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日経新聞の読みどころ3/22朝刊 第78号

おはようございます。

今日は放送記念日です。

−−−【日経新聞の読みどころ3月22日朝刊】−−−

① 国の政策、3割成果測れず 事業終了時の目標なし(1面)

② 政府、初の電力逼迫警報 東電管内 家庭・企業に節電要請(1面)

③ 魚介高騰 乱獲が影 すし店「イカ、仕入れ値5倍」 資源保護、国際協調乏しく(31面)

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① 国の政策、3割成果測れず 事業終了時の目標なし(1面)

政策効果を検証できない国の事業が乱立している。

毎年度の収支や進捗を記す「行政事業レビューシート」を日本経済新聞が転換したところ、終了年度の成果目標を示していない事業が3割強に達した。

予算の適正さと費用対効果を判断する基準がなければ財政規律は緩む。各府省が予算獲得に満足し、検証を軽んじる姿勢が浮かんできた。

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(コメント)

目標と聞いて思い出したのがSMARTの法則です。

Specific(具体的、分かりやすい)、
Measurable(計測可能、数字になっている)、
Achievable(同意して、達成可能な)、
Relevant(関連性がある)、
Time-bound(期限が明確)
の頭文字を取ったものです。

これらの5要素が目標を達成するための5因子なのです。

今回の件は目標が曖昧なために、せっかくの予算を投じる意味がうやむやになってしまうことになります。

厳しい時代だからこそ、明確な目標設定をして、その達成に向けて邁進したいものです。

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② 政府、初の電力逼迫警報 東電管内 家庭・企業に節電要請(1面)

経済産業省は21日、東京電力管内の電力需給が22日に極めて逼迫する恐れがあるとして「電力需給逼迫警報」を初めて出し、一般家庭や企業に節電を呼びかけた。

東京電力ホールディングスは21日、他の電力会社からも電力の融通をうける調整に入った。

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(コメント)

電力逼迫警報なるものが出ていたことを、今朝の日経新聞で初めて知りました。

発令されたのが昨日の夜だったので、これから知ることになる方が多いでしょう。

具体的には今日の午後8時から午後11時まで節電が必要で、融通を受けても想定需要の10%程度にあたる計約600万キロワットを減らさなければ供給不足に陥る恐れがあるそうです。

今晩は電力10%削減を目標にエコに過ごしてみませんか?

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③ 魚介高騰 乱獲が影 すし店「イカ、仕入れ値5倍」 資源保護、国際協調乏しく(31面)

イカやアナゴなどすしネタの定番とされる魚介類が深刻な不漁に陥っている。背景にあるのが、世界的な乱獲。

気候変動に伴う海水温の上昇も重なり、海洋水産物の3割超が将来、海から姿を消す可能性があるとの調査もある。

日本が誇る食文化を守るためにも「水産資源を保護する国際的なルール作りが必要」と専門家は説く。

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(コメント)

この記事を読んで、くら寿司やスシローでのイカ、アナゴの値段がどうなっているのか気になって調べてみました。

現時点では両社ともイカやアナゴは税込110円で提供されているようです。

さらに調べてみると、一部商品が値上げされていたり、都心店では総じて値上げされていたりしますが、今回の仕入れ値の高騰を知ると、仕方がないと実感します。

ただ、これが長期的に続けば、日本の食卓から魚が消えるという事態もあり得ない話ではありません。

目先だけの利益に捉われず、国際的なルール整備に取り組む時期に来ているのではないでしょうか?

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【編集後記】

今朝から「モダンエルダー」を読み始めました。

週末に読まなかった理由は、、、ハリーポッター全8作を一気見していたからです。

これで家族の話題に付いていけます。

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今日の日経新聞の読みどころは以上です。

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