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無くしてわかるありがたさ

「無くしてわかるありがたさ、親と健康とセロテープ。」
というのはニチバンのキャッチコピーですが。

断捨離をしていると、これは捨てようかどうしようか悩むことがあると思います。

そんなときは一時的に使わない、手放してみることをおすすめします。
「捨てようか迷って一度手放してみる」というのはけっこう面白い体験です。
実際にやってみて、自分なりの無くしてわかったありがたいものリストをつくってみると楽しいです。

ちなみに私の無くしてわかったありがたいものリストは以下のとおり。

  • 財布

  • 時計

  • 布団

  • シャンプー

  • 甘いもの

  • インターネット

以下はそれぞれのエピソード。

【財布を手放したときの話】
スマホで支払いができるし、財布を持たなくても生活できると思って使わないで生活していた時期があります。
その時、財布なしで京都に旅行に行きました。
すべてスマホで会計ができて便利だったのですが、地図アプリを何度も確認したためかスマホの充電の減りが早く、これはちょっと危ないかもとなりました。
あと財布を持ち歩かないとなんとなく不安でした。
現金をそのまま持ち歩くという手段もありましたが、なんとなく収まりが悪く、私は財布を持っている方が安心できることに気づきました。

【時計を手放したときの話】
部屋にかける大きめの時計が壊れたとき、時計がなくても生活できるかも、スマホに時計あるし。と思って時計のない部屋で生活していた時期がありました。
生活している間特に不便することは無かったのですが、ふと、使われてない時計のことを思い出して、それを壁にかけてみたら朝少し余裕をもって出勤できるようになったのです。
時間を気にして余裕のない生活したくなかったのに、時間を気にすることで余裕が生まれたのは新たな気づきでした。

【布団を手放したときの話】
布団がなければ部屋がすっきり見えるかもしれない、と床で寝る生活をしようとしたことがあります。
一晩ねてみたら、体が痛くなってこれはダメだ。平気な人もいるようですが私には無理でした。

【シャンプーを手放したときの話】
ミニマリストのブログを見ていると、石けん一つだったり、お湯のみで全身を洗っていたりする方もいて、面白そうだなと思い試してみたのですが、とにかく不快。
一週間乗り越えればいい感じになると書いてあったりするのですが、不快過ぎて無理でした。
お風呂に入ったらさっぱりしたいという自分の気持ちに気付けました。

【机を手放した時の話】
これもミニマリストのブログの影響。何もない部屋で生活してみたいと思って机なしで数日間生活してみました。
床でパソコン作業したり、動画を見たり、本を読んだり。作業しているときはあまりツラくはなかったのですが、後々背中や腰が痛くなりました。あと、本やパソコンのモノの置き場に困りました。またすぐ使うから収納するのもちょっと手間だし、かといって、床に放置していると散らかって見えるのが地味に気持ち悪くて、机を部屋に戻しました。

【甘いものを手放した時の話】
ナッツやフルーツで過ごせば健康に良さそう!と思ってお菓子を買うのをしばらくやめてみたのですが、ナッツはチョコの代わりにならない、というのが私の結論。
チョコを食べたいと思ったら、チョコを食べるのが満足度高いです。

【インターネットを手放した時の話】
引っ越しのときにネット回線の契約を忘れて、スマホのギガもなくなって、インターネットなしで過ごさざるを得なくなったのですが、本当に不便だし、Youtubeを見たくて仕方ありませんでした。
旅行のときはネットなしで過ごせているから大丈夫だろうと思っていたのですが、考えが甘かった…。
ネット中毒気味なので治す期間にちょうどいいやと考えたのですが、そう簡単に治らないです。
今はとりあえず、スマホのギガを増やしてテザリングでネットに繋いでます。
部屋にネットがあるって私にとっては大事なことだなと気づけました。
noteもスマホのアプリだとやっぱり書きにくかったです。
キーボードを購入したのでそれで書き心地が変わるか試してみようと思います。

ネットが無いと不便とか、シャンプーしないと気持ち悪いとか、当たり前といえば当たり前のことを書きましたが、あえて手放してみて、そこに気づくというのが面白い体験です。
意外となくても大丈夫だったなというものもあったりします。
私の場合はコンディショナーとか、乳液とか、カーペットとか、スマホケースとか…。

さぽさぽさぽ~と♪