カイテン,

結局さ 
キミはボクをつくらないと進めないんだろう

  そうだろうね

ずっとだもんね
 
  そうだっけ?

そうだよ
今も懲りずにボクに話しかけてさ

ぜんぶ…
ぜんぶ本当になくなりそうなのに…

  そうだね

どうするの?

  どうしよう     

  と不安に思いはするけど

  割とどうにかなるかなって
  まだ思ってる 

呆れるね

いよいよどん詰まりなくせに

  ね。

ねえ。

  うん?

キミ、また、つくるの?


  なにを?


つくるの…?


    …



   …キミを?

   …


……

  そうなのかな

  

ねえ。


のぞまれてるから、つくるのなら
キミはこの先大丈夫でいられるのかな


    それがぼくもわからない

 元々、のぞまれていることは
 
 ぼくの幸せなんだと思うけど


そこがキミわかんないもんね
     ね!

「ね!」じゃないよ!
大体、不毛な道に進むの楽しみすぎなんだよ!
キミは!

     不毛…

       不毛じゃ、ない…

   …

…だって
だって今キミ自身が強く思ってるじゃない
『なにも残らなかった』
『空っぽだ』って。

   …

置いてきたのに遠慮までしてさ。

   …

ねえ。

キミはこの先どうするの?
遠慮してまた、黙るの?

    …

   違う。

  もう言いたい事を…

  一生言えないと思ってたものを
  言えたから…

  …言えたから…

だから空っぽになったんでしょう?
だからまた否定されたって思ってるんでしょう?

   …

   ねえ。

うん?

   私はやっぱり間違えたのかな。

   今だけじゃなくて

   きっと

   ずっと。。。


うん。

  「うん。」!?

   言い切ったね!?

なに?慰めてほしかった?

  うん!

「うん!」?!
そんなとこだけ素直になるの、なんなの!?

   知らん!

知っとけ!!!


あーもう…
本当何も解決になってない!

あーーーーー…

でもそっか

キミ、いつもそんなふうに乗り切ってたね
参考にするような道標がなくてもさ
一人でひたすらボクらと会話してさ
楽しそうにさ

  

  そう?

たぶん

  辛いこともあったような気がするけど

  うん。。。

そう。

  …

  運そ
やめろ
おもんない

  ええ〜?

  むう。

  あ、思い出した
  
  きみじゃないけど

  つくらなくちゃ

  ううん

  つくりたい子たち

   いた。

よかったね。
思い出して。

     ねえ。

うん?

  あの子達も大切だけどさ
  きみのこと、こうやって書けているのが
  先になってるの

     なんか、うれしい*

  
  
  


  


 


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