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#よんなな朝の歌 ’23.8④


2023.8.21 前川陽子「キューティーハニー」

おはよんなな。8月21日…ハニーの日です。そんなわけで。この頃流行りの…お尻の小さな女の子なんですって。確かに昔から小股の切れ上がった…とか言うし、シルエットも綺麗だし。見過ぎたらお仕置きのハニー・フラッシュ!
午前6:47 · 2023年8月21日

 そうか、キューティーハニーも永井豪の作品だったな。ヒーローものでありながらお色気とギャグ要素がとり混ざった作風は、いかにも「永井豪の真骨頂」。2023年、オリジナルが誕生してから50年だったようで。
 しかし永井豪さん…ひとつよろしいでしょうか。「お尻のちっちゃな女の子」と「ぷくっとボインの女の子」は両立するのでしょうか?個人的な見解としてはなかなかお目にかかれない気がしてならないのです。今後お話をする「爆乳戦隊パイレンジャー」と「美脚戦隊スレンダー」は別物でして…まあその辺りにしないと…あたっ。

2023.8.22 Skoop On Somebody「線香花火」

おはよんなな。お盆も過ぎましたので…そろそろ秋の気配がしてもいい頃合いに思うのですが、どうなんでしょう。線香花火の似合う時期も最後になるかな…。恋心だけは線香花火の玉の様にポトリと落ちないように、大切に…。
午前6:47 · 2023年8月22日

 今年の夏は長かったどころか、本来は秋じゃないかと思う頃まで暑かった。そう、10月でも確か夏日だのなんの…という話が続いて。この曲を紹介した8月22日頃も風が涼しいと思う感覚はなく、とかく暑い日々だったと記憶している。
 恋の進捗を少しじれったく思いながら線香花火をジリジリする風景は、もう8月の終わりの風景じゃなくなったのかなと…少し身体が思う季節との違和感を感じては汗を拭う。ただし夏の終わりは恋の分岐点の一つとして、どのような形であっても恋愛の舞台となっていてくれたらと願ってやまない。

2023.8.23 クールスR.C (横山剣) 「シンデレラリバティ」

おはよんなな。CKBの横山剣さんの若いころの歌。深夜0時が門限の女の子を「時計の針を狂わせてまで一緒に居たい」とまあ、堂々と歌われたらそりゃ惚れるでしょう。私は…ちゃんと返す子マジメ君でしたのよ。
午前6:47 · 2023年8月23日

 若者の恋愛を描く楽曲としてのシンデレラリバティは、今思えば微笑ましいものである。少しでも長い時間を共有したい思いが「時計の針を狂わせて、お前を朝まで…」と情熱を燃やす訳で。
 ただし、婚外恋愛や浮気では…それはご法度であろう。やはり大人の遊びの嗜みとしては「相手を無事に返す」「何ひとつ疑いのない状況を守る」ことが長続きの秘訣なのだ。横山剣自体もクレイジーケンバンドとして「昼顔」を発表し、その辺りはアップデートしている形にはなろうか。
 本当、若さゆえにできるオーバーラン。今思えば羨ましい限り。

2023.8.24 SPLASH「アイデンティティ」

おはよんなな。愛する人たちの笑顔を抱きしめて、愛する人たちを笑顔に変えていく。自分にとって大事なこと、課せられていること…。30年前に手に取った曲、今聴き直すと染みてしょうがない。ああ、なんだか今日は涙が出るわ。
午前6:47 · 2023年8月24日

 この楽曲はフラットかつ残酷な目で言えば「売れなかった」曲ではあるのだが、今思えば自分の人生にとって大事に思うことはこの曲にほぼ入っていた。13歳の僕にとって歌詞に込められた重苦しくもあり、励みになったはずだ。
 そして43歳の自分にも、本当に沁みている。自分が立っているフィールドを見回しながらこの歌を準えて「自分にとって何が大事なのか」と問いかけると守るべきものや挑むべきものが鮮やかになる。
 考えれば一生モノの歌に出会えた13歳は幸せだったのかもしれない。自分の人生も、そう思えば悪くなかった。

2023.8.25 Original Love「ヴィーナス」

おはよんなな。目を閉じて甘い口づけは、遠い夏の欠片。そうやって夏を締めくくる恋の先にオレンジ色の夕日。その色が日を追って鮮やかになり、やがて秋になる。そんな時期って何故か切なくて、夕日に向かって叫びたくなる。
午前6:47 · 2023年8月25日

 Skoop On Somebody「線香花火」でも言及したが、夏の終わりの雰囲気を感じる間もなく8月が過ぎてしまった。二十四節気や七十二候を感じて季節の移ろいを楽しむ先人の知恵や言葉の意味を、もう一度問い直す時期が来たのかもしれない。
 夏の終わりの海を感じるように緩やかで厚いサウンドに身を委ねて夏の夕方の海辺に佇めば、この楽曲の世界観が広がる。そこに「Venus=女神」が居たら、それこそ夏の終わりに起きた奇跡になるだろうと。ただし海辺に佇むほどに涼しげな季節は、もう少し先だったんだよな。

2023.8.26 高野寛「愛の言葉」

おはよんなな。高野寛の楽曲にどっぷり嵌っていた高校時代、「愛と恋の違いは何だろうね」と10歳上の講師のお兄さんたちと禅問答を繰り返していたことを思い出す。答えは出なかったけど、それが答えだったのかもなと…ふと思い出して。
午前6:47 · 2023年8月26日

 「恋と愛の違い」とは?と、長く問いかけることになるとは…高校生だった自分は想像がつかなかったのではないかと思う。これからもずっと問いかけては見つからない答え探しを繰り返し、飯食って風呂入って寝るんだろうと思うけど。
 とりあえず、高野の恋と愛の定義は「恋は虹のように光る夢 愛はいつまでも生きる夢」だという。これは確かに…と思った。「虹のように鮮やかな光」を相手から感じるのが恋、その恋が愛に変われば「いつまでも続く」と信じてやまないもの。老夫婦の微笑ましさは、長い年月を共に生きてきた証に見えるからね。

2023.8.27 剛力彩芽「友達より大事な人」

おはよんなな。この曲を聴くと初恋の甘酸っぱい感じをひしひしと思うんです。友達より大事な人、と表現する言い回しが「彼」と言わずして的をズドンと打つような。なんかいい響きだなって、微笑ましくもなって笑みこぼすの。
午前6:47 · 2023年8月27日

 剛力彩芽もいろんな遠回りして、女優の道を歩んでいる。「友達より大事な人」がずいぶん年上の方だったり、その方と行動を共にしている間は女優というよりはむしろ事実上の社長夫人のようだったり。旬の時代を棒に振ったとは言わないけれど、20代の彼女がどんな演技していたんだろうなと思うと、おせっかいながら勿体ない気がしてならない。
 彼女のデビュー曲である「友達より大事な人」。ずいぶん汚れちまったおじさんには甘酸っぱいラブソングとして微笑ましさを覚えたもので。こういうSteadyな関係を、改めて良きものと思いたい。

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