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短い言い訳

 暑い日が続くが、皆さんどうお過ごしだろうか?

 私はせっせとセルフハンディキャッピングをしている。
 セルフハンディキャッピングとは、読んで字のごとく、自らにハンディを科す行為のことをいう。たとえば、試験前に突然部屋の掃除をしたくなってしまうように、やらなければいけない事柄から目を背けて別の雑事に専念してしまうようなものを指す。自ら失敗の理由を創造することで、言い訳をして自尊心を守るための心理的作用なのだ。

 新しいことに挑戦できないのも、セルフハンディキャッピングが作用している場合がある。失敗して自己評価が下がることを恐れ、行動に踏み切れなくなるのだ。

 私の場合、もうすぐセミナーの仕事がある。そろそろ本腰を入れて原稿を仕上げなければいけないのに、なぜか、ブログを書いている。ブログのネタがポンポン出てくるのだ。ブログは強制ではないにしても、大切な記録として近い将来価値を増すと確信しているが、それにしてもこのタイミングである。間違いなくセルフハンディキャッピングだ。

 しかし、このセルフハンディキャッピングを有効に使えば、効率的に仕事をこなせるのではないだろうか。より大きな仕事を作り出すことで、それ以下の小さな仕事を消化できるのではないか。この現象をセルフハンディワーキングと名付けよう……とか、アホなことほざいてないで仕事をしよう。

 でも、ちょーダルいのである。連日の夜勤が祟ったのだろう。午前中ずっと眠い。なお、このように、失敗した時の予防線を張って、周囲からの評価を下げないようにする行為のことを、主張的セルフハンディキャッピングという。

 皆さん、良い週末を。

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