もしも我が子が"土偶"にハマったら親がするべき5つの行動
おはようございます。久々にnoteを書いたらなんだか自己肯定感が爆上がりしたので時々は他の誰でもない、自分のために何か書いて行かなければなと思った次第です。子供は可愛い、それでも自分の人生は続いていく。
さて、表題の件ですが日本で数名に刺さると信じて筆を執りました。3歳の我が子が今年の5月末頃に急に土偶にハマり、3ヶ月経った今でもハマり続けているので今後ハマるお子さんの事を考えまして情報を共有させて頂きます。ハマる前の3歳児は普通のトーマスオタクだったんです。沼に落ちるのはいつだって急。
※ハマった経緯は最後に書き記しておきます。
▶図書館で本を借りる
いきなり本を買ってしまってはいつ飽きるかもやしれません。なんて言ったって3歳。昼食べたご飯を覚えておらず、頑張って作った献立ですら「白いご飯!」に置き換えられている始末。新しいおもちゃもすぐに飽きます。飽き性を信じましょう。
図書館には大体何冊かあるはずですが、いかんせんニッチなので司書さんに「土偶の本を探しています…この子が」と尋ねるのもいいでしょう。私はこの方法で閉架図書を出してきてもらうことに成功しました。しかもちゃんと子供が読んでも喜ぶような大判の写真集のような本でした。有難う、司書さん。
それでもない場合は市内の図書館から取り寄せる事もできるので予約システムなどを駆使するといいかもしれません。ざっと20冊ぐらいはありました。無料で本を借りれるって素晴らしいですね。
譽田 亜紀子さんの本は写真が多く、3歳児でも読みやすいのでお勧めです。
▶Youtubeで関連動画を見る
土偶にハマって以降、もう毎日毎日、私の顔を見ると
「土偶で検索!!!!」
「遮光器土偶で検索!!!!」
と叫ぶ我が子を見て(母は音声検索システムじゃありません!)と思っていましたがまだ文字を読めないのでせっせと検索しました。
オススメの動画を張っておきますね。
▶近くの博物館や資料館に現物がないか調べる
それがなかったんですね…。調べてみてわかったのですが、土偶は主に北海道から長野県あたりまでが主な出土地で関西以降はほとんど出土していないというどうして…という状況でした。しかも昨今の状況では気軽に
「国宝縄文のヴィーナスを見に長野県の茅野市尖石縄文考古館に行ってきま~す!」
とも言えず。残念ながら今に至るまで見に行けていません。いつか見に行きたいなぁ…。あるいは近いうちに巡回展などやってくれたらと願っております。つい数年前、京都で国宝展で縄文にヴィーナスが来てたんですよね…ガックリ。
▶立体を買う、または作る
粘土で作りましたし、小さいフィギュアも買いました。
最初は小麦粘土で作りました。紫の方が子供が作った土偶です。ちゃんと目と口があって模様もついています。オリジナル土偶、かわいいですね。
折角土偶を作るのであれば焼く作業をやってみたかったので粘土はオーブン粘土を買いました。大きさがわからなかったので2個買いましたが、1個でわりと大きなものとこまごまとしたものが作れました。レンジでもトースターでも作れるようです。(私はレンジで作りました。)
完成したのがこちら、猫土偶。猫が大好きなので顔の造形を任せたら猫になりました。かわいいですね。体は私が担当しました。我が子が遊んでもいいように頑丈に作ったらずんぐりむっくりになりましたね。端がほんの少しだけ焦げて味わいがあってよいできでした。
フィギュアがあればと色々探したのですが、3歳児が遊べる大きさで投げても壊れないものが少なく。レプリカ系は値段もそれなりにするものが多かったのであれやこれや検討した結果、過去に販売されていたガチャガチャのフィギュアを購入しました。2018年に発売されたものでプレミアがついていたので高かったですが、我が子の喜ぶ顔が見たい!という一心でフルセットを買いました。(毎日毎日、土偶の本と動画を浴びせられ正直ちょっと私も欲しくなってきた段階でした)
▶アウトプット、または形態模写で乗り切る
我が子の場合、本を読み、Youtubeを見て立体まで購入したのですが近くに見れる資料館がなかったからか完全燃焼に至らず。
最終的には
「みみずく土偶!」
「合掌土偶!」
「中空土偶!」
などと叫びながら形態模写をする遊びに至りました。表情まで細に入り表現するので母としては手を尽くした甲斐があったなとしみじみしました。ただ、外でも急に「合掌土偶!!!」とやることがあるので冷や汗がでます。
アウトプットとしてはイラストや塗り絵など。我が子はイラスト関係には全く興味がないので私が全部塗って終わりました。探すと結構あるのですが、その一端をリンクしておきます。
ドキドキ!どぐうちゃんずぬりえhttps://www.city.fukushima.fukushima.jp/bunka-maizou/doki2pjt/nuriedownload.html
■我が子が土偶にハマった理由
土偶ボーイになった経緯は家にあった旅雑誌の特集をたまたま読んだことがきっかけでした。そのあとテレビで紹介されたことなどの偶然が重なり土偶への熱がどんどん過熱していった次第です。ちなみに我が子の推し土偶は「みみずく土偶」、私の推し土偶は「縄文のヴィーナス」。
傍から見ていて面白いね…という気持ちで見守っていましたがまさか3か月も続くとは。3歳児の3か月って1年間ぐらいの価値がある気がするんですよね。アラフォーの私が1年も続けられているのは食べることと寝ることです。
そもそも、うっすらとびじゅチューンで知っていたという素地もあり。しかも土偶にハマっていく過程で太陽の塔が土偶からインスパイアされたものだということを知ると岡本太郎の本を読みたがり、岡本太郎そのものにハマるという徹底ぶり。岡本太郎の本人の写真や作品を目にすると
「これ、岡本太郎しゃん?」
と聞いてくるようになりました。いつか岡本太郎記念館行こうね。そのあと太陽の塔にハマったり、仏像にハマったりもするのですがそれはまた別のお話。
3歳児よ、Go Straight!
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