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日経新聞の読みどころ5/31朝刊 第146号

おはようございます。

今日は世界禁煙デーです。

−−−【日経新聞の読みどころ5月31日朝刊】−−−

① 「子ども不要」25% 縮む中国 脱少子化 強権も及ばず(1面)

② 東京外大、英語入試で「話す」導入 発信力、バランス良く評価 合格者、費用かけず対策 高校指導、充実度に差(33面)

③ ごみ363万トン大移動 7都県の産廃、全国で処分 首都圏は6年で満杯(38面)


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① 「子ども不要」25% 縮む中国 脱少子化 強権も及ばず(1面)

急速な少子高齢化に焦る習近平指導部は21年、第3子の出産を認めた。ただ、効果は乏しい。

エコノミストの任沢平氏が5万人にアンケート調査したところ、9割が「3人目を望まない」と答えた。

「子どもはいらない」との回答も25%に達した。

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(コメント)

以前の記事で、中国の教育投資額が凄いことを取り上げましたが、国自体の支援は世界平均の5分の1以下と知り、驚きました。

北京大の教授による試算では、14億人いる総人口が100年後に4億人まで減るといいます。

日本の人口推移が気になり、調べてみました。
少し前ですが、2010年の人口が約1億2806万人で、2110年は4286万人になるという試算がありました。

日本の100年人口比が約33%で、中国は億人単位と粗いのもあって、約29%となりました。

日本も中国も3分の1以下に減少することになりますね。

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② 東京外大、英語入試で「話す」導入 発信力、バランス良く評価 合格者、費用かけず対策 高校指導、充実度に差(33面)

東京外国語大学は2022年度入試で英語の「話す力」を問う試験「BCT-S」を初めて大規模に実施した。

対象は前期日程の受験生約1400人。入学した600人強にアンケートし、感想や学習状況を尋ねた。

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(コメント)

まず、東京外国語大学で「話す」試験が初導入ということに驚きました。

それはさておき、「BCT-S」のことを調べたら、サンプルテストを受けることができたので、早速やってみました。

テキストを読んだり、画像を見たりして、その質問に回答する形で、最終問題は1分準備して、2分回答で、このサンプルテストで体験してから本番に臨むのが大切だと実感しました。

今後は他の大学でも話す試験が増えて行く流れになるでしょうね。

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③ ごみ363万トン大移動 7都県の産廃、全国で処分 首都圏は6年で満杯(38面)

産廃廃棄物が処分場を求めて日本列島を移動している。2020年度に1都6県で出た産廃のうち約363万トンが関東地方を離れ、北海道から沖縄までの各地で処分された。

環境省は30日、山梨県を含む首都圏の処分場が残り約6年で満杯になるとした推計を発表。

処分場の新設数が減少する中、産廃とどう向き合うのか。日本は切迫した課題に直面している。

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(コメント)

見出しの首都圏(の最終処分場)は6年で満杯とありますが、これは20年4月1日時点の情報なので、現時点では後4年ということになります。

もう待ったなしの状況ですが、我々1人ひとりにできることはないのかと思い、調べてみました。

ものを大切にする。環境にやさしい買い物をする。水を守る。

子どもだけでなく、大人にこそ再教育が必要だなと痛感しました。

実現するのは大変でしょうが、様々な環境問題に関する試験を出し、合格したら、何か特典が付くような制度があれば、環境課題に向き合う人が増えていいですね。

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【編集後記】

最近、日経新聞を読みながら、「はじめての脱炭素」を開く機会が増えています。

様々な話題に対して、分かりやすく書かれた辞典的なものがあるといいですね。

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今日の日経新聞の読みどころは以上です。

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