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深夜の2時間DTM「シャッフルのリズムを用いた曲」

ほぼ3日ぶりくらいに今回投稿した曲を改めて聴いて思ったのは。。。もうちょっとりめちの調声、とくにピッチの修正してあげれば良かった💦
投稿から少し間が空いてしまいましたが、制作時を振り返っていきます。

シャッフルについては以前に何かの動画で軽く知ってはいたけど、スウィングとの違いがぱっと思い浮かなかったのでまずはシャッフルについて調べ。あ~三連符の真ん中の音を無くして「タッタタッタ」ってリズムね、ふむふむ。スウィングは「タッタ」の最初のタが少しのびて後ろにずれ込む感じかぁ。OK、ではシャッフルで有名な曲は~って沢山あるのね。シャッフルとは意識せずとも常日頃から触れてたのかぁと。そしてカーペンターズの「Close To You」に聴き入ること数分、うん、リファレンスはこれでいこう、ということで制作開始。

なんとなく今回はボーカルを入れたかったのでコードに時間をかけたくない、と思ったのと、ずっとピアノの練習で弾いてるスキマスイッチの奏のコードが合いそう、という謎の思い付きからピアノでコードをガシガシ打ち込み。奏はB♭メジャーで、Scaler2でコード進行をぽちぽち選択してトラックにポイと貼り付け。ほんと便利。Scaler2はコードのアイデア出しに使うこともあるけど、今回みたいに頭にあるコードを具現化?する際にも使用したりしてます。確かCubaseにも似たような機能があったけど、Scalerで慣れてしまったので。
ピアノ音源は最近はUADのRavelばっか使ってます。その前はKOMPLETEのNoire(ノワール)を使ってました。大概はRavelでなんとかなるけど、凄くやさしーく弾きたいときはNoireにする、というかんじで使い分けてます。
コードを打ち込み終わったところでbpmをCloseToYouくらいのテンポにし、
強拍だけピアノのコードを鳴らすように修正。ここでふと、このまえ入れたシンセ使ってみよっかなとなり、コードはピアノからシンセへ。SAMPLE SIENCEのMODULAR SYNTH VCOというフリー音源をいじいじ遊んでたらハーモニカっぽい音になったので採用!

インターフェースもカッコよくて好きです

ということで次はメロディー打ち込み。奏に引っ張られないよう意識しながら、あとシャッフルの跳ねる感じ?も出せたらと思いながら打ち込み。って結構スローテンポだから跳ねる感じは出せず、でした💦まぁいっか、ということでメロディー打ち込み完了。この時点ではまだ45分くらい。順調と思いきや今回はボーカル入れるから、調声と歌詞が待ってる。。。

絶対歌詞に時間がかかるから、その前にドラム系やっちゃっとこう、ってことでkickとsnapを1、3拍に、hihatを2、4拍に、三連符感を出したかったので弱めでhihatを刻むようにし、あとはアクセントでkickやOpen hihatを強拍以外のとこで鳴らしたら、kick以外をグループトラックでまとめ、グルーコンプ(Pulsar Mu)をうっすらかけてSendでVallhalaを通し、ドラムは一旦終了。ではいきますか、ボーカル。。。

ってことで、りめち(裏命)さん登場。うちにはミクさんとりめちが居るんですが、2hDTMは時間との戦いなので調声に時間のかかるミクさんはほぼ出番なく、MIDIファイル取り込んだ時点でそれっぽく歌ってくれるりめちが活躍してます(CevioAI様様、です)。今回もCevio立ち上げてMIDI読み込ませて、「ラ」でもいいから歌ってみてーってことで歌ってもらったら。。。めっちゃしんどそうwちょっとキー高かったかぁ、んじゃ1オクターブ下げてみたら…今度はかなり低い声に💦これは仕方ないか、ということでりめちが一番歌いやすそうなキーに変更。B♭からG#メジャーへ。で、歌詞入れ、というか歌詞を考えないとで。オケとメロディーを何度も流しながら、うんうん唸ってたら、後半部分のメロディーに対して「この想い伝わらなくて」というフレーズがふと思い浮かび、それが結構歌いやすかったので一旦りめちに打ち込み。あ、結構いいかんじ。んじゃこのフレーズをもとに歌詞を膨らませてみよう、となって、伝わらないなら言ってもしょうがない、言わない、言えない、みたいな言葉の連想と、メロディーとの相性(言い易さ、歯切れの良さ?とか)を考えながら言葉を選び、最後は母音のアから始まる言葉で韻を踏んでみるよう頭をフル回転。後半部分はなんとか形になったけど、前半部分どうしようかなぁ、なんて窓の外を見てたら「雲めっちゃ動くの速っ!しかも形も面白いな!」なんて思いながら、あ、今の形が良かったのにもう前の形には戻らないかぁ、なんか残念、いや、これなんか使えそう!ってなり、前半部分の歌詞を絞り出し始め。。。それと、全然重い話ではないけど、最近プライベートで想いのすれ違いみたいなことがよくあり、それに対してちょっと諦め的な思いもあったりしたので(改めて言います、全然大した話ではないですw)、そういう想いを歌詞っぽくちょっと重めにしたら、うん、ひとまず及第点くらいにはなりました💦
なんとか歌詞ができたので次は調声、ってことで、ささっと歌詞を打ち込んで一旦歌ってもらったら・・・うーん、だいぶねっとりな歌い方wテンポがゆっくりだからか全体的に発音のタイミングが遅いのかな。ひとまずタイミングの修正。母音は基本、拍に合うように、サ行とかタ行とかの子音は結構早めに発音させるように、を意識して修正。

次にピッチ。Cevioはしゃくれを結構自然に入れてくれるのと、後でオートチューニングをエフェクターでかけるので余程ひどくないかぎりはそのままでいけることが多い印象です。

こういう上がりきってないところは手描きで修正

そして最後にボリューム。ブレス音を削ったり、フレーズの最後のロングトーンのフェードアウトをボリュームで調整したり。今回は全然時間がなかったので気になった個所だけちょろっと修正しました。

ほんとはもっと調声したかったけど、もうこの時点で2時間超えてたので泣く泣く調声終了。。。
wavに書き出してdawに貼り付け、各種エフェクターを挿してボーカルトラック完了。今回はオケが少ないのでボーカルのEQは無しでいきました。オケが帯域を譲りましょう、というかんじです。

ボーカルによく挿す自分の定番エフェクト、かな

延長戦が板についてますね、よくないです😣でもどうしてもエレピでカウンターメロディーを入れたくて。。。おりゃーっと勢いでメロディー打ち込んで、エレピ、シンセ(キーも変更して)を簡単にエフェクター(EQ、コンプ、リバーブ)、各トラックのパン振りとボリュームを調整してMix終わり(もはやMixとは言えない。。。)。最後はいつも通りOzoneで整えてもらって完成。ほんといつも最後はぐでぐでです。。。今回は3時間でした😵

結局、あまりお題のシャッフルっぽさは感じ取れず、りめちの調声もあまりいいかんじとは言い難いんですが、それはそれで味がある?かんじに偶然なったのかなと💦意外に歌詞を考えるのが楽しかったのが今回の最大の収穫、でした(言葉の連想ゲームや韻を踏む、とか)。

皆さんの曲、どれもかっこよかったなぁ😊リズミカルに跳ねてて、もっと聴きたい!って思った曲がいくつもありました。最近スローテンポな曲が続いたので、次回あたりはアップテンポな曲にしたいです。

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