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潰瘍性大腸炎の悪化①

こんにちは!よもぎです
そして、お久しぶりです笑

1週間まるまるTwitterもnoteを更新できない状態にいました。
その原因は、僕の持病である潰瘍性大腸炎の悪化です。潰瘍性大腸炎は、僕が高校1年生の時に発症した難病です(以前の記事「10年の軌跡」でちょこっと触れています)。
今回の記事では、この1週間をどう過ごしていたのかという闘病日記?的なものを書いていきます。

その前に潰瘍性大腸炎とはどんな病気なのかを本当に軽く触れておきます。
症状としては、お腹が痛くなる、トイレが友達になることが挙げられます。
潰瘍性大腸炎は、国が難病指定している病で、未だに根本的な治療策が見つかっていません。そのため、治療は、症状が出ている(再燃期)状態を、抑えて症状がない状態にする(寛解期)ことを目的として行っていきます。(病気のその他の詳細は、こちらの記事をチェックしてください。)

僕はこれまで症状がない状態、寛解期をキープしていました。再燃期になったのは、社会人になって初めてです。1年ぶりぐらいの再燃期ですが、やはり辛かった…

その兆候が出だしたのが、先週の日曜日です

8月2日
・朝のピスケ終わりから腹下す
・昼から徐々に悪化
・腹痛が辛くて、ジムに行けず
・ただお腹の調子が悪いだけでは?と思う

ピスケを終えて、シャワーを終えてから違和感を覚えた時でした。お腹がグルグルしだして、最初は食べ過ぎかな?と思っていたのですが、昼からどんどん悪くなってきました。
夕方に治ることなく、毎日の楽しみであるジムにも行くことができませんでした。それでも、早く寝たら明日には治ってるだろうという謎の自信があったので、あまり深刻には考えていませんでした。

8月3日
・腹痛に耐えながらの研修
・この日に「何かおかしい」と気づく
・帰宅してから、トイレから出れず
・睡眠中も、1時間に1回、腹痛で目覚める

1日で治ると思っていましたが、全く良くならず、むしろ悪化。
研修も正直、講義の内容よりも腹痛に耐えることの方が重要でした。
この時にようやく、持病の潰瘍性大腸炎が悪化したのでは?と疑い始めました。
この日、帰宅してからが地獄の始まりでした。

8月4日
・朝6時に起きるも、腹痛が酷くて、トイレから出れず
・普段なら職場に向かう時間になっても回復せず
・「1日だけ」と思って、この日は休む
・担当医に診断してもらい、より強力な薬をもらう
・病院以外は寝て過ごす
・ご飯は食べれず
・睡眠中もトイレへ

夜中に何度もトイレのために起きていたので、睡眠不足でした。
しかも、お腹めっちゃ痛い。
でも、仕事をしたい、OJTしたいという気持ちがあったので、出勤ギリギリまで粘っていました。
ギリギリの時間になっても腹痛が治ることなく、というか、家の外から出られる状況ではなかったので、この日は欠勤しました。
1日だけなら、と思っていたのですが、1週間丸々続くとは…
夕方に担当医に診てもらい、強力な薬をもらって、寛解期への導入を目指します。
この日は、ご飯をろくに食べれず、ほぼ寝て過ごしました。

8月5日
・職場に行けるほど回復せず
・この日も休む
・しんどすぎて、一日寝込む
・謎の蕁麻疹でる
・謎の水虫発症
・夜ご飯はギリギリ食べれる状態へ
・それでも夜中はトイレへ

薬を変えて、1日で寛解期に入れる程、潰瘍性大腸炎は甘くないです。
もしかすると、1日で治るかもと思っていましたが、無念です…
この日も欠勤して、1日寝込んでいました。
夕方、目覚めてみると、全身がなんか痒い。足の指先もなんか痒い。
鏡を見てみると、謎の蕁麻疹が全身に出ていて、足には水虫が出ていました。
潰瘍性大腸炎に加えて、この2つが追い討ちを仕掛けてきました。

8月6日
・寝不足で頭フラフラ
・全身痒い
・もう何が何だか分からなくなる
・この日も欠勤
・寝ようと思っても体痒い
・精神的にしんどくなる
・晩ご飯は食べれる
・それでも夜中はトイレへ

夜は潰瘍性大腸炎の腹痛と、蕁麻疹による痒みで全く眠れず。
頭フラフラで生きている心地がしませんでした。
この日も出勤できる状態ではないので、欠勤しました。
3日連続の欠勤で、精神的にもしんどくなってきました。
本来なら、OJTをして日々スキルアップしているはずなのに、現実はベッドの上で寝込んでいるだけ。
理想と現実に大きく苦しめられました。

8月7日
・生きてる心地しない
・この日も欠勤
・体が痒すぎて皮膚科行く
・蕁麻疹の原因分からず、「中毒疹」との診断
・皮膚科でもらった薬が効く
・1週間ぐらい連続で欠勤したのだので、上司から心配のメッセージをいただく
・上司から食料をいただく

この日も、腹痛と痒みで全く寝れませんでした。
前日同様生きている心地を感じられず、この日も欠勤。
もうこれ以上長引かせるわけにはいかない。せめて、睡眠の質を確保しようと思って、皮膚科に行くことにしました。
水虫は誰がどう見ても水虫なので、すぐに診断は終わったのですが、蕁麻疹が曲者でした。
原因が分からず、「中毒疹」との診断を受けました。
全ての診断を終えて、もらった薬を塗ってみると、蕁麻疹の痒みがスーッと引いていくような感じがしました(多分気のせい)。
お昼には、職場の上司から心配のメッセージをいただきました。普通に考えて、直前までピンピンしていた新卒者が、突然1週間ほど体調不良で欠勤するとなると、この子大丈夫か?となりますよね…
無駄な心配をおかけしてしまいました。
そして、夕方には職場を代表して、1人の上司が、わざわざ僕の家に食料を届けにいらっしゃました。
毎日、近くのスーパーで炊き込みご飯を買いに行くのも苦痛だった僕だったので、お粥やレトルト食品、スポーツ飲料のお恵は本当に嬉しかったです。
その上司曰く、「俺が新任で、体調崩した時に、先輩が家に食料を届けにきてくれてね。今回、君が体調崩したと聞いて、あの時の先輩の姿を思い出したんだよ」
僕も、将来、困っている後輩がいれば、どんなに面倒でもサポートしてあげようと思いました。
本当にいい職場に赴任したなと思います。

8月8日
・夜中にトイレに行かなかった
・痒みも引いてきた
・徐々に回復か?
・調子に乗らずに様子を見よう

お恵のおかげか、この日は夜中にトイレに行くことはありませんでした。
全身の痒みも引いてきました。
確実に回復してきています!やったー!!!

と、調子に乗っていると、ぶり返すと思うので、しばらくは消化に良いもの食べて、消化器官に負担がかからない生活を徹底していきます。


以上が先週1週間にあったことです。
「欠勤」という罪悪感がある選択を取ってしまいましたが、しっかり休んだことで、1週間で症状が治る兆候が見えているのだと思います(長い時は、再燃期が1ヶ月半くらい続きます)。
今回の記事は、何があったのかを中心に書いてきましたが、次回は、この1週間でどんな考え方の変化があったのかを書いていこうと思います。

どんな時でも、無理は禁物です。体調を崩さないように、マイペースで活動していきます!(あぁ、早くジムに行きたい…)

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