親から伝える!得意なことの見つけ方

みなさんは「得意なこと」や「長所」はありますか?

どんな場面でそれを見つけてきましたか?生活する中では特に意識することのないそれらですが、子どもたちはこれから自分自身を見つめなおして、それらを自覚していくこととなります。

 特に、入試において。面接において。自己PRを行う場面がでてきます。就職において、大人になってからもことあるごとに出番があるでしょう。勉強を教えることが中心の我々講師にも、生徒たちから「私の長所はなんだと思いますか?」と聞かれることがあります。
 

「得意なこと」を見つけるためには、多くの経験が必要です。通ってこなかった分野で得意だ、と言えることはないでしょう。「長所」を見つけるためには、周囲の人とのコミュニケーションが必要です。ほかの人より自分はここに自信がある、そんな出来事に気づく必要があります。

 自分で考えることももちろんですが、家族や周囲の人とかかわる中で長所を見つけていくこともできます。重要なのは「声かけ」です。日々、家での生活の中でも、子どもが手伝いをしてくれたとき「よく気が利くね」と声をかけたり、長時間ゲームをしているとき「集中力があるね」と声をかけたり、妹弟との関わりの中で「面倒見がいいね」と声をかけたり…。小さな行動をポジティブに言い換えて伝えてあげることで、子どもたちは「自分はこんなことが良いところなんだ」と知ることができます。日々の声掛け、すなわち「褒め」から、自己承認ができるようになるのです。

 自分の嫌なところはすぐ見つけられても、良いところはなかなか発見できないものです。大人の私たちもそのような経験はないでしょうか。子どもたちを褒めてみましょう。小さな積み重ねが子ども自身の長所・得意なことを見つけるきっかけになるかもしれません。

今後の大きな励みとなります。 有給きれても、きっとなんとかなるさ..