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#よんなな朝の歌 ’23.2①

2023.2.1 CHAGE and ASKA「Mr. J の悲劇は岩より重い」

おはようございます。複雑な夫婦関係を垣間見ることに、恋愛と結婚のギャップを強く感じる今日この頃。そんな時に思い出すのはこの歌の主人公。押し切られたようにして結婚した不満、過去の女性への未練。わかるけど選んだのは君だって。
午前8:00 · 2023年2月1日

 そうだよ、結婚なんて複雑だって分かっているじゃないの?それこそ、人生最大の「擦り合わせ」の作業なんだから。元々どこ吹く他人が同じ屋根の下に住まい生活するのが結婚というやつで、その場その時の気分でするものではないのよ。
 結婚してからも不満たらたらな人、これは偏見なんだけれど…何人とも浮名を流して遊んだ末に、どこか妥協をして結婚しているのではないかと思う。長らくの経験が逆に、理想の相手像が増幅する結果になっていないか、と考えてしまう。だから、ヒトミにエイコにトモコにカヨコにキョウコにマリとミホ…と、過去の女性の名前を連ねては過ぎた時間を思ってしまうのだろう。
 夫婦の不和を悩んでいる人は、ちょっとこの曲を聴いてみるといい。あなたがどこで間違ったか、心と対話しながら。それが悲劇と言い切れるかは、あなた次第。まあ、今現在のこのデュオを見ると、やっぱり他人は他人でということも考えてしまうだろう。そういう意味でも皮肉の度合いが強いから。そんな悲劇は岩より重い。

2023.2.2 宇徳敬子「あなたの夢の中そっと忍び込みたい」

おはようございます。 人の心のなかに、忍び込んでみたいんです。胸の内が自分でいっぱいになるように。でも支配したいんじゃなくて、寄り添えたら。前向きな心の後押しを、少しだけ。恋愛感情じゃなくても「好き」と言わせてみたい。
午前7:55 · 2023年2月2日

 好きな方に好きと言わせたい、それも特別なシチュエーションで。それが相手の夢の中に自分が出てきては、自分にだけ「好き」と言う夢。夢を見る時は言われる方か…などと思いながら。
 好きと言ってほしい人に「好き」と言わしめるのって、本当は難しいことはよく分かる。サザエさんでも、カツオ君はカオリちゃんが好きなのに、花沢さんに好かれている。カツオ君も花沢さんも、実は実らない恋を追いかけている形だ。互いの思う気持ちに気付くのは、というお話はまた別の時に。
 夢の中に忍び込めるような関係になるのは、どれくらいの関係性なんだろうか?少なくとも寝息を立てている姿を見合う関係、でいいのだろうか?夢の中で会えるでしょう…という楽観論も踏まえて、少しだけ定義づけをしたらまた楽しかろうと思う。
 しかし宇徳敬子さん、お年を重ねられてもお美しくて。B.B.クイーンズでコーラス隊をしていた頃から惹かれていました。子供のころから見ていた大人の女性って、なぜかくも神格化されるのでしょうか…。今度、沼っていいですか?

2023.2.3 忌野清志郎&2•3' s 「パパの手の歌」

おはようございます。2月3日、安直だけど今日はこのグループの歌です。昔、とある建設会社の企業イメージ CM に使われていました。だからこの中のパパの手は、ビルを建てたり橋をかけたり。愛人囲うパパの手は、何してるんだろう?(コラーッ)
午前7:50 · 2023年2月3日

 2月3日だから、2・3’sの曲です。もう、ここで呆れた方は回れ右で。この歌は清水建設の企業CMで流れていた曲ゆえに、子供の頃から耳なじみが強い曲。まあ、マセていたガキはこの曲で「夜のパパ」の歌を替え歌で作っていた訳で、愛人囲うある意味でのパパの手は…普通に何しているのかしら?なんて下世話は通常運行であり。パパの手というよりは、良く動くのはパパの指でしょ?なんて話は隅に置いておきましょ。
 改めて聴くと、かなりシンプルなのに深い曲。お父さんの手が一生懸命に仕事をしているさまを丁寧に描写し、リスペクトを欠かさない。本当に父親に威厳のあった、最後の時代じゃないのかなと思われる昭和の最後から平成の初頭。この曲のように、子供たちが大人になったこの2023年、こうしてお父さんの手を見てくれる子供はいるだろうか?そんなことをふと思いながら手を眺めていた。…まあ、見せられなくはないが、昔のお父さんの手よりはごつくもなく苦労が垣間見える手でもなく…。なんだか少ししょんぼりした。

2023.2.4 平井堅「LOVE OR LUST」

おはようございます。裏アカ始めてから久しぶりに聴きました。20年前にこの曲を聴いた時にも「重い曲だなぁ」って。今でも重いんだ、簡単に飛び越えることもできない。でも、誰かを抱いて心は泣いて、それでも温もり…求め続けるよね?ねえ、飛び込んで来て?
午前11:32 · 2023年2月4日

 ちゃんと聞いたらドスケベな曲だった…というパターンの曲って結構ありますね。この曲は結構際どい感じだは認識していたのだけれど、よくよく聴いたらど真ん中の行きずり感。のっけから「シーツの海を…」と来て、どうしたもんかと思ったところ。本当にぶっちゃけて、裏垢生活を感じる楽曲としてはドンピシャな感じ。
 ちょうどこの曲が出るかどうかの頃、平井堅のライブにバイトで入ったことがある。サムネイル通りのカーリーヘアをした長身で彫の深い男性、少し疲れがあったように見えた。この年の初めに8thシングル「楽園」でブレイクした後、多忙に多忙を極めていたと聞く。この2年後までに8枚のシングルを、ほぼ1クールごとに出すという量産体制に入り、2002年11月発売の「Ring」リリースに至っては「精神状態がよろしくなかった」ところまで至ったそう。そんな多忙の中では、いくらドスケベな歌を出していても、歌の中のうたかた…だったか?そんな下世話なことは置いといて、もう一度しっかり聴いてみるか。

2023.2.5 ジッタリン・ジン「にちようび」

こんにちはの時間になりました。朝から結構な仕事量、ようやく一段落です。思い描いていたようにのんびりした1日ではないけれども、やりたいことをやって楽しむ1日。いつもを少しだけ面白くするための日曜日。皆さんはどんな日曜日をお過ごしですか?
午後0:05 · 2023年2月5日

 この底抜けに明るい、日曜日の気分。陽気さと楽しみな感じが混ざっている感じがいいですね。
 琉球音階とヨーデルが混ざりこんで全般的に陽気なイメージを持たせた、歌の作り方。そもそも沖縄音階自体が陽気な音運びをしているだけあって、日曜日を待ち遠しく思う気持ちが強く感じられる。
 時勢的には週休二日制度が成立するか否かの頃だったと思われる。土曜日が必ずと言っていいほど「半ドン」の日で。小学生だったから3時間くらい授業して、午後にかけて家に帰って。学校から家が近い子だったら吉本新喜劇を見ながらカップラーメンで簡単な昼食…というような流れだったか。それを食べ終わって、夕方まで遊んで、加トちゃんケンちゃんもしくはひょうきん族を見れば、もう日曜日の声が聞こえて。そんな時代の日曜日は、本当に貴重な休日で。
 そんな時代の日曜日は浮かれるほど楽しい休日だった。今は逆に、この休みが終わったら月曜日か…というくらい気分にもすら。そういう意味でも、週休1.5日って…意外といいシステムだったのかもな。

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