見出し画像

Weekly Music(2024Mar.)

こんにちは〜よんです。春ですね。
暦も、気候もしっかり春!いらっしゃいませ!一番好きな季節です。
ここまで気分は春なのに、吹雪いてみたり、最高気温一桁だったり、安定しない気候に「やめてくれ〜〜〜」と弱音を吐き続けていました。
そんなことはさておき、3月のWeekly Musicをまとめる時期ですね。
(今回からちゃんと目次をつけることにしました!)


3月の音楽事情

3月は大陸の推しグループがカムバックしたり、新しくデビューしていたり、そんなめまぐるしい月でした。なので、先月とは打って変わってK-POP多め。個人的に不安になることも多く、いろんなものやことから逃げるように音楽を聞いていました。言葉がわからないからこそ、頭を空にできるというか、無理に前を向いたり、現状をどうにかしようとしたりしなくていいのがK-POPのいいところ。時折単語を拾ってしまうこともあるけれど、それはそれとして。
でも、仕事中は好きな気持ちを守るために、別の音楽を聞いていました。

作詞、作曲、歌、アニメーション。総合優勝

個人的に3月から夏にかけて、行きたい展覧会が多く、美術に戻ってきた時期でした。なので、どっぷり美術にハマっていた、というかわたしがちゃんと美術史を勉強していた時期に聞いていた井上涼さんの「びじゅチューン!」をメインにヘビロテ。仕事中でもどんどん聞きました。
ほんとうにこれ、全部が好きなので「いちばん好きなものをえらんでください」っていう質問がいちばん難しいんだけど、え〜〜そうだねえ、いちばんはやっぱり「アイネクライネ唐獅子ムジーク」かな。この巻き髪が音楽家の証。あと、去年の年末に東京国立博物館で《摩耶夫人および天人像》を見てあまりのミニマムさに驚いてしまったので「ツイスト出産」とかも好きです。
(ここから余談)
法隆寺宝物館の摩耶夫人がいるお部屋で、並んでいる仏像についてお話を伺ったところ「全部オーダーメイドでオンリーワンなんです」とのことで、知らないぐらい感動しました。というか法隆寺宝物館自体がすでに楽しい。ちょっとモダンな建築様式からもう面白すぎる。それでいて、そのほか5つぐらいの展示棟を見放題で一般1000円な東京国立博物館、さすがに楽しくて思い出すだけでウキウキしてしまいました…。また行きたい〜!
(余談ここまで)
そのときどきによって変わるけれど、なんかもう「保健室に太陽の塔」は聞いてほしい、みんな…。岡本太郎の《太陽の塔》。死ぬまでに絶対見たいし、元気がない時に見てる。好きすぎる。

「この生命の樹をごらん
根元がアメーバで
真ん中あたりに恐竜がいて
てっぺんがクロマニヨン人
あなたはその最先端
何を選んでもそれは進化」

「保健室に太陽の塔」井上涼

軽妙で口ずさみやすいキャッチーなメロディーと歌の節々に聞こえてくるワードが絶妙で好きです。作詞作曲歌はもちろんだけど、NHKで放送されている5分ぐらいの番組にはアニメーションと解説までついてる、天才かよ。総合優勝です。

Weekly Music 2024 Mar.

そんなことはさておき、本題ですよ。
今月はK-POP多め。仕事や生活がかなり目まぐるしく、踏ん張っていないと流されてしまいそうだったので、好きなことをする時間を積極的に取りました。仕事終わりにぬるっと手帳タイムしたり、休みの日は本だけもってカフェに行ったり。そんなときに、多少なりとも「言語の壁」がある外国語の音楽がとてもありがたかったです。日本語であればふと気を抜いた時に聞こえた言葉の意味がわかってしまう。でも、第二言語であればこちらから、ふと「あ、」って単語を拾っている。だから、こう、なんていうか、こう、うまく表現できないかもしれないけれど、自分が言葉の意味を受け取る時に向いてる矢印の向きが違うような気がします。意識して言葉と離れたい、でも音楽とは離れたくないわがままな私にぴったりというわけです。

