見出し画像

【個性をテーマにしたおすすめ絵本】絵本のジェンダー問題に迫る!

2023年もいよいよ押し迫ってきました⛄️
寒さがつのってまいりますが、お元気でお過ごしでしょうか。寒さと忙しさが増してくる12月、親子でゆったり読み聞かせで一緒に時間を過ごすのがおすすめ!今回は個性をテーマにした絵本をご紹介します📚

こんにちは、YOMY!です!
YOMY!は3-8歳までのハーバード式絵本レッスンスクールです。様々な世界を冒険し、多様な価値観に触れられる「絵本」を題材に、小さな時から「自分で考え、伝える力」を育みます。


こんにちは!YOMY! 運営のあやぽんこと大西彩樺です。

まずは、YOMY!で大切にしていることを1つご紹介👉

ひとのいいねをみつけて、ちがいをたのしもう!


YOMY!では、様々な人や多様な価値観が共存する現代社会で自分らしく生きるには、自分を大切にし互いの個性を生かし認め合う力が大切だと考えています。

レッスンの始めには、【ヨミーの3つのたのしみかた】の1つとして「ひとのいいねをみつけて、ちがいをたのしもう!」と子どもたちに伝えています!

レッスン最初にみんなで確認しています。暗記しているYOMY!キッズもいるだとか!?

おすすめ絵本① いろんな4さい、いろんなこせい


あらすじ
世界の国々には、どんな子たちがいるんだろう。 4さいのレポーターが、いろんな国の子どもたちインタビューをしてまわります。 子どもたちが、個性や多様性を理解して、協調ができる子になって欲しいという想いを込めて描かれた絵本です。

amazon
いろんな4さい、いろんなこせい(みずかみ みなみ)・出版社 三恵社

おすすめポイント 国際的な多様性を知るきっかけになる!


本作は、いろんな国の子どもたちが登場します🌍 
世界にはどんな人がいるんだろう?国や言語の壁を超えて、新しい世界の窓を開けるきっかけになる絵本です✈️

・絵本を通じて世界の色んな人を知ってほしい!
・子どもにグローバルを感じてほしい!

そんな親御さんにぜひ届けたい!個性や多様性を理解して、協調ができる子になって欲しいそんな想いが込められた一冊です!

絵本という形で世界中に冒険した気持ちになれるのも、この絵本の大きな魅力の一つです!

おすすめ絵本② にじいろのしっぽ


あらすじ
トカゲは、自分の虹色のしっぽのことが気に入りませんでした。
ある日トカゲに起こったできごとで、虹色のしっぽを失ってしまいます。
それからつぎつぎとあたらしいしっぽが生えてきますが・・・

絵本ひろばHP
にじいろのしっぽ(さく・え すずき ゆうや)

おすすめポイント 自分を大切にする力を育てる!


本作は、周りと違う!けど、それが強みになる!
そんな自分を大切にし違いを楽しむ、そして個性を生かすことを伝えてくれます 🌈

・みんな違ってみんないい!みんな違うからおもしろい!
・自分を大切に!

自己肯定感社会性を育める一冊です!

あなたの個性って何だろう?と考えるきっかけになる絵本です。
ぜひ読み聞かせ後は、親子でお互いのいいねを見つけて、違いを楽しんでみてくださいね🌱

おすすめ絵本③ みえるとか みえないとか


あらすじ
宇宙飛行士のぼくが降り立ったのは、なんと目が3つあるひとの星。普通にしているだけなのに、「後ろが見えないなんてかわいそう」とか「後ろが見えないのに歩けるなんてすごい」とか言われて、なんか変な感じ。ぼくはそこで、目の見えない人に話しかけてみる。目の見えない人が「見る」世界は、ぼくとは大きく違っていた!

amazon
みえるとか みえないとか(さく ヨシタケシンスケ , そうだん 伊藤亜紗)・出版社 アリス館

おすすめポイント 自分を大切にする力を育てる!


