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#よんなな朝の歌 ’23.6③


2023.6.12の歌がない代わりに

 リアルで会って音楽を語ることも、最近になって少々多めになって来たかと思う。自分の前半生のうちに「ポピュラー音楽に対する普通のアプローチ」をする機会をすっ飛ばしてしまったばっかりに、純粋にその場その場の感受性によって音楽を消化せざるを得なかったことが実は長年のコンプレックスだった。ゆえに、自分が好きな音楽をセットリストを開陳するようなことは今後もないだろうとは思っていた。
 そんな調子だったから、音楽の趣味趣向をまとめて見せるようなことは想定していなかった。ゆえに、1日1回の定期的な私信として音楽を語って纏めるのは、それこそ考えていなかったこと。
 ただ、SNSの世界で「これが好き」と言うことで、「実は…好きだったんですよ」という声が聞こえてきた。リアルな世界で言い出せなかった「好き」を、少し胸張って言えるのはいいことなんだなと思ったり。それが今の励みです。

2023.6.13 福山雅治「IT'S ONLY LOVE」

おはよんなな。ちょっと昨日、スペースで話してました。初めてお話をする方だったので、とても緊張していて。話し方が声が低く、少しぼっそりと話していたら、ちょっと似てたらしい。いつもは伊集院光みたいな話し方なんですけど(笑)。少しルンルン。
午前8:05 · 2023年6月13日

 今思えば私の声が福山雅治に聞こえるなんて聞いたところで、相手様に腕利きの耳鼻咽喉科を紹介した方がよかったのかもしれないなと思ったりして。
 でも面白いものだよな。福山雅治の声で下ネタ話すのと、伊集院光の声で同じこと言うことのギャップってさ。どっちも好きだからどのみち好んで聴くけど、イケメンのぼそっとした口調で「ちんちん」とか口走っても叱られなさそうで。
 そんなことよりも、私の好きな福山雅治の曲がこれ、なんです。この爽やかさが夏に向かう感じがして好きなんだよなあ…。

2023.6.14 ORIGINAL LOVE「ヴィーナス」

こんにちはの時間。私の周りには、あまり趣味の通じる方がいなくて。久しぶりにORIGINAL LOVEが好きな人がいてびっくりしたのが先週末。その人が好きな曲は冬が似合ったので、今回は夏の曲を…ということで。これもいい曲よ、夏の香りを先取りしよう。 
午後0:32 · 2023年6月14日

 今回のパートの頭に偶々書いたのだが、僕の音楽的志向がその時々の世間を席巻したものと違うところを見ていたせいもあって、身の回りに音楽性の合う人間が居なかった。いや、正しくは自分から吐露しなかったからこそ、「合う人が目の前に居たらしいけど、気が付かなかった」。
 ちょうど音楽の志向性の話になった時に、不意にOriginal Loveを好きだと言ったら、意外にも同年代の人から深く賛同された。あ、そうなんだ。ちゃんとリアルでも話せば、そういう会話できるのね。

2023.6.15 CHAGE&ASKA「今夜ちょっとさ」

おはよんなな。今夜ちょっとさ…と、あくまでもスマートにお誘いができるのなら、その安心感と甘々の間に絆のようなものが深いのかなと。ニヤケながら力の抜けた吐息に近いため息を漏らして、少しだけ思い出し笑いなんかして。そして私は今日も、さっさと仕事に戻ります(笑)。
午前7:08 · 2023年6月15日

 この曲が収録されたCHAGE&ASKA「Red Hill」は、彼らの制作したアルバムとして最高の作品だと思っている。正直、この頃の歌をことごとく耳にしていて、ことごとく腹に落ちてきたからではあるけれども。
 アルバムの中でも異質な曲としては、「Mr.Jの悲劇は岩より重い」と、この「今夜ちょっとさ」。勇ましい楽曲の数々の中に、箸休めのように笑いと癒し。今思えばこの癒しの部分が、人がふと見せる「甘々な私」なのだろうかと…。ギャップで萌えるやつね。

2023.6.16 中西圭三「WOMAN」

おはよんなな。時折、女心を見失うよんななです。それどころか、人間らしさも見失ってたりして(笑)。そんな時はたくさんのラブソングを聞く。世に出回る歌の大半はラブソング、と言ってもいい。そこで改めて気づきを得て、心に触れればいい。今日の歌はド直球。
午前7:21 · 2023年6月16日

 中西圭三といえば、「Choo Choo TRAIN」が提供曲の中ではいちばん有名ではないだろうか。ZOOに提供されて大ヒットした楽曲がEXILEにもカバーされ、2度の大ヒットを記録することになる。
 本人もアーティストとして活躍しているが、「WOMAN」が最大のヒットとなる(42万枚)。ダイアモンドのCMに用いられると決定した際、当初は別の題名だったものを、前向きな女性をイメージして歌詞・題名を変えて世に出したという。作詞は売野雅勇。楽曲の多くは中西と売野のコンビで制作。

2023.6.17 RCサクセション「雨あがりの夜空に」

おはよんなな。雨上がり、今日は元気にいきましょうかね。こんな日の清志郎は元気でよろしい。明るく梅雨を乗り越えようかね。そしてこの曲はバイクが壊れた歌…。どうしたんだい、ヘイヘイヘイ!こんな割れ鍋に綴じ蓋な感じも悪くはないよねえ。
午前10:31 · 2023年6月17日

 どうしちゃったんだ、ヘイヘイヘイ…と、梅雨を吹き飛ばすかのように景気よく雨上がりを走らせようと思ったら、いやはやバイクが壊れていたぜ。あっけらかんと歌う清志郎の声が明るくもヤケクソで。
 RCサクセション。1968年結成、1991年解散。忌野清志郎を中心としたパフォーマンスの形は、邦楽ロックの基本形を作ったとされる。中学~高校の仲間と結成し、学園祭の発表に留まらない活動をしたくてプロになったという背景を持つ。思えば伝説のバンド、だったんですな。また改めて、心して聴こうか。

2023.6.18 福耳「星のかけらを探しに行こうAgain」

おはよんなな。期せずして、夜空がきれいな場所にいます。早寝早起き健康な生活(笑)、夕方にはシャバに降ります。そんな昨夜の夜空に星のかけらは探せたか…は想像に任せます。そんな夜と朝。皆さんの今日が満面のいい日でありますように。
午前5:59 · 2023年6月18日

 この日は泊りがけで、市内ではあるけれど山の中の合宿所にいました。夜遅くに電灯のない場所に行って夜空を見上げたら、満面の星空。流れ星もいくつか流れて、本当にいい天体観測の時間になりました。実は本題ではなかったけれど。
 標高は高くなかったけれど、うっかりしたら星のかけらのひとつやふたつ、林の中に転がっている気もして。本当にこの曲がマッチした世界観を味わえたかな。
 福耳。オフィスオーガスタ所属のアーティストによるスペシャルユニット。歌唱力が半端なくて、贅沢なユニットだよなぁ。

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