2024.03.04-2024.03.10 Nevermore / Bialystocks

3月の一週目はBialystocksの「Nevermore」。
この週は、何かと「もうおしまいだ〜〜」と口から出ていた週。繁忙期の最後の山場でした。だから、もう二言目には「さよならだけが人生なんだ…」「鱒二だって言ってたじゃん」(友達みたいにいうなって話なんだけど)と独り言を言っていました。
だから、この「二度とない」という、強めの訳がついた熟語がいいなと思って。よく聞いていました。タイトルとは違ってちょっと明るい曲調のNevermore。途中で入るwinterのインストもすき。
なんだか風っぽさを求めていたのかもしれませんね。この角が丸い感じの風を。ビアリの音楽は本当に甫木元さんの軽やかな歌声はもちろん、その裏で隙間なく動いている菊池さんのピアノが好きです。お二人が話しているポッドキャストも柔と剛のバランス感が絶妙で、ほんとうに好きです。
「Nevermoreといえば…」と派生してペルソナ4のサントラも聞きました。ゲームとかアニメとか一切履修していないのですが、このサントラがもう好き。好きだよこんな。本当に10年ぐらい前に好きで聞いていた音楽なのに、まったく色褪せない。「Prusing My True Self」「Reach Out To The Truth」とかも好き〜〜かっこいい。ずっとかっこいい。

2024.03.11-2024.03.17 Unable To Love / DOYOUNG

ドヨンさんの「Unable To Love」、迷いませんでした。
この週はいろいろ緊張していたり、寝ようと思ったタイミングで怖くなって手が震えたりしていて、そんなときに頼ったのがドヨンさんでした。
元々、気持ちの天気に合わせたプレイリストを準備しているんだけど、その2曲目か3曲目がドヨンさんのこの曲。主演ドラマ「私を愛さないXへ」のOSTでした。
不安でいっぱいだった私もこのピアノのインストとドヨンさんの包み込むような歌声に安心して眠れました。安眠をありがとうドヨンさん。
不安でいっぱいになることもあるけれど、私には音楽があるから大丈夫かも…!わかんないけど!という気持ちになった週でした。ありがとうどよち。

2024.03.18-2024.03.24 WISH(Korean ver.) / NCT WISH

そんなところで、無理がたたってしまい風邪を引きました。この安定しない天気に、吹き荒れるような突風。やめてくれ〜〜と思いつつ、頬張った熱々の白滝で喉を痛めてしまいました。そこからきれいに風邪の症状が出た、という経緯です。
火曜日の朝がいちばん体調が悪くて、でもまあやるか〜と仕事をしていたら、完全に悪化していて、水曜日が祝日でよかったなと思いました。ずっと機会を見計らっていたお家入院をした水曜日。そして、何もできない状態で出会ったのが「NCT WISH」です。
前述のドヨンさんが所属しているNCT、最後の固定グループ。NCTは元々無限拡張を謳っていて、2020年の時点では40人ぐらいになるんじゃないかと言われていたグループなのですが、2023年に無限拡張の終わりが宣言されて、それで最後のグループとして誕生したのがWISHくんです。もはやなんもわからんの気持ち。
でも、「まあ見てみるか」と見た「WISH」のMV。いや〜〜すごかったふつうにNCT。既存の要素をしっかり受け継いでいる…。
この週のWeekly Musicにも選んだデビュー曲「WISH」は、日本語と韓国語の2ヶ国語展開。すでにグローバルですね。日本語と韓国語迷ったけど、韓国語にしました。なぜなら韓国での音楽番組の映像もたらふく見たからです。まだお顔とお名前が一致していないけれど、事務所が好きそうなお顔だ〜と思ってみています。
デビュー8年目のNCT DREAMとはまた違った光を発する子たちだなと思って見ていたのですが、何て言うんだろう、こうドリムが「どこか影がある光り方」だとしたら、WISHは「とにかく強い光」なのかもしれません。ほんとうにこの浄化される感じ、すごい。圧倒的光。風邪を引いて弱っている私には強すぎる光だったけれど、綺麗だった…。
グループ同士でコンセプトが被るのでは…と少し心配していたけれど、MVや音楽番組の活動映像を交互に見比べても全然違っている。おもしろ〜〜。
と、それを見ながら、ドリムがカムバックのティザーをどんどこ投下していて、「いや、すご」「え、いや、え〜〜!?」となりっぱなしな週でした。
なんなら改めてテヨンさんの「TAP」もいいなあと、ずっと聞いていました。(お団子を探しに行くMVも可愛い)

