よみうりノート

読売新聞東京本社・人事部採用グループがお送りする「よみうりノート」です。学生に向けて、社員の活躍ぶりや読売新聞が力を入れるプロジェクトなどを紹介していきます。 頂いたコメントへの返信はしておりませんのでご了承ください。ご質問、ご意見は各記事のFormsからお願いします。

よみうりノート

読売新聞東京本社・人事部採用グループがお送りする「よみうりノート」です。学生に向けて、社員の活躍ぶりや読売新聞が力を入れるプロジェクトなどを紹介していきます。 頂いたコメントへの返信はしておりませんのでご了承ください。ご質問、ご意見は各記事のFormsからお願いします。

最近の記事

報道デザインの仕事とは

 こんにちは。読売新聞デザイン部です。新聞社では、大勢のデザイナーが働いているのをご存じでしょうか。今回は、新聞社に欠かせない報道デザインの仕事を紹介します。  新聞社で働くデザイナーは、グラフィックによって「ニュースを可視化する」のが仕事です。株価の動きや売上高の比較は、グラフがあれば一目でつかむことができます。関係者が何人もいるような複雑な事件の構図や政治の動きも、チャート図で示せば全体像を理解できるでしょう。難解な医療記事も、臓器や身体の図解があることで、理解を助けま

    • 新聞販売店の仕事に迫る

       こんにちは、人事部採用Gの渡辺歩希です。みなさんは新聞販売店を知っていますか? 毎朝ポストを開けると、雨の日も風の日も当たり前のように新聞が届いていますよね。ほぼ毎日、新聞を読者に届けてくれるのが新聞販売店です。読売新聞の販売店は「YC」(読売センター)と呼ばれています。  記者たちが取材し、その記事が新聞として印刷されても、だれかが読者のもとに届けないと情報を伝えることはできません。デジタル配信もありますが、紙は一覧性に優れ、広げて見ることで視野と理解が広がるという価値を

      • 新聞社の「広告」の仕事ってなんだろう?

         こんにちは、人事部採用Gの相原綾乃です。今回は、これから始まる各職種のインターンシップを前に、7つある職種を紹介する第二弾として、ビジネス職(広告)の仕事を紹介したいと思います!  読売新聞の新卒採用は7職種の職種別採用を行っていて、配属は確約されています。そのため、ミスマッチが起きにくいのが特長です。  その中でビジネス職(広告)はどんな仕事なのでしょうか。新聞紙面を広げると、食品、金融、書籍、ファッションブランドなど様々な新聞広告を目にしますよね。こうした紙面での広告展

        • 私たち、読売中高生新聞編集室です!

           2014年創刊の「読売中高生新聞」は今年11月、創刊10周年の節目を迎えます。6月14日には記念すべき500号も発行されました。    勢いに乗っている読売中高生新聞は、実は社会部の記者が制作しているって知っていましたか? 第一線で幅広いテーマを取材してきた記者たちが、総合的な知識や経験を踏まえて「10代に今、知ってほしいこと」を届けています。  今回は、中高生新聞編集室から読売中高生新聞を愛してやまない2人の記者を招き、制作の裏側を語ってもらいました。読売新聞本紙とはひ

          新入社員(24年)に就活のこと聞いてみました!

           こんにちは、人事部採用Gの渡辺歩希です。読売新聞の新卒採用では全7職種の職種別採用を行っています。利点はなんといっても、配属のミスマッチが起きないことはもちろん、自分が働きたいと思った職種のプロフェッショナルになる事ができる点です。その7つの職種の1つとして、経営管理職があります。今回はこの春(2024年)に経営管理職で入社した4人に、就職活動の事などをざっくばらんに話してもらいました。 1 経営管理職とは?  そもそも、経営管理職って何だろうと思うかもしれません。ざっ

          新入社員(24年)に就活のこと聞いてみました!

          「インプレゾンビ」を追え!

           こんにちは。人事部採用Gの渡辺歩希(わたなべ・あゆき)です。突然ですが、「インプ稼ぎ」をご存じでしょうか?SNSで話題となっている投稿の返信欄に、そっくりそのままコピペした内容の投稿や、カタコトの日本語での投稿がずらっと並び、閲覧したい投稿が埋もれてしまった経験はありませんでしょうか?  このように、投稿のインプレッション(閲覧数)を稼ぎ、広告収益分配を得ようとしている行為を「インプ稼ぎ」と呼び、そうしたアカウントが大量に発生している様をとらえて「インプレゾンビ」と呼びます

          「インプレゾンビ」を追え!

          取材にいかす、ママの視点      ~支局で子育てする若手記者たち~

           こんにちは!人事部採用Gの鶴田瑛子(つるた・えいこ)です。2019年に記者職で入社し、初任地の千葉支局を2月に卒業して、この度採用Gにやってきました。読売新聞では、新人記者は全員が地方総支局を経験しますが、今回は、そんな地方総支局で子育てに奮闘しながら働いている、私と同年代の女性記者2人を紹介します。さいたま支局の岡田実優(おかだ・みゆ)記者と、横浜支局の阿部華子(あべ・はなこ)記者にお話を聞きました。 1: 印象に残った虐待事件  2018年入社の岡田記者はさいたま支

          取材にいかす、ママの視点      ~支局で子育てする若手記者たち~

          能登半島地震  あの日、私は輪島にいた

           こんにちは、読売新聞輪島支局で記者をしている福原悠介です。私は1月1日以来、最大震度7を観測した「能登半島地震」の取材を続けています。2024年5月で発生から4か月が過ぎましたが、今でも災害の爪痕は深く残っており、被災者の皆さんも同様に心に深い傷を負っていると感じることが多くあります。このノートでは地震発生直後から数日間を振り返りながら、「読売新聞だからできたこと」を等身大でお伝えしたいと思います。 1:東京出身者、輪島に魅せられる  最初に、簡単な自己紹介をさせてくだ

          能登半島地震  あの日、私は輪島にいた

          「よみうりランド」に行ってみた!

