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「超訳 LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の読みどころ

おはようございます。

昨日、国立国会図書館で「超訳 LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」をざっと読んできたので、読みどころをご紹介します。

まず、私は以前に「LIFE SHIFT」をしっかり読んだことがあります。

先週、国立国会図書館で「LIFE SHIFT2」を閲覧し、最初の本の方が読みやすかったなと思いましたが、「LIFE SHIFT」を読み返すのではなく、超訳版を読もうと思うに至りました。

さて、この「超訳LIFE SHIFT」は「LIFE SHIFT」が約400ページあるのに対し、約半分の200ページ少しです。

さらに、重要な箇所に棒線が引いてあることと、事例が日本版になっていることが大きな違いです。

それが如実に表れているのが、序章 これからの日本人に起こる10の変化です。

1. 人生100年が当たり前になる
2. 新しい職種とスキルが登場する
3. 3ステージの人生が終わる
4. 人生はマルチステージ化する
5. エイジとステージのリンクがなくなる
6. まだ見ぬ新しいステージが誕生する
7. 選択肢を持っておくことの価値が増す
8. 無形資産がより重要になる
9. 家庭と仕事の関係が変わる
10. 自分の再創造に時間を使うようになる

ここで3ステージの人生というキーワードについて補足しておきます。

3ステージの人生とは、これまで当たり前だった教育→仕事→引退の人生のことを指しています。

事例で出てくる約75歳、約50歳、約25歳のそれぞれのモデルケースも各世代ごとに大きく異なることを実感できます。

仮にこれを3世代家族だとすると、祖父母、父母、子どもの置かれる立場が大きく異なり、各世代での常識が通用しない関係になりかねないということですね。

簡単にいうと、若年化すればする程、ステージ数が増える傾向にあるため、前の世代が経験してこなかった生き方を模索する必要が出てくるということです。

後は、ステージが増えることにより、何歳になったから●●といった画一性が薄れ、年齢だけではその方の状況が判断できなくなるということですね。

いずれにしても、あなたが引退ステージにない限りは、自分の再創造に時間を掛けていくことが必須になってきます。

「LIFE SHIFT」を読んで時間が経っているのもありますが、「超訳 LIFE SHIFT」は、まとめてくれている分、より横断的に考えることができますね。

「LIFE SHIFT」で挫折した方、「LIFE SHIFT」を読んで時間が経つ方、人生100年時代に不安を感じる方に、この本をお勧めします。

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