2024.03.25-2024.03.31 UNKNOWN / NCT DREAM

3月25日にNCT DREAMが「DREAM()SCAPE」でカムバック。なので、今週はそのアルバムをヘビロテしていました。タイトル曲「Smoothie」もいいんだけど、なんだろう、全部いい。デビュー8年目なのに新しいコンセプトだ〜と思っていて、私はけっこうBOOMが好きなので、ずっと刺さっています。
事前に出たティザーのバックグラウンドで流れるずっと曲がよかったのもあって、アルバムを聴きながら「いいなあ」と思いっぱなしです。ドリム、当たり前のように全員歌えるグループなので、声を重ねたときに聞こえる音が、それはもう当たり前にいい。
なので、Weekly Musicの1曲を選ぶのも苦労したのですが「UNKNOWN」にしました。アルバム収録曲全部いい。(全部いい。これ、テストに出ます)
でも全部いいのに、どうしてUNKNOWNかというと、サビ部分にある「I know you got it」の早めの下降音形が決め手。ついでなので、ティザー映像も見てください。なんなら下降音形も入ってるね、よっしゃ。
多分いちばん好き。えー、でもChapter4も捨てがたい…BOX………。

音に包みこまれる歌で、和訳をチラ見してみても、こう元気のない時に根拠なく励ましてくれるんじゃなくて、寄り添ったうえで「で、君はどうしたいの?」って聞いてくれるタイプの歌。これまでメンタルが落ちているときにはドリムの光があまりにも眩くて聞けなかったのですが、これでようやく聴けるようになりましたね。がっはっは!(がっはっは)Hello Futureのアルバムとともにヘビロテ確定です。わ〜い!
何回も繰り返し聴きながらふと、EXOのアルバムの最後の方にある曲っぽいな〜とも思って久しぶりに「DON'T MISS UP MY TEMPO」のアルバムも聞きました。Tempoは言わずもがな名曲なんですが、最後の曲「Oasis」の感じに、感覚としてちょっと似ている気がする。長い旅路の末にたどり着く場所、それがOasis。夜中、音に溺れたくなったときに聞いています。結局私はどっちも好きなんだな、わかった。

おまけ!

Weekly Musicとしては選んでいないものの、今月は緑黄色社会も聞いてました〜。ライブセトリのプレリスが大量にあって、順に聞いているという感じです。最初に出会った「Mela!」もだけど、本当に力強くて引き込まれる感じがすごいんですよね…。引き続き、というかもっと聞きたいです、聞きます。
あと、最終週にカフェで読書しながらNCT2023のアルバムをずっと聞いていて、Kangarooがやっぱりあまりにも好きすぎるなと再認識しました。カンガルー、かわいい。コンサート映像でもしっかり配信されていて、「ぜったい落とす」っていう制作側の謎の気合いを感じています。元気がない時、でも少し頑張れそうな時に見てエネルギーをもらっている一曲。ありがとう〜!!!

それと今月は音楽とは別に、ポッドキャストも聞くようにしていました。やっぱり午前中は聞き流せるタイプのポッドキャストがいいな〜と思いました。
でも今月分は音楽だけで長くなってしまったので、また別でまとめます!

今月のプレリス

というわけで、また来月〜!
4月もどんな音楽を聴いて過ごすのか楽しみです。


この記事が参加している募集

振り返りnote

今月の振り返り

コメント、感想など、励みになります!🙌