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ヨルとよる

作・あさの  ますみ
絵・よしむら  めぐ
サイズ(約)・縦28㎝×横21㎝
ページ数・32p
出版・教育画劇

「ヨルはね、よぞらみたいないろだからヨルってなまえなんだよ」
ミリちゃんのおうちで暮らす黒猫のヨル。
「おつきさまそっくりの、おおきなめ!」
とミリィちやんはヨルに話しかけますが、ヨルには何のことだかわかりません。
ヨルは家の外に出たことがないからです。
そんなある夜、窓の外の壁にはさまっていたこネズミを助け出たヨル。
沢山はなしをしていると、ネズミはヨルに言うのです。
「よるって、まぶしくて、にぎやかで、おいしいもんだよ」
よるはまっくらで、しずかで、ねむるものじゃない…ヨルが知らない夜にネズミと一緒に行く事にしました。
ネズミは夜の街を案内し、そこで出会ったのは大きな美しい月! にぎやかなレストラン!探検しているとヨルのおなかがなりました。
細い裏通りにホットドッグの出店を見つけて、ネズミがどこからか帽子とお金を持ってきていいます。
「これをかぶってかおをかくして、このおかねをわたすんだ。そしたら、こちそうがもらえるから」
帽子を被り人間のふりをしてホットドッグを買おうとした時、被っていた帽子が…

外に出たことのない黒猫と、家で暮らしたことのないネズミ。
そんなふたりが一緒にどちらも知らなかった夜に出会うことがお話しです。

絵が可愛らしいくお話の展開にドキドキしながら優しい気持ちになれる絵本です。

#読み聞かせ #絵本 #低学年 #中学年 #高学年 #あさのまさみ #教育画劇

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