           初めまして、読売新聞人事部採用グループの渡辺歩希です。読売新聞の主要なグループ企業である「よみうりランド社」は今年(2024年)、遊園地の開園60周年を迎えました。東京・神奈川にまたがる 多摩丘陵に遊園地を持ち、戦後から各種レジャーに力を入れてきたよみうりランド社は、近年、その事業領域を広げています。今回は、グループ企業の訪問1回目。よみうりランド遊園地とその周辺に足を運び、変化し続ける様子を取材してきました! 1 「無から有を引き出せ」  東京都心から京王線、もしくは

          「よみうりランド」に行ってみた!

          伝統文化を守り、未来に繋いでいきたい!

           こんにちは。2018年入社で事業局出身の細田ひかりです。「いま、何の仕事をしてるの?」と問われると、私はここ1年、「とにかく『伝統文化』!」と答えています。読売新聞グループ本社社長室には文化芸術企画部という部署があり、そこで「Action!伝統文化」というプロジェクトに携わっているのです。今回は、読売新聞が一企業ながらも、この国の伝統文化を守ろうという趣旨に賛同してくれる仲間を増やし、未来に繋ごうとしている活動の一端をお伝えできればと思います! Action1:生まれ立て

          伝統文化を守り、未来に繋いでいきたい!

          若手・中堅社員が描く読売新聞の「未来予想図」

           こんにちは、人事部の城殿恵です。読売新聞は2024年で創刊150周年になります。それに合わせて、若手・中堅社員たちが約1年かけて、働くうえでの心の拠り所になるものをまとめる活動をしてきました。全社員アンケートをしたり、役員に話を聞いたりして、社員や経営層が大切にしている価値観を聞き取りました。そうした思いを文章にして、1月には「読売行動指針」と名付けて公表しました。内容はずばり、「新聞社を超える新聞社を目指す」というものです。活動を振り返りつつ、その意味するところをお伝えし

          若手・中堅社員が描く読売新聞の「未来予想図」

          記者たちで作る能登地震被災状況マップ(記者の現場#7)

          こんにちは、人事部採用Gです。元日の夕方、皆さんはどう過ごしていたでしょうか。 1日夕、石川、新潟、富山県などの広い範囲を大きな地震が襲いました。帰省中で家族団らんの時間を過ごしていた方も多かったと思います。 読売新聞でも金沢支局はもちろん、本社や他県からも記者やカメラマンたちが続々と現地入りし、総力態勢で状況を伝えています。 読売新聞のニュースサイト「読売新聞オンライン」(https://www.yomiuri.co.jp/)では1日、記者たちが撮影した被害の様子を地

          記者たちで作る能登地震被災状況マップ(記者の現場#7)

          「戦争投書アーカイブ」ご存じですか?(記者の現場#6)

            読売新聞社の公式サイト「読売新聞オンライン」(YOL)に2023年7月、「戦争投書アーカイブ」https://www.yomiuri.co.jp/serial/webkiryu/wararchive/) というコーナーがオープンしました。戦時下の暮らしを多くの人に知ってもらおうと、太平洋戦争の戦中~戦後を中心に、当時の読売新聞に掲載された読者投稿をアーカイブ化したものです。コーナー新設の中核を担ったのが、世論調査部で投書を担当する服部有希子(はっとり・ゆきこ)記者です。

          「戦争投書アーカイブ」ご存じですか?(記者の現場#6)

          「トー横」に集う若者たちの声を聴く

          こんにちは。採用Gの田中です。 今回は、居場所のない全国の若者が集まることで知られる新宿歌舞伎町の「トー横」を取材をした元社会部・山田佳代(やまだ・かよ)記者をご紹介します。 歌舞伎町を歩いて  山田記者は最近、社会部から若手記者を育成する部署に異動しました。地方支局に赴任する前の新人の準備研修や、すでに赴任した記者たちのスキルを伸ばしてあげる立場です。  まずは、取材にあたり、私も、山田記者と一緒に歌舞伎町の『トー横』周辺を少し歩いてみました。新宿駅東口側から歌舞伎

          「トー横」に集う若者たちの声を聴く

          「僕は震災を知らない」

          こんにちは。採用Gの田中です。  2011年3月11日に発生した東日本大震災。地震が起きたまさにそのとき、自分が何をしていたか、鮮明に覚えている方も多いのではないでしょうか。私もその一人です。12年が過ぎた今も、読売新聞の記者たちにとって、この震災は大きな取材テーマの一つです。今回は、地方支局に赴任した若手が、このテーマにどう取り組んでいるか、ご紹介したいと思います。 震災の時は日本にいなかった 震災、そして復興に向けた動きについて多くの記事を執筆している盛岡支局(岩手県

          「僕は震災を知らない」

          ウクライナを取材した私たちが伝えたいこと

           こんにちは。人事部採用Gの鈴木毅彦(すずき・たけひこ)といいます。現在、人事部にいますが、私は写真記者=カメラマンでもあり、普段は報道カメラマンを目指す学生さんと、良くお話ししています。今回はこの場を借りて、写真部が東京・銀座で開催中の写真展「ウクライナ 戦禍を生きる」(会期:3月30日まで、場所:東京・銀座の「ソニーイメージングギャラリー」)を紹介させていただきたいと思います!  ロシア軍によるウクライナ侵略が始まってから、2月24日で1年がたちました。読売新聞の写真部

          ウクライナを取材した私たちが伝えたいこと