違うことをどう考えるか?そんなことを考えるきっかけになる絵本🪐
面白いと思うのか、しんどいと思うのか、かわいそうと思うのか、良いなと思うのか、ダメだと思うか。

・自分だけの特別なチカラってなんだろう?
・みんな違うから面白い!

自分だけの素敵な力を見つけてほしい、違いを素直に認め合う子に育てたいというママパパに必見の絵本です🚀
実は、大人にも読んでみてほしい親子で楽しめる一冊です!

おすすめ絵本④ ええやん そのままで


あらすじ
「ええやんそのままで」「あんたはあんた」と、いろんな場面でリズミカルに語りかける。「歯が抜けても平気」だし「長い鼻も丸い鼻も大切な鼻」で「体の色もいろいろ」「髪の毛がなくてもお洒落する」多様な“わたし”を楽しみながら受け入れられるようになり、多様な他者も認められるようになる。

amazon
ええやん そのままで(トッド パール (著), つだ ゆうこ (翻訳))・出版社 解放出版社

おすすめポイント 自分らしさの大切さを伝えてくれる!


自分らしさを楽しみ、他者も認められる力を引き出してくれる絵本です🎨
ポップでカラフルなので、ワクワクしながら読みすすめられるのも、この絵本の魅力の1つです。

・ありのままの自分でいいんだよ
・それぞれの個性を尊重し認め合う大切さを伝えたい

そんなことを伝えたいママパパにおすすめの読み聞かせ絵本です💫
また、英語版もあるのでおうち英語でも活用できる一冊です🎶

おすすめ絵本⑤ ぼくのつばさ


あらすじ
ノーマンは、ごくふつうの男の子。だけどある日、つばさがはえてきました。誰にも言えずなやむノーマン。やがてあることに気づいて!

ぼくのつばさ  著 トム パーシヴァル・翻訳 ひさやま たいち・出版 評論社

おすすめポイント みんなそれぞれが特別な存在


本作の主人公は、つばさがはえてきたノーマンという男の子。「ふつう」って何だろう?そんな問いに気付きをくれる絵本です🪽

・みんなそれぞれ特別
・自分の個性を認めてあげるって素敵

人と違うことって何だか打ち明けにくい。けど、意外とみんな同じ悩みを抱えているのかも?打ち明けてみたら、みんな特別な何かを持っていたり…
そんな気づきをくれる一冊です!

絵本で「なんとなくのバイアス」を取り除く!?


絵本の70%は旧作を占めており、新しい絵本がどんどん出ても手元に届くのはほんの一握りです。また、昔話で女の子が登場する作品と言えば、いわゆるプリンセスが登場するものが多い印象があります。

昔話でよく出てくる
昔むかし、あるところに...
おばあちゃんは川へ洗濯をしに、おじいちゃんは山へ芝刈りに.....
という一文

必ずしも、おばあちゃんは洗濯に、おじいちゃんは芝刈りに行かないといけないのかな?その逆もあっていいのではないか?と思っています!

絵本という幼少期に与えられるものに秘められた「なんとなくのバイアス」が、その後の進路の選択などにも影響している部分があるのではないでしょうか。ジェンダーに限らず、絵本というのはこのような「なんとなくのバイアス」を取り除く可能性も秘めているのかもしれません。

イギリスの小学校の調査では、「パイロット、外科医、消防士を描いてみて」と子どもたちに伝えると多くの子どもたちが男性ばかりを描いたという研究結果も出ています。

Inspiring The Future logo,https://www.inspiringthefuture.org/redraw-the-balance/

YOMY!では、絵本という色んな世界に冒険できるツールを使って、子どもたちに多様な価値観や世界を知る機会を作れたらと思っています!

最後に


最後まで、読んでいただきありがとうございました🙌
今回の個性をテーマにした絵本紹介はいかがだったでしょうか?

YOMY!公式X(旧Twitter)、インスタグラムでは絵本の紹介の他にもイベントやセミナーの情報、YOMY!キッズの声なども掲載しております。
ぜひいいね、フォローもお願いします。