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#よんなな朝の歌 ’24.1④

 私が朝の歌を決める時にはいろんなパターンがあって、純粋にその日の気分で決めたりテーマ性を持ったり…という形でそこそこ柔軟性を持ってやっている。実を言えば、まだこの1月の時期については明確なポリシーがあったわけでもなく、1週間のことを論評せよというとなると…案外「どうするんだこれ?」っていうことを思ったり。
 それゆえ演者には失礼な話ではあるけれども、今回選んだ楽曲の数々は総じて私の聞きなじみのあるもので取り揃えた感じはする。思春期に深く聞き込んだオセロケッツ、子供の頃からずっと憧れの女性だった原田知世、その声に聞き惚れて愛してやまない佐藤竹善、栗コーダーカルテットは一般化しているけれどもニッチでマニアックに徹しているところが好き。横山輝一は知る人ぞ知るクリエイターなのだが、MAXの「RIDE ON TIME」が彼の作品と知っている方は実は少ない。昔日のアイドルであるモーニング娘。も三田寛子も、その後の人生は本当に想像しがたい世界線に存在して感慨深い。三田さんなどは、「笑っていいとも!」でパニックになりながら料理コーナーやっていた姿がインパクトが強いから、今現在の大物歌舞伎役者の奥様という「今」が信じられないものもある。
 そしてこの楽曲の変遷は脈略のない感じに見えるが、音楽の点と点を繋ぐことによって、自分の音楽観やサブカル観を繋ぎ合わせる作業をしていたことに気づいてくる。例えば佐藤竹善の楽曲をキーとするならば、SING LIKE TALKINGでの活動はもとより、ソロでのカバー曲の歌唱からはそれぞれの原曲を知る端緒となり、カバー曲の「amanogawa」からSkoop On Somebodyを知るきっかけになった。
 音楽に限らず様々な推し方は存在して然り、ではある。答えはひとつだけでなく、あらゆる場所にヒントはあり、すべて心豊かにする。点を線にする作業は、そこに醍醐味がある。


2024.1.22 オセロケッツ「フラッシュ!」

おはよんなな。トラウマを抱えるくらいの衝撃がフラッシュバックするのは「なにかと怯えないで」と言われても簡単に消えるものではないよね。今なら笑えることも、その時は辛かった。そうやって乗り越えて皆、前を向くのさ。
午前6:47 · 2024年1月22日

2024.1.23 原田知世 「Tears Of Joy」

おはよんなな。まだ冬は終わりを告げてこないけれど、少しだけ春を想うのも悪くないように思っていて。穏やかな天気の日に憧れるように、今日はスローなバラードで。この曲に彩られる春を少しでも待ってみよう、そんな気持ちを。
午前6:47 · 2024年1月23日

2024.1.24 佐藤竹善「雪の華」

おはよんなな。昨日は春に憧れ、今日はまた雪を愛でるかのように忙しい男ですみません。中島美嘉のカヴァーであるけれど、完全に佐藤竹善の世界になっているのが堪らない。魂を揺さぶるとはこういうことだよな。寒さに負けず歩こうか。
午前6:47 · 2024年1月24日

2024.1.25 栗コーダーカルテット「帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ)」

おはよんなな。あぁ、、木曜日の朝にぴったりじゃないか…。週の終わりの多少くたびれた感じの朝に、このスローな帝国のマーチ。ダース・ベイダーもシエスタしようぜ…ふぁぁぁ…眠い。
午前6:47 · 2024年1月25日

2024.1.26 横山輝一「Lovin' You」

おはよんなな。冬になると思いだしたかのように聴きたくなるナンバー。無邪気に雪遊びをする姿に恋をするように、こちらも無邪気に「Lovin' You」と囁きたいね。ところでもう、雪は止んだだろうか…これからの天気にも気をつけて。
午前6:47 · 2024年1月26日

2024.1.27 タンポポ「乙女 パスタに感動」

おはよんなな。乙女が健気に週末を待ち望む、そんな曲の世界観が好きで。愛する人と過ごす時間は、普段の憂いをも消すような時間になることでしょう。あなたの今日一日が愛と笑顔の絶えない、そんな土曜日でありますように。
午前6:47 · 2024年1月27日

2024.1.28 三田寛子「初恋」

おはよんなな。中村芝翫の奥様である三田寛子さん、私には「笑っていいとも!」の大騒ぎで料理を作る人…という原風景だったのですが…歌い方は爽やかだったんだな。オリジナルのほろ苦さとはまた違う解釈に聞こえて、これもまたいいな。
午前6:47 · 2024年1月28日


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