ライブを中止するという経営判断は僕にしかできない」の一言、かっこよすぎる、しびれる。
自分にできるベストを尽くして、あのステージにつながっていくのかなとも思うと、やっぱり「ミュージック」である意味はあったのかなと思う。「歌い続けるよ」ってミュージック、いやほんとうにいい曲。
ついでなので、わたしの好きなサカナクションの曲も聴いてください。「なんてったって春」は音の弾ける感じが好き。サカナクションを聴き始めて、まだ全然わからなかった頃に曲名とリズムが一致した曲かもしれない。サビの「南南西から鳴く風」「なぜか流れた涙」「なんてったって春だ」の韻を踏んでいるのがたまらなく好きなんだと思う。
「モノクロトーキョー」はしびれるから好き。「東京」はモノトーンだけど、「憧れ」はフルカラーなの、好きすぎる。あとは「シンディカフ」とかも好き。

2024.06.10-2024.06.16 17 / TOMOO 

目まぐるしくいろんなことが起きた一週間。いろんなところでいろんなことが起きるので感情が追いつかないし、相変わらず頭のキャパは不足したままで、どんどん積み重なっていくあれやこれをどうにかする力もなくただ見ているだけの一週間でした。
でも音楽はずっと流れていて、その中で一番好きだったのがTOMOOの17。

セブンティーンアイス溶けてさ
残る白い染み
子供同士にかえってく道の目印
17歳の頃にさ 君と出会っても
きっと好きになってたよ
ぎゅっとイメージして

17 / TOMOO

このサビの歌詞が頭に焼き付いていて、せっかくなのでお出かけした先で17アイス食べました。自販機は見たことあるけれど、あんまり買ったことがなく、食べた記憶もないアイス。バニラ味にしたのだけれど、すごくコクがあって美味しかった。その日は暑かったので溶けるまでの時間と勝負、みたいなところがあり、今度リベンジするなら冬だなと思いました。
このお出かけのときに、少しでも気分転換をしようと思って窓の外を見ていました。夏らしい深い緑が続いて、青空が見えたと思ったら街が見える。繁閑は抜きにして、自然と、人の暮らしが交互に現れて、人間や生き物の暮らしがどこにでもあるんだなあと気づけたのがよかったです。この道沿いに、喜怒哀楽があるんだよなあ、と思ったときにふと浮かんだのが同じくTOMOOの「あわいに」。知らない路地を曲がって、新しいものに出会うように「不安なことがあっても大丈夫。たのしんで」と背中を押してくれるような一曲だ、と改めて思いました。

2024.06.17-2024.06.23 アンコール / 宮野真守

2024年、帰ってきてしまった。
2009年発売のゲームがありまして、すごく好きで、ほぼ青春みたいな感じなんですけど、ある日ふと「それ、今年で15年じゃない?」と気がついてしまって。時間の流れに驚きを隠せませんでした。キャストも2008年から2009年ごろに「若手」と呼ばれた今は中堅〜ベテランの人たち。久しぶりにPSPを充電してゲームをしていたら「この声、この人たち、キスよりすごい音楽できるじゃん…!」と気がついて、戻ってきたのが「うたの☆プリンスさまっ♪」です。長い前置き!
それで、5年前に公開された「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」。おぼえていますか。
「公開から5年…?時の流れ早すぎない?」と改めて映画を見ました。そこから劇場版2作目スターリッシュツアーズも見て、衝撃を受けて、泣いて、毎日エアロバイクを漕ぎながら見ています。今も見てるのでほぼ1ヶ月ぐらいかな、新作ゲーム出るまで健康でいるので、なにとぞ…!
それはさておき、そんな一週間だったので、迷わず今週の一曲は「アンコール」。最後の歌が終わって、「ライブ終わっちゃった;;」と余韻に浸っているときに、遠くから聞こえてくるのがこの曲です。「聞こえるよ I can feel encore」なんて聞こえてくる、ずるい。なんか、救いというか、この歌があってよかったなと。この歌に乗せてエンドロールが流れてくるの最高に美しくないですか…。確かに、ステージ上にいるのは18人かもしれないけれど、そのステージを作るにはいろんな人が関わっていて。決して18人じゃ作れないステージを一緒に見ているんです。よすぎる。
スタツアのST☆RT OURSもほんとうにずるくないですか。積み重ねた時間と思い出で殴ってくるタイプの曲。だいすきです。
この期間、手帳も開けず、仕事以外でペンを握ることすらできなかったわたしを優しい光で、あたたかく包んでくれたのがこの曲でした。

始まりをくれた君に
僕たちはどうやって返せばいい?
いつも聞いてばかりだね
だってもらうばかりで

ST☆RT OURS / ST☆RISH
これは本編で衝撃を受けた部分
わたしのほうこそもらってばかりです!!!

毎回アイドルになってくれてありがとう;;と泣くんですけど、改めて音源を聴くと2番が最高なので、ぜひ聞いてください。ついでなので何かの機会にソロベストアルバムも聞いてください。試聴だけでもぜひ…!泣きながら聞いています。
この週はもう一曲ありまして。それがゲーム「文豪とアルケミスト」の「開進止メヌ文士タレ」。6月19日は桜桃忌なので。
例年この6月13日ごろから19日にかけてフィジカルもメンタルも崩れる期間があるのです。ここ何年か、すっかりなくなったんだなと思ったのですが、見事に調子が悪くて。6月19日の朝に「今日絶対なんかある」と思い出したのが太宰でした。
「太宰じゃん!」とすべての不調を人のせいにして(ダメなことなんですけど)、せっかくだし何か見るかと見たのがアニメ「文豪とアルケミスト」でした。
いろいろ思うことはあったけど見ました。なんかこれはこれでつらい。
という、自分の声より圧倒的に諏訪部の声を聞いた週でした。

2024.06.24-2024.06.30  火の玉ジャイヴ / 東京スカパラダイスオーケストラ 

優勝〜〜〜!
日比谷音楽祭があまりにも楽しすぎて。耳に残ってたのがスカパラの「火の玉ジャイヴ」。「The Last Ninja」とも迷った。
この週はいろいろ一段落して、でも何かに追われていた週でした。「なんかもうやばいです」というときにはわたしの部屋はスカパラが流れてるので、ずっとスカパラ聞いてた週。ずっとハイ。ずっと良い。「Paradise Has No Border」だいすき。ノリノリになってしまうので、お昼のちょうど眠いときに聞いていました。「JUNK or GEM」は夕方にヘビロテ。「あと30分ぐらいで絶対帰るので、音楽が止まる前にもろもろ準備してね」という感じで聞いていました。聞いてください、長谷晴子。だいすきだ。
スカパラの音を聞いてると「音楽って楽しいな」と思えるところが好き。プレイヤーとしても音楽は楽しいのです。

おしまい!

という感じで、いつもよりゆっくりお届けしてきましたMonthly Music2024(June)。6月、なんかすごかったですね。記憶がない。うっかり眼鏡を踏んでしまったり、デパコスのパウダーよりアニメのCDを買う方が緊張したり、つらかったけど面白いこともたくさんあった1か月でした。
最後は「夜明けの君に」と「朝靄」。どっちも好き。そろそろ半年、1年になる好きな人たち。こうして好きなものを大事にして心を守っていきたいな〜と思うのでした。

今月のプレリス

というわけで、また来月!
近いうちにお会いしましょう。なるべく涼しくしてお過ごしください〜!

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