日経新聞の読みどころ2/2朝刊
おはようございます。
今日は情報セキュリティの日です。
−−−【日経新聞の読みどころ2/2朝刊】−−−
① ニューカラー層 21世紀の主役に 学び直し、GDP5兆ドル底上げ(1面)
② 自宅療養 届かぬ医療 東京都の電話窓口 相談殺到 応対は3割(3面)
③ 「チャットで購入」新興けん引 若者のSNS消費 商機(13面)
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① ニューカラー層 21世紀の主役に 学び直し、GDP5兆ドル底上げ(1面)
「大学の学位だけが成功の道ではない」。米IBMの上級副社長は、バイデン政権への公開書簡で訴えた。
同社を突き動かすのは、今の教育システムがデジタル経済の要求に応えられていないとの危機感だ。
オフィスで働く高学歴のホワイトカラーでも、肉体労働に従事するブルーカラーでもない。
同社は非伝統的な教育プロセスを経てテクノロジー分野で働く人を「ニューカラー」と名付け、育成に力を入れる。
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改めてニューカラーについて調べてみました。
一言で言うと、学歴よりスキル重視となります。
大学卒にこだわると、高度なスキルを持つ人材が不足するのが見えており、そのためにも、大学に進学せず、一方でスキルを持つ人材を育成していこうとしています。
ただ、これは米国や英国の話で、日本は前にも取り上げた通り、リスキング(学び直し)の意識が希薄で、46.9%の企業が実施も検討もしていないと言います。
それでも個々人が危機感を持てば、自発的に情報収集して、リスキングに取り組むことはできるはずです。
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② 自宅療養 届かぬ医療 東京都の電話窓口 相談殺到 応対は3割(3面)
自宅で療養する感染者が急増し、医療面のケアが追いつかない懸念が出ている。
東京都の相談窓口は電話が殺到し、回線はパンク状態になった。
コロナの飲み薬も在庫が足りないとの声が根強い。
重症化リスクのある療養者が必要な医療にアクセスできる環境整備が急務だ。
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この記事を読んで、東京都の相談窓口を調べてみました。
そのほとんどが電話窓口で、唯一あったのがLINEの個別サポートでした。
試しにLINEの友達追加をしてみました。
パーソナルサポートといいながら、ワクチン接種のことばかりがメニューに出てきて、自宅療養時の困りごとには対処できないのではないかと感じました。
私自身も仕事で技術的な相談をすることがありますが、そちらには電話とチャットの窓口があります。
電話は毎回5分から20分待つとありますが、チャットであれば、問い合わせ内容による空き状況が表示されるので、空いているのを確認してやり取りを開始できるので便利です。
いずれにしても相談窓口がパンクするのならば、新しい対応方法を準備する必要があるでしょう。
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③ 「チャットで購入」新興けん引 若者のSNS消費 商機(13面)
対話アプリで商品を購入できる「チャットコマース」市場をスタートアップがけん引している。
若者を中心に消費行動の舞台がSNSに移り、この変化を商機として捉えている。
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昨日たまたまLINEに関するセミナーを受講しました。
私の中ではLINEは若者の向けのツールという思い込みがありましたが、LINEユーザーが8,900万人に達し、利用者はほぼ人口分布と一致するといいます。
確かに商品購入に対するハードルは若者の方が低いかもしれませんが、月日が経てば、中高年も当たり前のようにチャットコマースで買い物をするようになっていくのではないでしょうか?
私自身もチャットコマースの実体験を重ねていこうと考えています。
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【編集後記】
今朝から「ハピネス・カーブ 人生は50代で必ず好転する」を読み始めました。
、、、年代がバレますね笑
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今日の読みどころは以上です。