東京衛生病院でのコロナ禍出産レポ⑥
前回のGCT再検査で妊娠糖尿病が確定したわたし。すぐに管理入院となりました。
スケジュールの都合を聞かれて、早ければ週明け月曜日でどう?みたいな感じでサクサク入院の日程が決まりました。ベッドの空きは十分な様子。
管理入院とは?
血糖値測定の手技と血糖値コントロールのための食事法を学ぶことを目的とした入院です。現在はコロナ禍で1泊2日となっています。治療は特にありません。
具体的に何するの?
ざっくりいうと、食べて、寝て、血糖値を測って、おしっこを貯めます(腎機能の検査)。
血糖値測定は退院後も続くので、わたし専用の血糖値測定器を貸し出されました。細かい手技についてはナースステーションで指導を受けます。
一泊二日のスケジュール
〇1日目〇
11時頃 入院
昼食前の血糖値測定
12時 昼食
昼食2時間後の血糖値測定
==お風呂など==
夕食前の血糖値測定
18時 夕食
夕食2時間後の血糖値測定
22時 就寝前の血糖値測定
〇2日目〇
6時半 起こされる ←寝起きドッキリさながらのウィスパーボイスで起こされてかなりびっくりした。。
朝食前血糖値測定
7時半 朝食①
2時間後血糖値測定
10時半 朝食②
11時半 栄養指導
退院
2日目から6回分割食(分食)に変更
1日目の血糖値が高めに出てしまったので2日目は分食(1回分の食事を二回に分けて食べること)になりました。
1回に一食の半分の量の食事をとります。そして、2時間後にまた食事。
二回目の分食は、おいしくないおかずをおいしくないとわかったうえで食べないといけないので、少しつらかったです。。
とはいえ、2日目は栄養指導を受けて昼食前にすぐに退院になったのでそこまでつらくはなかったか。
このすぐ1週間後に再入院になり、丸3日分食をした時は本当にしんどかった。。
感想
とにかく一日中血糖値を測って指先が痛い!針をバチーンと刺して血を採るので、慣れるまで痛いです。慣れてからもそれなりに痛いです。
そして、分食のスケジュールが忙しい!!
退院前の栄養指導では分食のコツを伝授してもらいましたが、栄養指導ってホントわかりにくい!!栄養指導の間中ずっと白目でした。
お米を80gとか、グラムで言われてもわかんねえ・・
糖質(炭水化物など)を食べると血糖値が上がるけど、赤ちゃんのエネルギーになるから糖質制限はしないでね!って、矛盾の極み・・・!
番外編 ~巨大な尿瓶でライバルたちと競いあう~
入院中、腎機能に問題がないかを検査するために、まる一日分の尿をトイレに置かれた巨大な尿瓶に貯めるよう言われました。
いちおう目隠しはしてありましたが、巨大な尿瓶が3~4個ずらりと並んだ棚がある光景。こんな景色にはなかなかお目にかかれないだろう。
ずらりと並んだ尿瓶には、同時期に同じ検査を受けているのであろうライバル(心友)たちの尿量がまるみえ。
とても、闘争心がくすぐられる。
どの瓶よりもたくさん貯めたい。そんな気持ちがむくむくとわいてきた。
(勝手に)ライバルたちと競いあい、いい勝負ができました。
お会計
妊娠糖尿病管理入院:26,780円
ここまでの合計
72,940円
家に帰ってからも血糖値測定は続きます。血糖コントロールがうまくいかなければインスリン注射が必要になるといわれて退院したところ・・・。
次回、インスリン指導のため再入院が必要になったお話を書きます。
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