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--Trivia of Xmas[ツクリビアvol.5]

明日は待ちに待ったクリスマスですね🎄
今回の記事では、クリスマスにまつわる雑学を7つに厳選して紹介していきます。クリスマスに予定がある人は話のネタとして、ない人は暇つぶしとして楽しんで頂ければなと思います。

1.キリストの誕生日

「クリスマスって何の日?」と問うと、多くの人が「キリストの誕生日」と答えると思います。確かにこの日はキリストの降誕を祝う日とされています。しかし、結構有名な話ですが、実際には12月25日はキリストの誕生日ではないと言われています。
聖書の記述を見ると、羊飼いたちが野宿で羊の群れを見張っていたときにキリストの誕生を知らされたと言います。しかし、11月以降は冬期かつ雨期であるため、冬が明けるまでは羊飼いが野営することはないと言います。その他様々な論点がありますが、いずれもキリストの誕生日が12月25日でないことが結論付けられています。

——筆者の主観——
キリストが馬小屋で生まれたことはかなり知られていますが、12月の馬小屋なんて想像するだけで凍えてしまいます。そんな中で出産なんて、さすがに考えにくいですよね。常識的にも、キリストの誕生日が12/25でないことは理解に難くないと思います。

ではなぜ12月25日がクリスマスなのか。それには他の宗教の存在が大きく影響しています。この12月25日には、他の宗教の祝祭が重なっており、布教拡大を狙って、この日を「キリストの誕生を祝う日」と定めたと言われています。

✳︎ちなみに、12/25はキリストの誕生日ではありませんが、ニュートンの誕生日です。クリスマスには彼の功績に思いを馳せ、物理の勉強でもしてみるのはいかがでしょう。

カオス

2."Christmas" or "Xmas"

皆さんは「クリスマス」と正しく英語で綴れるでしょうか。考えてみると、"Christmas"と"Xmas"の2つのスペルがあります。なぜ2種類あるのか、どういった由来なのか、それぞれみていきましょう。
"Christmas"の由来はそのまま「Christ(キリスト)+Mass(ミサ)」で、「キリストの降誕祭」を表しています。こういったスペルからも、本来クリスマスという日が何の日なのか伺うことができますね。
一方、後者はどうでしょうか。こちらは、ギリシャ語でキリストを指す「Χριστός(クリストス)」という言葉の頭文字が由来です(つまり、"Xmas"の「X」は本来、「エックス」ではなく「Χ(カイ)」というギリシャ文字です)。

3.サンタの正体と靴下

サンタの正体は一体誰なのか。多くの人は「お父さん」と答えるでしょうが、そういうことではありせん。実はサンタクロースは、実在の人物がモデルとなっています。
サンタクロースのモデルとされるのは「聖ニコラウス」という人物です。彼は貧しい人を哀れみ、善行を行っていたという心優しい人物と言われています。そんな彼には次のような逸話が残っています。

当時は貧富の差が激しい時代。そんな中、その家では貧しさゆえに3人の娘を嫁がせなければならない事情がありました。それを哀れんだ聖ニコラウスは、夜中こっそりその家に赴き、窓(煙突ともいわれています)から金貨を投げ入れました。するとその金貨は、暖炉のそばに干してあった靴下の中に入ります。その金貨によって、娘たちの身売りを避けることができました。

ちなみに、金貨1枚を現在の勝ちに直すと10~12万円になるそう。そんな大金を人のために捧げ、貧しい人々を救う。ものすごく人徳のある人物だったと言えるでしょう。また、靴下にプレゼントを入れるというしきたりも、この出来事に由来すると言われています。

終わりに

どうだったでしょうか。クリスマスという文化には、まだまだ知らない奥深さがありそうです。今回の記事で紹介しきれなかった雑学も多いので、今後も順次更新していきます。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

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