【カオリ】埋没

大量の好きを見つけて

広めて

楽しくて

そんなとなりで

ちょっとかなしそうな

ふくれつらの

きみをかんじ

あわてて

とじた。

はじまりは

きみが

だれかと居たことだから

ぼくにしたら

理不尽なんだ。

たぶん。

きみが、きらいだ。

それでも

きみが、、、だいすきで、あいしつづけて


わすれたんだ。


そう、


わすれたんだ。



ひやりとした暗闇は

ぼくを分解し

子々孫々と成った

彼の元へ


ああ、なんて暗い暗い


あの暗闇より深く


おもい



それでも生きて

思い出した、これを進むのか

ぼくは“僕”に問いかけようとして、やめたんだ。

“僕”は味方のようで、同意はなく

彼と生きるための ボク だから

返答なんて

最終的には

決まっている。


さよなら


桜下の “僕”


ぼく

もしかしたら

そこよりもっと

くらいのかもだけど

見つけたんだ。


別の、

埋まるもの。


そう、

それだけ。


ばいばい

おやすみ

ばいばい



今度は あかいあかい木の実を持ってくるよ。

たぶん、




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